技術分野
電磁誘導を利用してワークを加熱する誘導加熱装置
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】ワークを効率良く均一に加熱する。
【解決手段】誘導加熱装置1は、ワークWの収容空間S1を有する本体部2と、本体部2に巻回される誘導コイル4とを備える。本体部2は、この収容空間S1を区画する側壁部6を備える。側壁部6は、誘導コイル4を収容する閉空間S2を備える。誘導加熱装置1は、外気を側壁部6の閉空間S2に導入する導入部16と、閉空間S2内の空気を本体部2におけるワークWの収容空間S1に導出する導出部17とをさらに備える。
【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
従来の誘導加熱装置では、単純な構造を有するワークの加熱には適するものの、例えば自動車部品のように多様で複雑な形状を有するものを加熱する場合には、以下のような問題があった。
例えば、トレーリングアーム式サスペンションは、の特許文献2に開示されるように、左右一対のトレーリングアームと、これら一対のトレーリングアームを連結するトーションビームとを有するものである。このサスペンションにおいて、トレーリングアームとトーションビームとは、その長手方向が交差するように構成される。サスペンションは、防錆等の目的により電着塗装が施されるため、これによる塗膜を適切な温度で加熱して乾燥(焼付)させる必要がある。
しかしながら、このサスペンションのように、トレーリングアームとトーションバーとが交差して構成されるワークに対して誘導加熱を行う場合、トレーリングアームを誘導コイルによる磁界の向きに沿うように配置すると、トーションバーが磁界の向きに交差するように配置されることになる。この場合、トレーリングアームには磁界による誘導電流が流れ易いが、トーションバーには誘導電流が流れ難くなる。したがって、トレーリングアームには所期の加熱を施すことができるが、トーションバーに対しては加熱に長時間を要していた。このように、従来の誘導加熱装置には、ワークを効率良く均一に加熱することができないという問題があった。
本発明は、の事情に鑑みてなされたものであり、ワークを効率良く均一に加熱することが可能な誘導加熱装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明はの課題を解決するためのものであり、ワークの収容空間を有する本体部と、前記本体部に巻回される誘導コイルとを備える誘導加熱装置であって、前記本体部は、前記収容空間を区画する側壁部を備え、前記側壁部は、前記誘導コイルを収容する閉空間を備え、外気を前記閉空間に導入する導入部と、前記閉空間内の空気を前記収容空間に導出する導出部とをさらに備えることを特徴とする。
【発明の効果】
本発明によれば、ワークを効率良く均一に加熱することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】誘導加熱装置の斜視図である。
【図2】図1におけるII―II線断面図である。
【図3】図1におけるIII―III線断面図である。
1 誘導加熱装置
2 本体部
4 誘導コイル
6 側壁部
7 底部
16 導入部
17 導出部
S1 ワークの収容空間
S2 閉空間
W ワーク
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