特開2016-194056IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

無機質系発泡体の製造方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】環境への負荷が少ない有機溶剤を用いると共に、金属水酸化物等を配合した場合でも、良好な無機質系発泡体を製造する方法。
【解決手段】塩化ビニル樹脂、無機充填剤、金属水酸化物、発泡剤及び有機溶剤を特定の配合比で含む混練物を加圧した型内で加熱、冷却後に除圧して無機質系発泡体を得る工程を含み、前記混練物は、更に塩素化パラフィンを含み、前記有機溶剤は、(1)ジエチルカーボネート及び/又はエチルメチルカーボネートからなる炭酸ジエステルAと、(2)メチルプロピルケトンと、(3)前記炭酸ジエステルAとジメチルカーボネートとからなり、前記炭酸ジエステルAを20重量%以上の割合で含む混合溶剤と、(4)メチルプロピルケトンと、C1〜2のアルキル基を有するジアルキルカーボネートとからなり、前記メチルプロピルケトンを5重量%以上の割合で含む混合溶剤と、のいずれかである無機質系発泡体の製造方法。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、無機質系発泡体の製造方法において、有機溶剤としてトルエンを使用する場合、環境への負荷の大きさが懸念される。特に、のような無機質系発泡体を建材に使用する場合において、従来よりも環境への負荷が少ない有機溶剤への代替が望まれる。しかしながら、トルエン以外の有機溶剤を用いた場合、発泡体製造時に混練物を発泡させることが困難であることや、発泡体が得られたとしても、発泡体に収縮や亀裂が発生しやすくなる問題がある。 また、無機質系発泡体をより燃えにくいものとするために、無機物質充填材の他に金属水酸化物等を配合した場合も、同様に発泡体製造時において、混練物の発泡性が低下したり、発泡体に収縮や亀裂が発生しやすくなる問題がある。加えて、金属水酸化物等を配合すると共に、トルエン以外の有機溶剤を用いた場合、この傾向がさらに顕著なものとなるという問題がある。 本発明は、環境への負荷が少ない有機溶剤を用いると共に、金属水酸化物等を配合した場合でも、良好な無機質系発泡体を製造する方法を提供することを課題としている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、の課題を解決するため、塩化ビニル樹脂、無機充填剤、金属水酸化物、発泡剤及び有機溶剤を含む混練物を加圧した型内で加熱、冷却後に除圧することにより無機質系発泡体を得る工程を含む無機質系発泡体の製造方法であって、 塩化ビニル樹脂と無機充填剤と金属水酸化物の配合比は、これらの合計100重量部に対して、塩化ビニル樹脂が5〜30重量部、無機充填材が20〜85重量部、金属水酸化物が10重・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明の無機質系発泡体の製造方法によれば、有機溶剤として、トルエンの代わりに、特定の有機溶剤を用いることにより、金属水酸化物を配合して無機質系発泡体を製造する際に、発泡体の収縮や亀裂の発生を抑制できると共に、低見掛け密度の発泡体を得ることが可能となる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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