技術分野
加熱室内の加熱対象である被加熱物に対して誘電加熱等を用いて加熱調理する加熱調理器に関し、特に加熱室を開閉する扉の構造
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】扉の閉成動作時において発生する不快音を低減すると共に、扉の閉成動作時の振動を抑制し、操作性の優れた信頼性の高い小型の加熱調理器を提供すること。
【解決手段】本開示の加熱調理器におけるダンパーユニット5が、衝撃を吸収する衝撃吸収先端部を有するダンパー12と、加熱室の壁面との間に空間を介して配設された断熱部材に取り付けられたダンパー保持部13と、衝撃吸収先端部により扉と当接する方向に常時押圧され、扉の閉成動作時において扉に当接してダンパー保持部13を摺動し、扉の閉成動作時における当接時の衝撃を衝撃吸収先端部に伝達するダンパーキャップ14と、を含む。
【選択図】図5
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
一般家庭で用いられている加熱調理器において、特に近年の電子レンジにおいては、レンジ機能、オーブン機能およびスチーム機能などの多機能の構成が小型の調理器筐体の内部にコンパクトに収納されている。また、このような電子レンジにおいては、調理器筐体の内部には高熱領域が存在するため、電子部品などの高熱には弱い部品に対しては、高熱領域からの熱を遮断する必要があり、部品によってはファンなどの空冷手段を設けて、積極的に冷却する必要がある。このように電子レンジのような高機能な加熱調理器においては、構成部品が多いにも関わらず、部品配置が大幅に規制されており、小型化の障害となっている。
電子レンジにおいて、加熱室内部に被加熱物を出し入れするために開閉する扉は、使用者にとって操作容易性において重要な要素である。また、電子レンジにおいては、誘電加熱動作時に加熱室内にマイクロ波が放射されるため、扉と本体との間はマイクロ波が漏洩しないように、扉を本体に確実に密接させるための牽引手段を有する複雑な構成の開閉機構が設けられている。さらに、例えば、使用者が扉を開成したときマイクロ波放射が確実に停止し、扉を閉成したときマイクロ波放射が可能な状態となるように、扉の開閉動作に伴って加熱動作の制御を連動させる機構が扉および本体に設けられている。
のように、多機能で高機能な加熱調理器においては、小型化を達成するために多くの構成部品を極小なスペースに効率高く配設する必要がある。このような多機能で高機能な加熱調理器において、小型化を達成しつつ操作容易性および信頼性をさらに高めることは、加熱調理器の普及をより進めるために重要な課題である。
加熱調理器においては、特に、使用者にとって使用頻度の高い扉の開閉動作における操作容易性および信頼性を高めることは重要な課題である。例えば、扉の閉成動作時において、加熱動作と連動させるための制御スイッチの接点の入切音、扉が本体側に当接したときに生じる衝突音、およびその衝突時に生じる振動は、使用者にとって不快なものである。
のように扉の閉成動作時において生じる不快音を低減するための機構としては、各種提案されているが、扉の開閉機構と連動させるために機構が大型で複雑になるという課題を有している。更に、そのような機構を前述のように多機能で高機能な小型の加熱調理器の筐体内に設けることは、配置スペースおよび配置位置の規制を受けて、小型化の達成に大きな障害となっていた。
の課題を解決して、扉の閉成動作時において発生する不快音を低減すると共に、扉の閉成動作時の振動を抑制し、配置スペースおよび配置位置の規制に対して容易に対応することが可能な簡単な構成を有し、使用者にとって操作性の優れた信頼性の高い小型の加熱調理器を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本開示の加熱調理器は、
加熱室を備える調理器本体、
前記加熱室の前面にある加熱室開口に対して開成動作又は閉成動作を行う扉、および
前記扉の閉成動作時において、前記扉が前記調理器本体に当接する前に接触するダンパーユニット、を備えた加熱調理器であって、
前記ダンパーユニットが、
衝撃により収縮する衝撃吸収先端部を有するダンパーと、
前記ダンパーを保持し、前記加熱室の壁面と・・・ 続きを
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【発明の効果】
本開示の加熱調理器においては、扉の閉成動作時において発生する不快音を低減すると共に、扉の閉成動作時の振動を抑制し、配置スペースおよび配置位置の規制に容易に対応することが可能な構成を有し、使用者にとって操作性の優れた信頼性の高い小型の加熱調理器を提供することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】本開示の実施の形態1に係る加熱調理器の外観を示す斜視図
【図2】実施の形態1の加熱調理器において、扉が開成位置で停止している開成状態を示す正面図
【図3】実施の形態1の加熱調理器における扉の閉成動作時の状態を示す側面断面図
【図4】実施の形態1の加熱調理器における扉の閉成状態を示す側面断面図
【図5】実施の形態1の加熱調理器におけるダンパーユニットの構成を示す断面図
【図6】実施の形態1の加熱調理器におけるダンパーユニットの外観形状を示す図
【図7】実施の形態1の加熱調理器における筐体内部の冷却空気の流れを示す側面断面図
1 調理器本体
2 加熱室
3 扉
4 操作部
5 ダンパーユニット
6 制御系検出部
7 電力系検出部
8 ラッチスイッチユニット
9 ガスケット
10 加熱室外縁部
10a ダンパー用開口
12 ダンパー
13 ダンパー保持部
14 ダンパーキャップ
14a 当接端
14b 鍔部
14c 摺動部
14d 鍔部先端
14e 押圧面
15 位置決め突起
16 マグネトロン(マイクロ波発生手段)
17 ファン(冷却手段)
18 上側ヒータ
19 下側ヒータ
20 断熱板(断熱部材)
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