特開2016-211465IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

圧縮空気貯蔵発電装置

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】充放電効率を高く維持できる圧縮空気貯蔵発電装置を提供する。
【解決手段】圧縮空気貯蔵発電装置2は、圧縮機8と、蓄圧タンク12と、膨張機14とを備える。圧縮機8は、2段型であり、再生可能エネルギーによりモータ44を駆動されて空気を圧縮する。蓄圧タンク12は、圧縮空気を貯蔵する。膨張機14は、2段型であり、圧縮空気によって駆動される。膨張機14には発電機46が機械的に接続されており、電力を発電する。また、装置2は、圧縮熱を回収する第1熱交換部20と、熱媒を温度別に貯蔵する高温蓄熱タンク24a及び低温蓄熱タンク24bと、第2熱交換部26とを備える。第2熱交換部26は、高温蓄熱タンク24aからの熱媒と低圧段膨張機本体15への圧縮空気とで熱交換して圧縮空気を昇温させるインターヒータ28と、低温蓄熱タンク24bからの熱媒と高圧段膨張機本体16への圧縮空気とで熱交換して圧縮空気を昇温させるプレヒータ27とを備える。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

いずれの従来技術においても、基本的には遠心圧縮機を使用することを前提としたものである。従って、圧縮機にて発生する圧縮熱を回収する場合、単一の熱貯蔵ユニットに貯蔵することしか記載されておらず、貯蔵温度の異なる複数の蓄熱タンクを使用することについては何ら開示されていない。また、圧縮熱の貯蔵に関しては、複数の熱交換器を利用して貯蔵することを開示しているものはあるが、膨張機側(発電)での利用に関しては、単に膨張機に導入される圧縮空気を加熱することしか開示されていない。 圧縮空気貯蔵発電装置においては、充電工程と放電工程におけるエネルギー損失をできるだけ小さくする(充放電効率を高くする)ことが非常に重要である。充放電効率を低下させる主な原因として、空気の圧縮・膨張に伴って発生・吸収する熱による損失がある。この熱損失を小さくするためには、システム全体での熱効率を最大限高めることができるように、熱交換器を配置する必要がある。 本発明は、システム全体での熱効率を最大限高めることによって、充放電効率を高く維持できる圧縮空気貯蔵発電装置を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、変動する入力電力により駆動される電動機と、前記電動機と機械的に接続され、低圧段圧縮機本体及び高圧段圧縮機本体を有し、空気を圧縮する多段型の圧縮機と、前記圧縮機と流体的に接続され、前記圧縮機により圧縮された圧縮空気を貯蔵する蓄圧タンクと、前記蓄圧タンクと流体的に接続され、低圧段膨張機本体及び高圧段膨張機本体を有し、前記蓄圧タンクから供給される圧縮空気によって駆動される多段型の膨張機と・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、温度別に貯蔵された熱媒で2段型スクリュ式膨張機に流入する圧縮空気を加熱することで、システム全体での熱効率を最大限高めることができ、充放電効率を高く維持できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の第1圧縮空気貯蔵発電装置の概略構成図。

【図2】充電時の2段型スクリュ式圧縮機のp−h線図。

【図3】放電時の2段型スクリュ式膨張機のp−h線図。

【図4】本発明の第2圧縮空気貯蔵発電装置の概略構成図。

【図5】本発明の第3圧縮空気貯蔵発電装置の概略構成図。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

2 圧縮空気貯蔵発電装置(CAES発電装置)   4 需要先設備   6 発電設備   8 圧縮機   9 低圧段圧縮機本体   9a スクリュ   9b 吸込口   9c 吐出口   9d 軸受   10 高圧段圧縮機本体   10a スクリュ   10b 吸込口   10c 吐出口   10d 軸受   12 蓄圧タンク   14 膨張機   15 低圧段膨張機本体   15a スクリュ   15b 吸込口   15c 吐出口   15d 軸受   16 高圧段膨張機本体   16a スクリュ   16b 吸込口   16c 吐出口   16d 軸受   18,18a,19 空気配管   20 第1熱交換部   21 インタークーラ   22 アフタークーラ   22a 第1アフタークーラ   22b 第2アフタークーラ   24 蓄熱タンク   24a 高温蓄熱タンク   24b 低温蓄熱タンク   26 第2熱交換部   27 プレヒータ   28 インターヒータ   30a,30b,30c,30d,30e,30f,30g,30h,30i,30j 熱媒配管   32 給水部   34 第3熱交換部   36a,36b 第4熱交換部   38 温水取出口(温水取出機構)   40 冷却水配管   42a,42b 潤滑油配管   44 モータ(電動機)   46 発電機   48 熱媒戻りタンク   50a,50b,50c,50d,50e ポンプ   52a,52b,52c コンテナ

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります