技術分野
複数階の建物の最下階に設けられる排水配管構造およびその施工方法に関するものである。
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】最下階スラブに設けられる排水配管構造およびその施工方法において、コスト上昇を抑えつつスラブ厚に応じて配管の納まりを向上させ、且つ、施工管理を容易にする排水配管構造および施工方法を提供する。
【解決手段】最下階スラブ20に設けられる排水配管構造1である。枝管接続部8と下側接続部とを有する集合継手2と、横主管21と接続される脚部継手5と、集合継手2と脚部継手5とを接続する、外形がストレート形状の接続縦管3と、下側接続部を挿入可能な上側受口部と接続縦管3の上端部を挿入可能な下側受口部とを有する接続継手4と、を備えている。接続縦管3の上端部が挿入された下側受口部が最下階スラブ20に埋設されているとともに、少なくとも一部が最下階スラブ20の上面20a以上に突出した上側受口部に、下側接続部が挿入する。
【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、特許文献1のものによれば、下部管用接続部を下端から適当なところで切断することによって短寸法にし、脚部継手との接続距離を短縮化させることにより、最下階スラブの下側で脚部継手を介して横主管を接続したときの納まりをコンパクト化することができるとされている。
しかしながら、特許文献1のものでは、最下階スラブのスラブ厚が厚い場合に下部管用接続部を延長しようとすると、上部管用接続部および下部管用接続部が一体不可分に形成されているため、排水集合継手全体を別途製造しなければならず、製造コストが嵩むという問題がある。
また、例えば最下階スラブの下面に近接して横主管が配管される場合には、脚部継手の上端が最下階スラブの下面ぎりぎりに位置するところ、特許文献1のものでは、最下階スラブ内(最下階スラブに形成された貫通孔内)で下部管用接続部と脚部継手とを接続しなければならないことになる。しかしながら、最下階スラブ内で接続作業を行うと、下部管用接続部と脚部継手とが確実に接続された否かを確認することが困難になり、漏水等の不具合に対する不安がつきまとうという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、最下階スラブに設けられる排水配管構造およびその施工方法において、コストの上昇を抑えつつ最下階スラブのスラブ厚に応じて配管の納まりを向上させるとともに、施工管理を容易にする技術を提供することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
前記目的を達成するため、本発明に係る排水配管構造では、集合継手と脚部継手とを当該集合継手とは別体の縦管を介して接続するとともに、集合継手とかかる縦管とをスラブ内で直接接続するのではなく、集合継手をスラブ上から挿入可能な受口を有する接続継手を介して、集合継手と縦管とを接続するようにしている。
【発明の効果】
以上、説明したように本発明に係る排水配管構造およびその施工方法によれば、コストの上昇を抑えつつ最下階スラブのスラブ厚に応じて配管の納まりを向上させるとともに、施工管理を容易にすることができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】本発明の実施形態1に係る排水配管構造を模式的に示す図である。
【図2】排水配管構造を構成する部材を模式的に示す分解図である。
【図3】接続継手を介した、集合継手と接続縦管との接続構造を模式的に示す図であり、同図(a)は接続前の状態を示す図であり、同図(b)は接続後の状態を示す図である。
【図4】脚部継手と接続縦管との接続形態を模式的に示す図である。
【図5】排水配管構造の施工手順を模式的に説明する図である。
【図6】本発明の実施形態2に係る接続継手を介した、集合継手と接続縦管との接続構造を模式的に示す図であり、同図(a)は接続前の状態を示す図であり、同図(b)は接続後の状態を示す図である。
【図7】その他の排水配管構造を模式的に示す図である。
【図8】従来の排水配管構造を模式的に示す図である。
1 排水配管構造
2 集合継手
3 接続縦管
4 接続継手
5 脚部継手
8 枝管接続部
9 下側接続部
12 上側受口部
13 下側受口部
14 接続継手
16 上側受口部
17 下側受口部
20 最下階スラブ
20a 上面
20b 貫通孔
21 横主管
23 横枝管
24 熱膨張性シート
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