技術分野
液化天然ガス受入設備に関するものである。
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】タンクに沿って立ち上がる立ち上がり部を有する受入配管を備えるLNG受入設備において、簡素な構造にてガイザリングの発生を防止する。
【解決手段】液化天然ガスを貯蔵するタンクと、水平部及び当該水平部からタンクに沿って立ち上がる立ち上がり部を有する受入配管とを備える液化天然ガス受入設備であって、立ち上がり部の内壁面には、タンクの最大液面高さ位置より下方に配置されると共に立ち上がり部の内壁面の他の領域よりも粗面とされた粗面領域が設けられている。
【選択図】図2
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、特許文献2の方法では、立ち上がり部の内部に、連通孔やフィンを備える内管を設置する必要があることから、装置構成が非常に複雑となってしまう。このため、設置やメンテナンスの作業負担を増大させることになる。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、タンクに沿って立ち上がる立ち上がり部を有する受入配管を備えるLNG受入設備において、簡素な構造にてガイザリングの発生を防止することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は、課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
【発明の効果】
本発明によれば、受入配管の立ち上がり部の内壁面に、タンクの最大液面高さ位置よりも下方に設置された粗面領域が設けられている。この粗面領域は、立ち上がり部の内壁面の他の領域よりも表面粗さの値が大きな粗面とされた領域である。このような粗面領域では、凹凸の凹部での液化天然ガスへの入熱量が他の領域と比較して大きくなり、凹部において局所的に液化天然ガスが気化されやすくなる。このため、粗面領域と接触する領域では、液化天然ガスが常に安定的に気化されることになる。この結果、液化天然ガスが自然入熱によって昇温される場合であっても、液化天然ガスが液相のまま過熱状態となることを防止し、液化天然ガスが突沸することを防止することができる。したがって、本発明によれば、立ち上がり部における液化天然ガスの突沸をきっかけとするガイザリングの発生を防止することができる。このような粗面領域を設ける構造は、立ち上がり部の内部に内管を配置する構造よりも極めて簡素な構造である。よって、本発明によれば、タンクに沿って立ち上がる立ち上がり部を有する受入配管を備える液化天然ガス(LNG)受入設備において、簡素な構造にてガイザリングの発生を防止することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】本発明の一実施形態におけるLNG受入設備を模式的に示す概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるLNG受入設備が備える受入配管の立ち上がり部を含む部分拡大縦断面図である。
【図3】図2のA領域拡大図である。
1……LNG受入設備(液化天然ガス受入設備)、2……タンク、3……受入配管、3a……水平部、3b……立ち上がり部、3b1……凸部、3b2……凹部、3c……底部接続部、4……払出ポンプ、5……払出配管、6……気化器、7……循環配管、8……第1バルブ、9……第2バルブ、10……第3バルブ、Ra……粗面領域、Rb……滑面領域
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