技術分野
褐炭等の被乾燥物を乾燥させる乾燥システム
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】コストや消費エネルギーを低減して、被乾燥物を効率よく乾燥させる。
【解決手段】乾燥システム100は、被乾燥物を収容する第1収容部112と、第1収容部の底面から第1流動化ガスを供給して、第1収容部内において被乾燥物を流動させ流動層を形成する第1流動化ガス供給部114と、第1収容部内に配され、熱媒体が流通するとともに、流通過程において、熱媒体が有する熱で被乾燥物を加熱する第1伝熱部116とを有し、被乾燥物に含まれる自由水を気化させて除去する第1乾燥炉110と、第1乾燥炉において自由水が除去された被乾燥物を収容する第2収容部122と、第2収容部の底面から第2流動化ガスを供給して、第2収容部内において被乾燥物を流動させ流動層を形成する第2流動化ガス供給部124とを有し、被乾燥物に含まれる結合水を気化させて除去する第2乾燥炉120とを備える。
【選択図】図2
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、褐炭等の含水石炭は、自由水と結合水とを含んでいる。自由水は、含水石炭の表面、含水石炭内部のマクロな空隙に存在する水であり、バルク水と同じ熱物性を示す。結合水は、含水石炭の毛細管に凝縮した水、含水石炭の表面で多層または単層となっている吸着水、含水石炭表面の水素に結合した結合水である。結合水は、自由水より蒸発し難い水であるため、結合水を蒸発させるためには、自由水より大きな熱エネルギーを必要とする。
特許文献1の技術では、自由水と結合水とを区別するという概念がそもそもないため、自由水および結合水を一度に気化させることができる熱エネルギー(気化熱)を有する水蒸気を、熱媒体として伝熱配管内に流通させている。そうすると、このような水蒸気を生成するための圧縮機自体のコスト(イニシャルコスト)、および、圧縮機の消費エネルギー(ランニングコスト)がかかるという問題がある。したがって、コストや消費エネルギーを低減して、含水石炭を効率よく乾燥できる技術の開発が希求されている。
そこで本発明は、このような課題に鑑み、コストや消費エネルギーを低減して、被乾燥物を効率よく乾燥させることが可能な乾燥システムを提供することを目的としている。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
課題を解決するために、本発明の乾燥システムは、被乾燥物に含まれる自由水を気化させて除去する第1乾燥炉と、自由水が除去された被乾燥物が導入され、被乾燥物に含まれる結合水を気化させて除去する第2乾燥炉と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
本発明によれば、コストや消費エネルギーを低減して、被乾燥物を効率よく乾燥させることが可能となる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】自由水および結合水を説明するための図である。
【図2】第1の実施形態にかかる乾燥システムの概略図を示す図である。
【図3】第2の実施形態にかかる乾燥システムの概略図を示す図である。
【図4】第3の実施形態にかかる乾燥システムの概略図を示す図である。
【図5】第4の実施形態にかかる乾燥システムの概略図を示す図である。
【図6】第5の実施形態にかかる乾燥システムの概略図を示す図である。
100 乾燥システム
110 第1乾燥炉
112 第1収容部
114 第1流動化ガス供給部
116 第1伝熱部
120 第2乾燥炉
122 第2収容部
124 第2流動化ガス供給部
126 第2伝熱部
140 スチームタービン
150 気液分離ユニット
200 乾燥システム
210 予熱ユニット
212 予熱部
214 上部伝熱部
216 下部伝熱部
300 乾燥システム
320 第2乾燥炉
324 第2流動化ガス供給部
324c 加熱部
400 乾燥システム
420 第2乾燥炉
424 第2流動化ガス供給部
500 乾燥システム
520 第2乾燥炉
526 第2伝熱部
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