技術分野
自動変速機に関し、特に、主変速機構と副変速機構とを備えた自動変速機
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】軸やシフトスリーブの数を増加させることなく多段化でき、小型化を図ることができる自動変速機を提供する。 【解決手段】低速走行用の変速段において、入力軸4から第1の副変速機構16の低速入力ギヤ11および低速カウンタギヤ13と第2の副変速機構29の高速カウンタギヤ20及び高速出力ギヤ23とを経て主変速機構17に動力を伝達した後、主変速機構からカウンタ軸5に動力を伝達し、次いで、第2の副変速機構29の低速カウンタギヤ27および低速出力ギヤ28を経てファイナルドライブギヤ31およびファイナルドリブンギヤ7Aに動力を伝達する。一方、高速走行用の変速段において、入力軸から第1の副変速機構の高速入力ギヤ10及び高速カウンタギヤ12を経てカウンタ軸5に動力を伝達した後、カウンタ軸から主変速機構および出力軸6を経てファイナルドライブギヤおよびファイナルドリブンギヤ7Aに動力を伝達する。 【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
このような従来の自動変速機にあっては、自動変速機が、それぞれ平行に設置された第1、第2の動力軸、アイドラ軸および出力軸と、第1、第2の動力軸を第1、第2の入力軸に選択的に接続する第1、第2の摩擦クラッチおよび第1、第2の動力軸に選択的に接続する第3の摩擦クラッチとを有する。
これにより、自動変速機が、それぞれ平行に設置された第1、第2の動力軸、アイドラ軸および出力軸からなる4軸の構成となる。これに加えて、第1、第2の動力軸およびアイドラ軸の軸線方向の端部に3つの摩擦クラッチが必要となる上に、第1、第2の動力軸、アイドラ軸および出力軸のそれぞれにシフトスリーブが必要になる。
このため、自動変速機の軸線方向長さが長くなる上に、複数の摩擦クラッチが必要になる分だけ、自動変速機が大型化してしまう。
本発明は、のような問題点に着目してなされたものであり、シフトスリーブによって複数のギヤを軸に選択的に連結して変速を行う自動変速機において、軸の数やシフトスリーブの数を増加させることなく変速段を多段化でき、小型化を図ることができる自動変速機を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は、駆動源の駆動軸からの動力が伝達される入力軸と、入力軸と平行に設置されるカウンタ軸と、入力軸およびカウンタ軸と平行に設置され、出力部材に動力を伝達する出力軸と、第1の高速用ギヤ列および第1の低速用ギヤ列を有し、第1の高速用ギヤ列または第1の低速用ギヤ列によって入力軸からカウンタ軸に動力を伝達する第1の副変速機構と、カウンタ軸と出力軸との間に設置され、カウンタ軸と出力軸との間で動力を伝・・・ 続きを
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【発明の効果】
このようにの本発明によれば、第1の副変速機構が、第1の高速用ギヤ列および第1の低速用ギヤ列を有し、第1の高速用ギヤ列または第1の低速用ギヤ列によって入力軸からカウンタ軸に動力を伝達し、主変速機構が、カウンタ軸と出力軸との間に設置され、カウンタ軸と出力軸との間で動力を伝達する複数のギヤ列を有し、さらに、第2の副変速機構が、第2の高速用ギヤ列および第2の低速用ギヤ列を有し、第2の高速用ギヤ列または第2の低速用ギヤ列によってカウンタ軸から出力軸に動力を伝達するように構成される。
これにより、第1の副変速機構における低速、高速の切換えと、主変速機構の第1のシフトスリーブによる変速と、第2の副変速機構における低速、高速の切換えとを組み合わせることにより、自動変速機の多段化を図ることができる。
また、主変速機構において、最低速の変速段を含む低速走行用の変速段と最高速の変速段を含む高速走行用の変速段とで動力の伝達方向を逆方向としたため、低速用の変速段と高速用の変速段とでカウンタ軸から出力軸に動力を伝達する場合に比べて、主変速機構に用いられるギヤやシフトスリーブの個数を減少できる。
さらに、第1の副変速機構と主変速機構とをカウンタ軸を介して連結し、カウンタ軸と出力軸との間において第2の副変速機構を主変速機構と並列に設置できる。これにより、自動変速機を構成する軸の数を入力軸、カウンタ軸および出力軸の3つにでき、かつ、入力軸、カウンタ軸および出力軸の軸長を短縮できる。このため、自動変速機を小型化でき、自動変速機を車両に搭載する場合には、自動変速機の搭載性を向上できる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 図1は、本発明の自動変速機の一実施の形態を示す図であり、自動変速機のスケルトン図である。
【図2】 図2は、本発明の自動変速機の一実施の形態を示す図であり、クラッチの切換え状態およびシフトスリーブの切換え状態を示す動作図である。
【図3】 図3は、本発明の自動変速機の一実施の形態を示す図であり、変速段が1速のときのトルクの伝達経路を示す図である。
【図4】 図4は、本発明の自動変速機の一実施の形態を示す図であり、変速段が2速のときのトルクの伝達経路を示す図である。
【図5】 図5は、本発明の自動変速機の一実施の形態を示す図であり、変速段が3速のときのトルクの伝達経路を示す図である。
【図6】 図6は、本発明の自動変速機の一実施の形態を示す図であり、変速段が4速のときのトルクの伝達経路を示す図である。
【図7】 図7は、本発明の自動変速機の一実施の形態を示す図であり、変速段が5速のときのトルクの伝達経路を示す図である。
【図8】 図8は、本発明の自動変速機の一実施の形態を示す図であり、変速段が6速のときのトルクの伝達経路を示す図である。
【図9】 図9は、本発明の自動変速機の一実施の形態を示す図であり、変速段が7速のときのトルクの伝達経路を示す図である。
【図10】 図10は、本発明の自動変速機の一実施の形態を示す図であり、変速段が8速のときのトルクの伝達経路を示す図である。
【図11】 図11は、本発明の自動変速機の一実施の形態を示す図であり、変速段がリバースのときのトルクの伝達経路を示す図である。
1...自動変速機、2...エンジン(内燃機関,駆動源)、3...クランク軸(駆動軸)、4...入力軸、5...カウンタ軸、6...出力軸、7A...ファイナルドリブンギヤ(出力部材)、10...高速入力ギヤ(高速入力ギヤ、第1の高速用ギヤ列)、11...低速入力ギヤ(低速入力ギヤ,第1の低速用ギヤ列)、12...高速カウンタギヤ(第1の高速カウンタギヤ、第1の高速用ギヤ列)、13...低速カウンタギヤ(第1の低速カウンタギヤ,第1の低速用ギヤ列)、14...高速用摩擦クラッチ、15...低速用摩擦クラッチ、16...第1の副変速機構、17...主変速機構、18,19...変速カウンタギヤ、20...高速カウンタギヤ(変速カウンタギヤ,第2の高速カウンタギヤ)、21,22...出力ギヤ、23...高速出力ギヤ(出力ギヤ,高速出力ギヤ)、24...複合ギヤ、25,26...シフトスリーブ(第1のシフトスリーブ)、27...低速カウンタギヤ(第2の低速カウンタギヤ,第2の低速用ギヤ列)、28...低速出力ギヤ(低速出力ギヤ,第2の低速用ギヤ列)、29...第2の副変速機構、30...シフトスリーブ(第2のシフトスリーブ)、31...ファイナルドライブギヤ(出力部材)、55...燃料噴射装置
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