技術分野
自動車のワイヤハーネスをはじめとする電線束に含まれる複数の電線の端末に設けられてこれらの電線を他の電線や回路等に電気的に接続するためのコネクタ
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】電線側端子の抜けの防止と電線側端子の挿入作業の容易化と、の両立が可能なコネクタを提供する。 【解決手段】コネクタは、同一形状の複数の電線側端子と、これらを保持する絶縁ハウジング30と、を備える。絶縁ハウジング30は、複数の端子収容室C11,…を画定するとともに、各端子収容室C11,…に設けられる複数の端子係止部を有する。複数の端子係止部は、第1のグループと第2のグループとに分類され、第1のグループに属する端子係止部は、第2のグループに属する端子係止部よりも高い保持力を有する。少なくとも、最大直径方向の両外側に位置する端子収容室C11,C13,C31,C38に設けられた端子係止部が前記第1のグループに属し、少なくとも、当該複数の端子収容室の配列の中心Oに最も近い端子収容室C24,C25に設けられた端子係止部が前記第2のグループに属する。 【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
前記コネクタでは、前記各端子係止部が前記各電線側端子を保持する力である保持力の設定が難しいという課題がある。具体的に、当該保持力が低いと、前記電線に大きな引張荷重が加えられたときにこれに対抗して電線側端子を絶縁ハウジング内に保持することができず、当該電線側端子の抜けが生じるおそれが高くなる。逆に、当該保持力が高いと、前記電線側端子を前記端子収容室内に挿入する際に発生する抵抗力、いわゆる挿入力、が大きくなり、当該挿入が容易でなくなる。特に近年は、電線の小径化が進められており、当該電線の径が小さくなるほど、当該電線を把持しながらその端末の電線側端子を端子収容室に挿入する際に当該電線の座屈が生じやすく、その分挿入作業が難しくなる。
本発明は、このような事情に鑑み、複数の電線側端子と、これらの電線側端子の挿入を受け入れる複数の端子収容室を画定する絶縁ハウジングと、を備えたコネクタであって、当該絶縁ハウジングによる前記電線側端子の保持力を満足させながら当該電線側端子の前記端子収容室内への挿入作業を容易化することが可能なものを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者らは、前記課題の解決にあたり、前記電線側端子の前記絶縁ハウジングからの抜けが生じる形態に着目した。すなわち、前記電線束に対して単純な引張荷重が作用する場合には、当該引張荷重が複数の電線側端子に対して均等に分散するため、一つの電線側端子に作用する引張荷重は小さくなるが、前記電線束に対してこれを当該電線束の軸方向と直交する方向に曲げる曲げ荷重が作用した場合、その曲げ曲線の外側に位置する電・・・ 続きを
知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、複数の電線側端子と、これらの電線側端子の挿入を受け入れる複数の端子収容室を画定する絶縁ハウジングと、を備えたコネクタであって、当該絶縁ハウジングによる前記電線側端子の保持力を満足させながら当該電線側端子の前記端子収容室内への挿入作業を容易化することが可能なものが、提供される。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)
この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の実施の形態に係るコネクタの正面図である。
【図2】 前記コネクタの端子収容室内を示す断面側面図である。
10 電線
20 電線側端子
30 絶縁ハウジング
40 ランス
42 基部
43 アーム部
44 先端部
46 係止突起
C11,C12,… 端子収容室
O 端子収容室の配列の中心
全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録