技術分野
この発明は、電線の端末部分の構造に関し、特に、端末部分を防食する技術
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】被覆電線の端末部分を簡易に防食する技術を提供すること。
【解決手段】端子付電線10は、電線12の端末に端子20が取付けられて構成される。端子20は、電線12の端部から露出した露出芯線部14に接続されている芯線接続部25と、芯線接続部25と一体成形されており、接続相手に接続可能に構成されている相手側接続部22と、相手側接続部22から連結部28を介して延びる延長部29とを備える。連結部28が曲げられることで、延長部29が芯線接続部25を覆う。
【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、従来技術の場合、樹脂モールドを取付けることによって、端末部分の外形部分に段差が生じてしまう。このため、端子の接触片部を、相手側端子に接続するためには、当該接触片部と、電線圧着部との間に、端子の段差を付けるための中間部が必要であり、構造上制約が生じる。また、従来技術の場合、金型で樹脂モールドを成形する必要があった。このため、簡易に被覆電線の端末部分を防食する技術が求められていた。
そこで、本発明は、被覆電線の端末部分を簡易に防食する技術を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
の課題を解決するため、第1の態様は、被覆電線の端末に端子が取付けられて構成される端子付電線であって、前記端子は、被覆電線の端部から露出した露出芯線部に接続されている芯線接続部と、前記芯線接続部と一体成形されており、接続相手に接続可能に構成されている相手側接続部と、前記相手側接続部から、連結部を介して延びる延長部とを備え、前記連結部が曲げられることで、前記延長部が前記芯線接続部を覆う。
【発明の効果】
第1から第7の態様に係る端子付電線によると、連結部を曲げることで、延長部で芯線接続部を覆うことができる。このため、空気中に飛散した水分が、芯線接続部に掛かることを低減できるため、水分に含まれる塩化物が芯線接続部に付着することを軽減できる。したがって、端子の形状に合わせたカバー部材や樹脂モールを特に設けることなく、簡易な構造で、被覆電線の端末部分が腐食することを軽減できる。
また、第2の態様に係る端子付電線によると、延長部で被覆芯線部及び被覆接続部を覆うことが可能であるため、被覆電線の端末部分の腐食を更に軽減できる。
また、第3の態様に係る端子付電線によると、相手側接続部の第2孔に接続部材を通して端子を接続相手に接続する際に、当該接続部材を延長部の第1孔にも通すことで、延長部を相手側接続部材に対して一定姿勢に保持できる。
また、第4の態様に係る端子付電線によると、簡易な構造で、異種金属接触腐食を軽減できる。
また、第5の態様に係る端子付電線によると、芯線接続部の幅方向全体を覆うことができるため、腐食を更に軽減できる。
また、第6の態様に係る端子付電線によると、一方側の部分を幅方向内側に曲げることによって、飛散した水滴等が、側方から芯線接続部に付着することを軽減できる。したがって、腐食の発生を更に軽減できる。
また、第7の態様に係る端子付電線によると、連結部を曲げ容易に形成することによって、延長部で芯線接続部を覆う作業が容易となる。
また、第8の態様に係る防水構造によると、連結部を曲げることで、延長部が芯線接続部の空側を覆うことができる。これによって、接続相手を伝って落ちてきた水分、あるいは、空中で落下してきた水分が、芯線接続部に付着することを抑制できる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】端子付電線を示す概略側面図である。
【図2】端子付電線の概略平面図である。
【図3】接続対象部位に接続された状態の端子付電線を示す概略側面図である。
【図4】接続対象部位に接続された状態の端子付電線を示す概略平面図である。
【図5】接続対象部位に接続された状態の変形例に係る端子付電線を示す概略側面図である。
【図6】変形例に係る端子付電線を、図5に示すVI−VI線に沿って切断したときの切断面を示す概略図である。
【図7】その他の変形例に係る端子付電線を示す概略平面図である。
【図8】防水構造の一例を示す概略側面図である。
10,10A,10B 端子付電線
11 接続部
12 電線(被覆電線)
14 芯線部
14a 露出芯線部
16 被覆部
20,20A,20B 端子
22 相手側接続部
22h 孔(第2孔)
24 電線接続部
25 芯線接続部
25a 底部
25b 圧着片
26 被覆接続部
26a 底部
26b 圧着片
28,28B 連結部
29,29A,29B 延長部
29h 孔(第1孔)
90 接続対象部位
94 ボルト
291,291B 固定部
293,293A,293B カバー部
295,297 曲げ容易部
2931,2931A 第1カバー部
2933,2933A 第2カバー部
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