特開2016-221961IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

画像データの記録処理を行う画像処理装置、方法およびプログラム

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】記録方向に応じて画質の劣化を適切に補完する画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像データを取得し、画像が記録される際に生じる画像の劣化を補完するフィルタを用いて、取得された画像データを処理する。フィルタにより画像の劣化を補完する程度は、記録方向に依存し、記録ヘッドの走査方向のフィルタにより画像の劣化を補完する程度は、当該走査方向と交差する方向においてフィルタにより画像の劣化を補完する程度より大きい。
【選択図】図2

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

画像形成装置の鮮鋭性劣化特性は、記録方向に応じ、異方的に変化する場合がある。例えばシリアル方式のインクジェット記録装置では、サテライトや時分割駆動などにより、主走査方向は、副走査方向より鮮鋭性低下が大きくなる。そのため、記録方向に依らない等方的な鮮鋭性回復処理を行う方法では、最適な回復強度を設定できず、画像劣化を招いてしまう。例えば、最適強度よりも弱い強度で鮮鋭性回復処理を行った場合、鮮鋭性は十分に回復されず、ぼけた印象の画像が形成されてしまう。また、最適強度よりも強い強度で鮮鋭性回復処理を行った場合、画像中の輪郭部を過度に強調してしまい、所謂リンギングが生じてしまう。 本発明の目的は、このような従来の問題点を解決することにある。の点に鑑み、本発明は、記録方向に応じて画質の劣化を適切に補完する画像処理装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するため、本発明に係る画像処理装置は、記録ヘッドよりインク滴を吐出することにより、画像データに基づき、前記記録ヘッドの走査方向である記録方向に沿って記録媒体に画像を記録する記録部を制御する画像処理装置であって、画像データを取得する取得手段と、画像が記録される際に生じる画像の劣化を補完するフィルタを用いて、前記取得手段により取得された前記画像データを処理する処理手段と、を備え、前・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、記録方向に応じて画質の劣化を適切に補完することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】画像形成装置の構成を示すブロック図である。

【図2】画像形成処理を示すフローチャートである。

【図3】回復フィルタを説明するための図である。

【図4】記録部の構成を示す図である。

【図5】画像形成部における記録システムを説明するための図である。

【図6】サテライトによる鮮鋭性低下を説明するための図である。

【図7】出力画像における主走査方向と副走査方向との周波数特性を示す図である。

【図8】シリアル型記録ヘッドにより形成される記録ドットの配置を示す図である。

【図9】鮮鋭性計測チャートを示す図である。

【図10】回復フィルタ作成処理を示すフローチャートである。

【図11】回復処理前後の出力画像データの周波数特性の比較を示す図である。

【図12】ライン型記録ヘッドの構成を示す斜視図である。

【図13】空間周波数F以上の領域の回復量を小さくした場合を示す図である。

【図14】出力条件の変化した場合の周波数特性の変化を説明するための図である。

選択図 図2出願人が指定した本件の代表的な図

100 画像形成装置: 109 CPU: 108 画像回復処理部

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