特開2016-198407IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

トンネル等に設置される前傾式扉を備えた消火栓装置

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】前傾式扉の高さが低くなった場合であっても、ホースの収納性とホースの引出し性能に優れた消火栓装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る消火栓装置1は、前傾式扉7の背面側に消火ノズル16を固定するノズル固定部17と、ホース8をガイドするホースガイド19を有し、ホースガイド19は、前傾式扉7の背面側に立設された第1棒状体19aと、第1棒状体19aよりもノズル固定部寄りで、かつ第1棒状体19aと所定の間隔を離して設けられた第2棒状体19bを有してなり、第2棒状体19bは第1棒状体19aよりも前傾式扉7の回動軸寄りに配置され、かつ前傾式扉7を開放した状態において中央開口部11におけるノズル固定部側の開口端と第1棒状体19aを結ぶ直線よりもノズル固定部寄りに配置されていることを特徴とするものである。
【選択図】 図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、道路、トンネルにおいては、車両や歩行者の交通の安全性・円滑性に支障をきたすことを防ぐため、構造物を配置してはならない一定の幅、一定の高さの範囲を、建築限界として定めている。 消火栓装置29が設置される監査路23の幅が狭く、または箱抜き空間がないトンネルにおいて消火栓装置29を後付けで設置するような場合は、消火栓装置29の前傾式扉37が、トンネルの建築限界を侵す可能性がある。つまり、前傾式扉37を開放したとき、前傾式扉37の先端部が、監査路23の幅を越えて監査路23から突出することになる。このとき車道側に突出する扉先端部の割合が大きいと、トンネルの建築限界を超えることになり、また突出する割合がそれ程大きくなくとも、監査路23から突出した扉先端部は、トンネル火災時における避難の妨げとなる。 そのため、前傾式扉37の高さをできるだけ低くして、前傾式扉37を開放した場合にも、監査路23の幅内に収まる、つまり監査路23(車道側の先端)より大きく突出することはないようにすることが望まれている。 一方、前述したように前傾式扉37の背面側には、消火ノズル41を保持するホースホルダ43とホースガイド39が設けられている。ホースホルダ43は、消火ノズル41を保持することによって、ホース収納時において消火ノズル41からホース収納部31に至るホース部分の収納を確実にし、またホースガイド39は、ホース引出し時においてホース30を円滑に引き出せるようにするという機能を有しているところ、前傾式扉37の高さが低くなってとしても、これらの機能を阻害しないようにする必要がある。 本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、前傾式扉の高さが低くなった場合であっても、ホースの収納性とホースの引出し性能に優れた消火栓装置を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

(1)本発明に係る消火栓装置は、車道の側部に段状に設けられた監査路に設置され、内巻きされたホースを収納するホース収納部及び該ホース収納部に収納されたホースを引き出すための中央開口部を備えた箱状の本体と、該本体の前面に設けられると共に前記中央開口部の前方に位置する部位が開口する前面パネルと、該前面パネルの開口部に閉鎖可能に設けられ、下辺側を回動軸として前傾可能に設けられた前傾式扉と、該前傾式扉の背・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明においては、前傾式扉の背面にホースガイドを設け、該ホースガイドは、前記前傾式扉の背面側に立設された第1棒状体と、該第1棒状体よりも前記ノズル固定部寄りで、かつ前記第1棒状体と所定の間隔を離して設けられた第2棒状体を有してなり、該第2棒状体は前記第1棒状体よりも前記前傾式扉の回動軸寄りに配置され、かつ前記前傾式扉を開放した状態において前記中央開口部における前記ノズル固定部側の開口端と前記第1棒状体を結ぶ直線よりも前記ノズル固定部寄りに配置されているようにしたので、前傾式扉の高さが低くなった場合であっても、ホースの収納性とホースの引出し性能に優れる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の一実施の形態に係る消火栓装置の正面図である。

【図2】図1に示した消火栓装置の前傾式扉を開放した状態の平面図(一部切断)である。

【図3】図1に示した消火栓装置の前傾式扉を開放した状態の側面図である。

【図4】本発明の一実施の形態に係る消火栓装置のホースガイドの第2棒状体の配置の説明図である(その1)。

【図5】本発明の一実施の形態に係る消火栓装置のホースガイドの第2棒状体の配置の説明図である(その2)。

【図6】本発明の一実施の形態に係る消火栓装置のホースガイドの第1棒状体の配置の説明図である。

【図7】消火栓装置が設置されるトンネル内部の説明図である。

【図8】従来の消火栓装置の説明図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 消火栓装置   3 本体   5 前面パネル   5a 開口部   7 前傾式扉   8 ホース   9 ホース収納部   11 中央開口部   12 配管系統   13 棒状体   15 帯板   16 消火ノズル   16a ハンドル   17 ノズル固定部   17a 係止片   19 ホースガイド   19a 第1棒状体   19b 第2棒状体   19c 横辺部   20 操作レバー   21 トンネル   22 車道   23 監査路   25 トンネル壁面   27 箱抜き空間   29 消火栓装置(従来例)   30 ホース   31 ホース収納部   33 本体   35 前面パネル   35a 開口部   37 前傾式扉   39 ホースガイド   41 消火ノズル   43 ホースホルダ   45 操作レバー

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