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公報発行日 2016年11月10
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【図1】Ang II(1μM)で刺激され、ミトコンドリアROSの指示薬であるMitosox(5μM)を取り込んだ新生仔心筋細胞のフローサイトメトリー分析のグラフである。
【図2】昇圧量のAng IIを投与後の血圧に対するSS−31の効果を示す一連のグラフである。図2Aはベースライン時と、皮下注入ポンプによるAng II(1.1mg/kg/d)の投与後とにおける、マウスの血圧の典型的なトレース図である。図2BはAng IIによって、収縮期血圧が27.2mmHg、拡張期血圧が24.8mmHgと有意に増加したことを示す。
【図3】SS−31が、Ang II誘発心臓肥大と拡張機能障害とを改善することを示す一連のグラフである。図3Aは4週間、Ang II(1.1 mg/kg/d)を投与することで、WT対照マウスのLVMIが有意に増加したことを示す。SS−31(3mg/kg/d)を同時投与することで、ミトコンドリアカタラーゼの誘導性過剰発現のあるマウスで観察されるもの(i−mCAT、右側の図)と同程度に、LVMIにおけるAng II誘発増加が有意に弱まった(左側の図)。図3Bはミトコンドリア抗酸化物質の有無によって、Ang II投与4週間後の左心室拡張末期径(LVEDD)が有意に変化しなかったことを示す。図3Cはミトコンドリア抗酸化物質の有無によって、Ang II投与4週間後の短縮率(FS、%)が有意に変化しなかったことを示す。図3DはAng IIの投与4週間後にはEa/Aaの組織ドップラー法によって測定された拡張機能は有意に低下したが、これはSS−31又はmCATの遺伝子過剰発現によって有意に改善されることを示す。
【図4】SS−31が、Ang II誘発心臓肥大と線維症を弱めることを示す一連のグラフである。図4AはAng IIは心臓の質量(脛骨長に正規化)を有意に増加させたが、これはSS−31によって有意に弱められることを示す。図4Bは心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)遺伝子発現の劇的な増加を示した定量PCRである。これは、SS−31によって有意に予防された。図4CはAng II投与後に実質的な血管周囲線維症(PVF)と間質性線維症(IF)とを示す典型的な組織病理学的所見である。これは、SS−31処置が施された心臓では良好に保護された。図4Dは青色トリクローム染色の定量分析は、Ang II投与後に心室線維症が有意に増加したことを示した。これは、SS−31によって有意に弱められた。図4Eは定量PCRは、Ang II投与後のプロコラーゲン 1a2 mRNAのアップレギュレーションを示した。これは、SS−31を投与した心臓では有意に減少した。
【図5】4週間のAng II処置後に増加したミトコンドリアタンパク質カルボニルとミトコンドリア発生のシグナル伝達を示す一連のグラフである。これは、SS−31で防止された。図5Aは4週間のAng II処置によって、タンパク質酸化的損傷の指標である心臓のミトコンドリアタンパク質のカルボニル含有量を有意に増加させたことを示す。これは、SS−31によって有意に改善された。図5Bは定量PCRによって、ミトコンドリアバイオジェネシスにおける遺伝子の有意なアップレギュレーションが定量PCRによって明らかになったことを示す図である。このすべてがSS−31によって、生理食塩水群と比較して*p<0.05、Ang II処置群と比較して#p<0.05弱められた。
【図6】SS−31がNADPHオキシダーゼの下流に作動し、p38 MAPKの活性化とAng IIに応答したアポトーシスを減らすことを示す一連のグラフである。図6AはAng II投与後にNADPHオキシダーゼの活性が有意に増加したことを示す。SS−31の著しい効果は見られなかった。図6Bは4週間のAng II処置によって、開裂(活性化)したカスパーゼ3の増加で示されるように、アポトーシスが有意に誘導されたことを示す。これは、SS−31によって有意に弱められた。図6CはAng IIによる処置後、p38 MAPキナーゼのリン酸化は有意に増加したことを示す。これは、SS−31処置をおこなった心臓で有意に低くなった(上のグラフ)。Ang IIによる処置後、p38 MAPのタンパク質濃度も増加した。
【図7】SS−31がGαq過剰発現マウスの心臓肥大と心不全を改善したことを示す一連のグラフである。生後16週齢時点のSS−31処置の有無によるGαqマウス及びWT同腹子の心エコー検査の結果である。図7Aは4週間(生後12〜16週齢)、SS−31(3 mg/kg/d)の処置によって、Gαq過剰発現マウスでのFSで示されるように、収縮機能の低下を有意に改善したことを示す。図7BはGαqマウスの心腔拡大がSS−31によって、p=0.08というきわどい有意性で、わずかに弱められたことを示す。図7CはGαqマウスの拡張機能がSS−31によって、0.06というきわどい有意性で、わずかに弱められたことを示す。図7DはGαqマウスの心筋性能指数(MPI)の悪化が、SS−31によって著しく改善されたことを示す。図7EはGαqマウスの正規化心臓質量の増加はSS−31によって、実質的に守られたことを示す。一方、正規化肺質量の増加はきわどい有意性(p=0.09)でSS−31によるわずかな効果が示された。
【図8】Ang II及びGαqで誘発された心筋症に対するミトコンドリア抗酸化物質SS−31の考えられる効果を説明するための略図である。ミトコンドリア抗酸化物質SS−31はアンジオテンシンII受容体、Gαq、NADPHオキシダーゼの下流、p38 MRPKとアポトーシスの上流に作用する。
【図9】心臓線維症、Coll 1a2遺伝子の心臓発現及び心臓のミトコンドリアタンパク質のカルボニルに対する4週間のSS−31処置による作用を示す一連のグラフである。図9Aは4週間のSS−31処置によっても心臓線維症に対する有意な変化がないことを示す。図9Bは4週間のSS−31処置によっても、Coll 1a2遺伝子の心臓発現に対して有意な変化がないことを示す。図9CはAng IIの投与後に心臓のミトコンドリアタンパク質のカルボニルが有意に増加したことを示す。これは、SS−31によって減少した。
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