技術分野
障害物検出手段により自車両周辺の障害物を検出したときに、障害物の検出に応じた運転支援を行う運転支援装置
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】負荷の少ない処理で、安定して歩行者を検出できて装置の誤作動を低減できるようにする。 【解決手段】カメラ2が逆光等により障害物を撮影できなくなることにより、実際には歩行者が存在するにもかかわらずそれまで検出されていた歩行者が検出されなくなっても、歩行者が検出されなくなったあとT2時間(所定時間)は、制御部2bにより歩行者が検出されている歩行者検出状態を継続しているとの処理がなされる。そのため、実際には歩行者が存在するにもかかわらず判定手段により歩行者と判定されなくなった場合であっても、歩行者を検出している通常状態に応じた運転支援を行うことができ、負荷の少ない処理で、安定して歩行者を検出することができて装置の誤作動を低減することができる。 【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかし、従来のパターンマッチングによる歩行者認識の場合、マイクロコンピュータ構成の車載ECU(Electorinic Control Unit)のソフトウェア処理により、歩行者の画像の辞書パターン、歩行者の腕部や脚部等の部位の辞書パターンと、記憶部に予め記憶されたこれらに対応する辞書パターンとを照合するため、精度の高い判定を行うには、辞書パターンのデータ量を増やしてより多くの辞書パターンとの照合を行わなければならず、ECUの処理負荷が非常に大きくなる。しかも、時々刻々と移動する歩行者等の障害物を認識するには、障害物の追跡(トラッキング)処理が必要になり、ECUの処理負荷が一層大きくなるため、十分な追跡処理を行うことができず、自車両の前方に歩行者が居ても認識できないおそれがある。
一方、辞書パターンを少なくした場合には、ECUの処理負荷は軽減できる反面、歩行者と形状の近似する障害物を検出したときに、誤って歩行者と判定して運転支援のシステムが誤作動することがある。さらに、例えば自車両の前方を撮影中のカメラのレンズに強い逆光や遮蔽物が入ると、それまでのカメラの撮影画像に基づき歩行者等の障害物を認識できていたものが、撮影環境の急変により撮影が困難になり、瞬間的であっても障害物を認識できなくなって障害物を見失うという問題が生じることも考えられる。
本発明は、負荷の少ない処理で、安定して歩行者を検出できて装置の誤作動を低減できるようにすることを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
した目的を達成するために、本発明の運転支援装置は、障害物検出手段により自車両周辺の障害物を検出したときに、障害物の検出に応じた運転支援を行う運転支援装置であって、前記障害物が歩行者であるかどうかを判定する判定手段と、前記判定手段により前記障害物を歩行者と判定している時間が規定時間以上継続するときに、前記判定手段が歩行者と判定しなくなった後も所定時間は前記障害物検出手段が歩行者検出状態にあ・・・ 続きを
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【発明の効果】
請求項1に係る本発明によれば、判定手段により障害物を歩行者と判定している時間が規定時間以上継続するときに、判定手段が歩行者と判定しなくなった後も、所定時間は障害物検出手段が歩行者検出状態にあると認識手段により認識されるため、例えば障害物検出手段がカメラの場合において逆光により障害物を撮影できなくなり、このような逆光等の撮影環境の急変に起因して、実際には歩行者が存在するにもかかわらず判定手段により歩行者と判定されなくなった場合であっても、その後所定時間は障害物検出手段が歩行者を検出している状態を継続しているとの処理がなされ、歩行者を検出している通常状態に応じた運転支援を行うことができ、負荷の少ない処理で、安定して歩行者を検出することができて、真の歩行者ではないのに装置が誤って作動するのを低減することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の運転支援装置の一実施形態のブロック図である。
【図2】 図1の運転支援装置の動作説明図である。
【図3】 図1の運転支援装置の動作説明用フローチャートである。
1 …自車両
2 …カメラ(障害物検出手段)
2b …制御部(判定手段、認識手段)
T1 …規定時間
T2 …所定時間
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