特開2016-208902IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

5−アミノレブリン酸の生産性が向上した遺伝子組み換え酵母及び当該酵母を用いた5−アミノレブリン酸の製造法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】酸性条件下でも生育が可能で、かつ5−アミノレブリン酸の効率のよい生産が可能な微生物、及び当該微生物を用いた5−アミノレブリン酸の製造法の提供。
【解決手段】(a)5−アミノレブリン酸合成酵素をコードする遺伝子HEM1、並びに(b)ミトコンドリア膜上のキャリアタンパク質をコードする遺伝子であるMDL1、JEN1、POR2、DIC1、CTP1及びYPR011Cから選ばれる1種以上の発現が増強された遺伝子組み換え酵母。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

従来の微生物を用いた製造方法は、宿主となる微生物の生育条件に合わせてpH6〜8といった中性条件で実施されている。しかし、5−アミノレブリン酸は酸性条件で安定である一方、中性付近では非常に分解しやすく、不可逆的に二量体(ピラジン)に変換されることが知られている。そのため、酸性条件下において5−アミノレブリン酸が製造可能な方法が求められている。
従って、本発明の課題は、酸性条件下でも生育が可能で、かつ5−アミノレブリン酸の効率のよい生産が可能な微生物、及び当該微生物を用いた5−アミノレブリン酸の製造法を提供することである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は、酸性条件下における増殖が可能な酵母に着目し検討を行なったが、これまで酵母による5−アミノレブリン酸の製造方法の報告例はなかった。また、酵母が5−アミノレブリン酸合成酵素遺伝子を有することは知られているが、本発明者がその酵母を培養しても5−アミノレブリン酸の産生は確認できなかった。そこで、さらに検討した結果、酵母中の5−アミノレブリン酸合成酵素遺伝子の発現を増強させれば、当該遺伝子・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明の遺伝子組み換え酵母を用いれば、酸性条件下で、5−アミノレブリン酸又はその塩を安定して、かつ効率良く生産することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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