特開2016-222214IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

フック装置に関し、特に、凸面の係合面を有するフックに適したフック装置

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】片手でフックの係合及び離脱を行うことができるフック装置を提供する。
【解決手段】フック装置1は、凸面21の係合面を有するフック2と、フック2と係合可能な凹面31を内面に有する受容部3と、を備え、フック2は、凸面21の頂点に接続された吊下部材22を備え、受容部3は、側面部に形成されフック2を挿通可能な開口部32と、凹面31の頂部から開口部32に渡って形成され吊下部材22を挿通可能な切欠部33と、を備え、受容部3に隣接して配置され凹面31と連通する空間を形成するハウジング4と、ハウジング4内に配置された弾性体5と、弾性体5と凹面31との間に配置され弾性体5により凹面31に向かって付勢されるピストン6と、を備えている。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

上述した特許文献1に記載されたフック装置は、フック係合時には、凸部材を凹部材の開口部に挿入する動作によってストッパを押し倒し、凸部材を凹部材に係合させることによってストッパが復帰して開口部を閉鎖するように構成されている。したがって、かかるフック装置を用いることにより、例えば、揺れの大きな海洋上においても片手で凸部材を凹部材に挿入して係合させることができる。 一方で、フック離脱時には、ストッパに接続されたレバーを操作して、ストッパを傾倒した状態を保持したまま、凸部材を凹部材の開口部から引き抜くように構成されている。したがって、フック離脱時には、一方の片手でレバーを操作しつつ、他方の片手で凸部材を操作しなければならず、両手で作業しなければならない。あるいは、片足でレバーを操作しつつ、片手で凸部材を操作しなければならず、フック離脱時に片手及び片足が作業に拘束されることとなる。 このことは、揺動する海面上において、自身の手によって身体を支えることが困難となることを意味する。特に、母船から搭載艇や救命艇を海面上に降ろす場合には、海象条件が厳しいことが多く、両手又は片手・片足が塞がれることは避けるべき事態である。 本発明は、上述した問題点に鑑みて創案されたものであり、片手でフックの係合及び離脱を行うことができるフック装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、凸面の係合面を有するフックと、該フックと係合可能な凹面を内面に有する受容部と、を備え、前記フックは、前記凸面の頂点に接続された吊下部材を備え、前記受容部は、側面部に形成され前記フックを挿通可能な開口部と、前記凹面の頂部から前記開口部に渡って形成され前記吊下部材を挿通可能な切欠部と、を備えたフック装置において、前記受容部に隣接して配置され前記凹面と連通する空間を形成するハウジン・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明に係るフック装置によれば、フックが挿入される受容部内に弾性体により付勢されたピストンを付勢方向に移動可能に配置したことにより、フック係合時には、フックを受容部に挿入した後、ピストンによりフックの抜け止めをすることができる。また、フック離脱時には、フックを押し下げることによりピストンを押し退けながらフックを受容部から引き抜くことができる。したがって、片手で容易にフックの係合及び離脱を行うことができるとともに、フックを安定して受容部に係合させることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の第一フック装置を示す図であり、(a)は正面部分断面図、(b)は図1(a)におけるB−B断面矢視図、である。

【図2】フックを受容部に挿入した状態を示す図であり、(a)は正面部分断面図、(b)は図2(a)におけるB−B断面矢視図、である。

【図3】フックを受容部に係合させた状態を示す図であり、(a)はロック前の状態、(b)はロック後の状態、を示している。

【図4】ストッパ機構の変形例を示す図であり、(a)は拡大断面図、(b)は図4(a)におけるB−B断面図、である。

【図5】ロック機構の変形例を示す部分拡大図であり、(a)はロック前の状態、(b)はロック後の状態、を示している。

【図6】本発明の他のフック装置を示す図であり、(a)は第二実施形態、(b)は第三実施形態、を示している。

【図7】本発明の他のフック装置を示す図であり、(a)は第四実施形態、(b)は第五実施形態、を示している。

【図8】フック装置の使用状態を示す図であり、(a)は側面図、(b)は背面図、である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 フック装置   2 フック   3 受容部   3a 本体部   3b フランジ部   3c 係止部   3d 挿通孔   4 ハウジング   5 弾性体   6 ピストン   7 ストッパ機構   8 ロック機構   9 クレーン装置   10 搭載艇   21 凸面   22 吊下部材   23 突起部   24 ワイヤロープ   31 凹面   32 開口部   33 切欠部   34 開口部   41 蓋部材   41a 本体部   41b 調整板   41c 調整ネジ   42 貫通孔   43 フランジ部   61 本体部   62 フランジ部   63 遮蔽部材   71 レバー   72 ストッパピン   73 第一リンク   74 第二リンク   75 バネ   76 駆動体   77 円筒カム   78 ストッパレバー   78a 凸部   79 バネ   80 ハウジング   80a 開口部   81 ロックピン   81a ローラ   81b 切欠部   82 拘束具   82a ラッチピン   82b ラッチ板   82c バネ   82d 揺動ピン   82e 開口部   82f バネ   83 バネ   84 収容孔   91 ガーダ   92 台車   93 巻取装置    

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