技術分野
無線通信機器、近距離無線通信機器、無線通信方法および近距離無線通信方法
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】送信データの信頼性、正当性を確保可能な無線通信機器、例えばBluetooth方式の近距離無線通信機器を提供する。
【解決手段】Bluetooth方式の近距離無線通信機器10は、マスタ側の対向情報機器20が近接した位置に存在して、データ通信が可能な状態になった場合、マスタ側の対向情報機器20からのA2DPプロファイル適用の送信データをDTMF信号として受信した後、AVRCPプロファイルを用いて、該送信データの解析結果を示す応答データとしてACK信号またはNAK信号を、マスタ側の対向情報機器20に返送するか、または、マスタ側の対向情報機器20に対してA2DPプロファイル適用の送信データを送信した後、AVRCPプロファイルを用いて、該送信データの解析結果を示す応答データを、マスタ側の対向情報機器20から受信する、という交互監視動作を交互に繰り返す。
【選択図】 図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
前述したように、音響機能や映像機能や携帯情報機能等を備えた一般的な近距離無線通信機器(例えば、音響再生機能+リモコン機能を備えたヘッドセット)に、通常のBluetoothプロファイルとして一般的なA2DPやAVRCPのような近距離無線通信プロファイル(プロトコル)を備えていても、何らかのデータ通信を行うためには、たとえ簡易的なデータ通信であっても、SPP/PAN等のプロファイルをさらに追加して実装することが必要であり、或る程度のコストアップを避けることができない。
また、SPP/PAN等のようなデータ通信専用のBluetoothプロファイルは、現状、Bluetooth対応のTV、音楽プレーヤ、携帯電話機やタブレット端末等の携帯情報端末を含む全ての機器に搭載されているわけではなく、近距離無線通信機能を搭載する市場出荷品に対してのカバー率が十分ではないので、たとえ簡易的なデータ通信を行なおうとしても、既存のBluetooth対応機器の多くを改造することが必要になってしまう。
したがって、一般的な近距離無線通信機器には通常実装済みになっている一般的なプロファイル(A2DP/AVRCP)を利用した簡易的なデータ通信方法の実現が望まれる。しかし、現状のBluetooth通信においては、A2DP/AVRCPプロファイルを利用してデータ通信を行う場合、そのデータ通信は、マスタ機器→スレーブ機器、または、スレーブ機器→マスタ機器というように、一方的なデータ送信方向でのみ行われている。そこで、このような既存の機器間で行われているデータ通信では、送信データの信頼性に問題があり、通信の正当性を確保することが困難である。
(本発明の目的)
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、送信データの信頼性、正当性を確保することが可能な無線通信機器、近距離無線通信機器、無線通信方法および近距離無線通信方法を提供することを、その目的としている。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
前述の課題を解決するため、本発明による無線通信機器、近距離無線通信機器、無線通信方法および近距離無線通信方法は、主に、次のような特徴的な構成を採用している。
【発明の効果】
本発明の無線通信機器、近距離無線通信機器、無線通信方法および近距離無線通信方法によれば、以下のような効果を奏することができる。
本発明においては、例えば、Bluetooth近距離無線通信方式の複数のプロファイルを搭載したスレーブ側の近距離無線通信機器にマスタ側の対向情報機器が近接した位置に存在して、相互のデータ通信が可能な状態になった場合、送信データを、マスタ側の対向情報機器からスレーブ側の近距離無線通信機器への下り回線またはスレーブ側の近距離無線通信機器からマスタ側の対向情報機器への上り回線に送信し、該送信データに適用するプロファイルとは異なるプロファイルを用いて、該送信データの解析結果を示す応答データを、スレーブ側の近距離無線通信機器からマスタ側の対向情報機器への上り回線またはマスタ側の対向情報機器からスレーブ側の近距離無線通信機器への下り回線に返送する、という動作を交互に繰り返すことを実現している。而して、送受信データの交互監視を実現することができ、近距離無線通信機器、対向情報機器の双方で送受信するデータの信頼性・正当性を確実に確保することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)
この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】本発明に係る近距離無線通信機器の一構成例を示すブロック構成図である。
【図2】図1に示すスレーブ側の近距離無線通信機器とマスタ側の対向情報機器との間の信号の送受信シーケンスの一例を示すシーケンス図である。
【図3】図1に示すマスタ側の対向情報機器が音声データ1信号として送信する数値データの一例を示すテーブルである。
【図4】図1に示すスレーブ側の近距離無線通信機器とマスタ側の対向情報機器との間で正常な音声データ1信号の送受信が行われた場合の信号シーケンスの一例を示すシーケンス図である。
【図5】図1に示すスレーブ側の近距離無線通信機器とマスタ側の対向情報機器との間で音声データ1信号の再送が行われた場合の信号シーケンスの一例を示すシーケンス図である。
10 近距離無線通信機器
11 Bluetoothモジュール
12 CPU(Central Processing Unit)
20 対向情報機器
31 A2DPプロファイル
32 AVRCPプロファイル
全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録