技術分野
火災感知器の火災検出部の試験を行う火災報知設備及び火災感知器に関するものである。
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】火災感知器の試験タイミングの重なりを防止できる火災報知設備を提供する。 【解決手段】火災受信機10からの伝送線L1、L2に複数の火災受信機20が接続された火災報知設備において、火災感知器20は、各火災感知器20で固有に設定された自己のアドレスが記憶された記憶部24と、火災受信機10からの試験結果返送命令、又は他の火災感知器からの試験結果信号を伝送線を介して受信する送受信部25と、赤外線センサー23の試験を実行する制御部21とを備え、制御部21は、伝送線L1(又はL2)に接続される火災感知器20のうちで、自己よりもN回前に試験を実行する火災感知器20から送信される試験結果信号を送受信部25が受信すると、又は自己よりもN回前に試験を実行する火災感知器宛に送信される試験結果返送命令を受信すると、自己の赤外線センサー23の試験を実行する。 【選択図】図3
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、各火災感知器にそれぞれタイマーを内蔵し、そのタイマーにより、異なるタイミングで赤外センサーの動作試験を行うものもある。火災感知器に用いられるタイマー(特許文献1のタイマーも含む)として、例えばCR回路の充放電回数で時間を計測するものが多く、長時間に亘って使用した場合には、火災感知器のタイマーの計測時間に誤差を生じることがある。また、火災感知器を故障等により交換した場合には、交換作業による電源投入のタイミングズレの影響により試験のタイミングが重なることがある。このような状態となった場合には、試験時に大きな電流が流れ電源容量のオーバーとなったり、配線抵抗による電圧降下によって火災感知器の電源電圧が大きく変動し、火災感知器の機能を保てなくなる場合がある。
本発明は、前述のような課題を解決するためになされたもので、火災感知器を1台ずつ順に試験を行って火災感知器の試験タイミングの重なりを防止できること、さらには、火災感知器を1台ずつ順に試験を行うような構成であっても、火災感知器を交換したときの電源投入のタイミングズレによる火災感知器の試験タイミングの重なりを防止できる火災報知設備及び火災感知器を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明に係る火災報知設備は、火災受信機からの伝送線に試験機能付き火災感知器が複数接続され、前記火災受信機は、伝送線を介して各火災感知器に試験結果返送命令を送信し、前記各火災感知器は、該試験結果返送命令への応答として、前記伝送線を介して前記火災受信機及び他の火災感知器に試験結果信号を送信する火災報知設備において、前記火災感知器は、各火災感知器で固有に設定される自己のアドレスを記憶するアドレス記・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、伝送線に接続される火災感知器のうちで、自己よりも1つ前に試験を実行する火災感知器から送信される試験結果信号を前記受信手段が受信すると、又は、自己よりも1つ前に試験を実行する火災感知器宛てに送信される試験結果返送命令を受信すると、自己の火災検出部の試験を実行するようにしているので、火災感知器の試験タイミングの重なりを防止できる。特に、自己のタイマーで試験タイミングをとる火災感知器と比べ、各火災感知器の試験タイミングが他の火災感知器と重なるようなことがない。このため、試験時に電源容量がオーバーするようなことがなくなり、伝送線の電圧降下による火災感知器の電源電圧が大きく変動するようなこともなくなり、火災感知器の機能低下を抑えることができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の実施の形態に係る火災報知設備の概略構成を示すブロック図。
【図2】 図1の火災受信機の概略構成を示すブロック図。
【図3】 図1の火災感知器の概略構成を示すブロック図。
10 火災受信機、11 制御部、12 表示操作部、13 記憶部、14 送受信部、20 火災感知器、21 制御部、22 試験光源、23 赤外線センサー、24 記憶部、25 送受信部、26 タイマー、L1、L2 伝送線。
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