特開2016-212054IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

使用済燃料等の貯蔵対象物を貯蔵するための装置

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】架台に対する収容容器の着脱が容易な貯蔵装置を提供する。
【解決手段】貯蔵装置は、左側及び右側の容器突出部16を有する収容容器10と、収容容器10が載置される載置面22を有する架台20と、左側及び右側の容器突出部16を拘束する固定装置31,32と、を備える。固定装置31,32は、容器突出部16を跨いで上側から拘束する拘束部材40と、容器突出部16の奥側及び入口側の位置でそれぞれ拘束部材40を昇降可能に支持する第1及び第2支持部50,60と、を有する。第2支持部60は、起伏部材62と、これを回動可能に支持する回動支持部64と、を有する。起伏部材62は、拘束部材40を昇降可能に支持する起立姿勢と、倒伏して容器突出部16の通過を許容する倒伏姿勢と、に切換えられるように回動する。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

前記特許文献1に記載される装置では、キャスクを出し入れするために当該キャスクの突出部であるトラニオンを上から拘束する部材であるトラニオン固定金具を開閉させる必要、具体的には当該トラニオン固定金具を一方の固定ボルトを中心に垂直軸回りに回動させる必要、があるため、次のような不都合を伴う。 1)前記トラニオン固定金具は、前記キャスクのトラニオンに上から押し付けられることにより当該キャスクを架台上に拘束するものであるから、高い強度が求められ、従って当該トラニオン固定金具の重量及び慣性モーメントは一般に大きい。このようなトラニオン固定金具をみだりに垂直軸回りに回動させることは、取扱い上、また安全上、好ましいとはいえない。 2)前記トラニオン固定金具がこれに対応するトラニオンの直上の位置から外側に大きく回動してしまうと、当該トラニオンの正規の固定位置が不明になる。このことは、前記架台上への前記キャスクの位置決めを難しくする。 以上の課題は、前記のようなキャスクに限らず、複数の突出部を有して貯蔵対象物を収容する収容容器、当該収容容器が載置される架台、及び前記突出部を上から拘束する拘束部材を有して前記収容容器を前記架台上に固定する固定装置を備えた貯蔵装置について広く生じ得る。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、前記課題を解決することが可能な貯蔵装置を提供することを目的とする。
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、複数の容器突出部を有して貯蔵対象物を収容する収容容器、当該収容容器が載置される架台、及び前記容器突出部を上から拘束する拘束部材を有して前記収容容器を前記架台上に固定する固定装置を備えた貯蔵装置であって、前記拘束部材の垂直軸回りの回動を要することなく、前記架台に対する前記収容容器の搬入及び搬出を容易にし、かつ、当該架台上に当該収容容器を固定することが可能なものが、提供される。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の第1の実施の形態に係る貯蔵装置の要部を示す斜視図である。

【図2】前記貯蔵装置を構成するキャスクの正面図である。

【図3】前記キャスクの底面図である。

【図4】図1に示される貯蔵装置における左側及び右側固定装置において第2支持部の起伏部材が倒伏姿勢にある状態を示す断面正面図である。

【図5】図1に示される貯蔵装置における左側及び右側固定装置において第2支持部の起伏部材が起立姿勢にありかつ拘束部材が前記キャスクのトラニオンよりも上側に位置する状態を示す断面正面図である。

【図6】図1に示される貯蔵装置における左側及び右側固定装置において第2支持部の起伏部材が起立姿勢にありかつ前記拘束部材が前記トラニオンに押付けられた状態を示す断面正面図である。

【図7】図4のVII−VII線に沿った断面図である。

【図8】図5のVIII−VIII線に沿った断面図である。

【図9】本発明の第2の実施の形態に係る貯蔵装置における左側及び右側固定装置において第2支持部の起伏部材が倒伏姿勢にある状態を示す断面正面図である。

【図10】図9に示される貯蔵装置における左側及び右側固定装置において第2支持部の起伏部材が起立姿勢にありかつ拘束部材が前記キャスクのトラニオンよりも上側に位置する状態を示す断面正面図である。

【図11】図9に示される貯蔵装置における左側及び右側固定装置において第2支持部の起伏部材が起立姿勢にありかつ前記拘束部材が前記トラニオンに押付けられた状態を示す断面正面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10 キャスク(収容容器)   12 周壁   16 トラニオン(容器突出部)   20 架台   22 載置面   24 ねじ孔   31,35 左側固定装置   32,36 右側固定装置   33 入口側固定装置   34 奥側固定装置   40 拘束部材   44 起伏軸嵌合溝(起伏部材係合部)   47 支柱挿通孔   47a キー溝(回動規制部を構成)   50 第1支持部   52 支柱   52a 支柱の下端部   52b 支柱の上端部(押付け機構を構成)   60 第2支持部   62 起伏軸   62a 起伏軸の下端部   62b 起伏軸の上端部(押付け機構を構成)   64 基部   66 回動連結軸   70 キー(回動規制部を構成)   72 ナット(押付け機構を構成)   90 第2支持部   92 起伏軸   92a 起伏軸の下端部   92b 起伏軸の上端部(押付け機構を構成)   94 基部   95 保持部   96 回動連結軸

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