技術分野
車両側面衝突(以下、側突と記す)時の入力,あるいは車両走行時の路面からの入力による車体構成部材の形状崩れを抑制するようにしたオープンカーの側部車体構造
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】柱部材とクロスバーとの結合力を高めることにより、側突性能や乗り心地を改善できるオープンカーの側部車体構造を提供する。 【解決手段】ロールバー16aを有する第1のクロスバー16と、該第1のクロスバー16の車幅方向両端部16bを支持する左,右の柱部材18と、該柱部材18と左,右のピラー部材6とを連結する第2のクロスバー17と、該第2のクロスバー17の下方でかつ前記柱部材18の車内側に配設されたシートベルトリトラクタ取付けブラケット19とを備えたオープンカーの側部車体構造において、第2のクロスバー17とシートベルトリトラクタ取付けブラケット19とを連結部材30により柱部材18を介在させて連結する。 【選択図】図2
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、前記従来構造では、側突荷重を補強部材を介して車体構成部材全体に効率よく伝達できるという利点を有するものの、柱部材と下クロスバーとの結合力が十分とはいえない。このため側突時,走行時の入力の如何によっては、左,右の柱部材とこれを連結する上クロスバーとが左右に倒れたり、左,右の柱部材がそれぞれ前後に変位したりすることにより四角形状に崩れが生じるおそれがあり、側突性能や乗り心地に悪影響を与えるという懸念がある。このように現状の構造では結合力が不十分であることから、さらなる改善の余地がある。
本発明は、前記従来の状況に鑑みてなされたもので、柱部材とクロスバーとの結合力を高めることにより、側突性能や乗り心地をさらに改善できるオープンカーの側部車体構造を提供することを課題としている。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は、シート後方の左,右ピラー部材の車内側に配設され、ロールバーを有する第1のクロスバーと、前記シート後方に配設され、下端部がフロアメンバに結合され、上端部に前記第1のクロスバーの車幅方向両端部が結合支持された左,右の柱部材と、前記第1のクロスメンバの下方に配設され、前記左,右のピラー部材と柱部材とを架け渡すように連結する第2のクロスバーと、該第2のクロスバーの下方でかつ前記柱部材の車内・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、ピラー部材と柱部材を連結する第2のクロスバーと、該第2のクロスバーと柱部材との間に配設されたシートベルトリトラクタ取付けブラケットとを連結部材により柱部材を介在させて連結したので、左,右の柱部材と第2のクロスバーとで構築される車両正面視四角形状のコーナー部分の結合力を高めることができる。その結果、側突時,走行時の入力により前記四角形状が崩れるのを効果的に抑制することができ、側突性能や乗り心地を高めることができる。
またシートベルトリトラクタ取付けブラケットは連結部材を介して柱部材に連結されているので、前記リトラクタ取付けブラケット自体の取付け剛性を高めることができ、走行中にシートベルトが揺れ動いたりするのを抑制することができ、この点からも乗り心地を改善できる。
さらに前記連結部材を設けるだけで、側突時の荷重伝達及び乗り心地の向上といった2つの異なる性能の改善効果が得られる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の実施例1によるオープンカーの側部車体の斜め前方から見た斜視図である。
【図2】 前記側部車体の車両前方から見た正面図である。
【図3】 前記側部車体の断面図(図2のIII-III線断面図)である。
【図4】 前記側部車体の断面図(図2のIV-IV線断面図)である。
【図5】 前記側部車体の断面図(図2のV-V線断面図)である。
【図6】 前記側部車体の断面図(図2のVI-VI線断面図)である。
1 側部車体
3a フロアメンバ
6 センタピラー(ピラー部材)
16 第1のクロスバー
16a ロールバー
16b 左,右端面(車幅方向両端部)
17 第2のクロスバー
18 柱部材
18a 下端部
18c 上端部
19 シートベルトリトラクタ取付けブラケット
19b 連結部(下側連結部材)
28 中継ブラケット
30 連結部材
31 上側連結部材
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