特開2016-210711IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

油性液状増粘剤、増粘性組成物及び化粧料に関し、特に、特定の油剤に固体増粘剤であるポリアミド−8を高濃度で均一に配合することができ、油剤の粘性を増加させることができる、透明な油性液状増粘剤、増粘性組成物及び化粧料

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】固体であるため、油剤への配合が困難であったポリアミド−8を、油剤に高濃度で均一に配合することができ、特定の油剤に対して高い増粘効果を有する、透明な油性液状増粘剤、該油性液状増粘剤を用い、特定の油剤にポリアミド−8を高濃度で均一に配合した、透明な増粘性組成物、及び前記油性液状増粘剤又は前記増粘性組成物を用いた化粧料の提供。
【解決手段】ポリアミド−8を5〜50質量%と、C12〜C22の分岐若しくは不飽和アルキル基を有する液状高級脂肪酸又はC12〜C22の分岐若しくは不飽和アルキル基を有する液状高級アルコール50〜95質量%とを含有する、透明な油性液状増粘剤。前記油性液状増粘剤を5〜50質量%と油脂・エステル油又は炭化水素油から選択される少なくとも1種の油剤を含む増粘性組成物、更に前記増粘性組成物を含有する化粧料。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の目的は、固体であるため、油剤への均一な配合が困難であったポリアミド−8を、油剤に高濃度で均一に配合することができ、特定の油剤に対して高い増粘効果を有する、透明な油性液状増粘剤を提供することである。
また、本発明の他の目的は、前記本発明の油性液状増粘剤を用い、特定の油剤にポリアミド−8を高濃度で均一に配合した、透明な増粘性組成物を提供することである。 更に本発明の他の目的は、油性液状増粘剤及び/又は増粘性組成物を用いた、化粧料を提供することである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は、前記課題を解決するため鋭意研究した結果、ポリアミド−8と、特定の液状高級脂肪酸及び液状高級アルコールとを組み合わせることにより、ポリアミド−8を均一に含む透明な油性液状増粘剤が得られ、該油性液状増粘剤を特定の油剤と組わせることにより、当該油剤中にポリアミド−8が均一に混合されて増粘された、透明な増粘性組成物を得ることができることを見出し、本発明を完成させた。
【発明の効果】
本発明の透明な油性液状増粘剤は、固体の増粘剤であるため油剤への均一な分散は難しかったポリアミド−8を、高濃度に配合することが可能な、透明な液状の増粘剤とすることができる。また、液状の増粘剤であるため、容易に油剤に分散して油剤を増粘することが可能となる。したがって、本発明の透明な油性液状増粘剤を、任意の化粧料に配合することで、化粧料が増粘し、適度な粘度を有することで使用しやすくなる。
また、透明であるため、油剤や化粧料の外観を大きく変えることなく、増粘させることが可能となる。特に、化粧料によっては濁りを生じることで、商品の外観特性上、好ましくない場合があるが、本発明によれば、透明な化粧料が有する、外観の美しさ、塗布した時の透明感のある仕上がりを維持したまま増粘させることが可能となる。 また、本発明の増粘性組成物については、前記本発明の油性液状増粘剤が液状であるため、本発明の油性液状増粘剤と特定の油剤とを組み合わせることにより、容易に該特定の油剤中に増粘剤であるポリアミド−8を均一に分散させることができ、透明な増粘性組成物が得られる。したがって、本発明の透明な増粘性組成物を、任意の化粧料に配合することで、化粧料が増粘し、適度な粘度を有することで使用性を向上させることが可能となる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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