特開2016-224185IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ミラーディスプレイ、ハーフミラープレート及び電子機器に関する。より詳しくは、ミラーとして機能するミラーモード及び画像を表示するディスプレイモードを両立したミラーディスプレイ、ミラーディスプレイに用いられるハーフミラープレート、並びに、ミラーディスプレイを用いた電子機器

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】 反射率が充分に高いミラーモード時と、画面輝度の低下が充分に防止されたディスプレイモード時とを容易に切り替えることが可能であるミラーディスプレイを提供する。
【解決手段】 表示を行うディスプレイモードと、外光を反射するミラーモードとが切り換え可能なミラーディスプレイであって、少なくとも二つの反射型偏光板と、該少なくとも二つの反射型偏光板の裏側に配置された表示パネルとを有し、該少なくとも二つの反射型偏光板のうちの少なくとも一つが他の反射型偏光板に対して回転及び/又は移動可能に設けられており、該反射型偏光板の一つが回転及び/又は移動することにより、外光に対する反射率を調整可能であるミラーディスプレイである。
【選択図】 図4

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

従来のミラーディスプレイは、その設置環境が明るい場合は反射光が透過光より強くなりディスプレイ部の映り込みが強く映像が見づらく、暗い場合は反射光が透過光より弱くなり鏡として見づらい問題があった。また、従来のミラーディスプレイは、ディスプレイ部に表示するコンテンツ内容によって透過光の照度が変化するため、透過光が強い場合は反射光が見えづらくなり、弱い場合は映像が見えづらくなるものであった。 特許文献1に記載の発明は、2枚の偏光板でミラーディスプレイを実現する実施形態を開示する。特許文献1に記載のミラーディスプレイは、ディスプレイモード時とミラーモード時とが容易に切り替え可能なものではなく、更なる工夫の余地があった。 特許文献2に記載の発明は、反射型偏光板の偏光軸をずらして配置することで反射率を上げる。特許文献2に記載のミラーディスプレイは、表示を見やすくするために透過率を上げると、反射率が低くなり、ミラーモード時に暗くなってしまう。また、特許文献2に記載のミラーディスプレイも、ディスプレイモード時とミラーモード時とを容易に切り替え可能なものではなく、更なる工夫の余地があった。 特許文献3に記載の発明は、反射型偏光板を使用してミラーディスプレイを実現する。
特許文献3に記載の発明は、液晶セルが通常備える2枚の吸収型偏光板の他に、液晶セルの観察者側に1枚の反射型偏光板を配置し、これを回動させることにより、携帯端末の表示部をディスプレイモードとミラーモードとに切り替えるものであった。しかしながら、特許文献3に記載の発明は、反射型偏光板を1枚のみ使用しているため、透過率のみを変更するものであり、反射率は変更できない。したがって、ミラーモード時の反射率をより優れたものとするうえで工夫の余地があった。 特許文献4に記載の発明は、ハーフミラー層として反射型偏光板を用いた場合について開示している。しかしながら、一つの反射型偏光板の反射率は原理的に約50%に制限されるため、ミラーモード時の反射率不足によりミラーとしての機能が充分ではなく、改善の余地があった。 これに対して、本発明者らは、複数の反射型偏光板によってハーフミラープレートを構成し、少なくとも1つの反射型偏光板を可動とすることに想到した。 本発明は、現状に鑑みてなされたものであり、反射率が充分に高いミラーモード時と、画面輝度の低下が充分に防止されたディスプレイモード時とを容易に切り替えることが可能であるミラーディスプレイ、そのミラーディスプレイに用いられるハーフミラープレート、及び、そのミラーディスプレイを用いた電子機器を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、上述したように、ミラーディスプレイについて種々検討したところ、複数の反射型偏光板を用いてハーフミラープレートを構成し、ハーフミラープレートの裏側に表示パネルを配置し、少なくとも1つの反射型偏光板を可動とすることを見出した。これにより、課題をみごとに解決することができることに想到し、本発明に到達したものである。
【発明の効果】
本発明のミラーディスプレイ、ハーフミラープレート及び電子機器によれば、反射率が充分に高いミラーモード時と、画面輝度の低下が充分に防止されたディスプレイモード時とを容易に切り替えることが可能である。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】実施形態1のミラーディスプレイのディスプレイモード及びミラーモードにおける画面を示す説明図である。

【図2】実施形態1のミラーディスプレイを示す分解立体図である。

【図3】実施形態1における液晶表示パネルの電源オン時及び電源オフ時それぞれの第一のハーフミラー層及び第二のハーフミラー層の透過軸を示す模式図である。

【図4】実施形態1のミラーディスプレイを示す構成図である。

【図5】実施形態1のミラーディスプレイの第1変形例を示す構成図である。

【図6】実施形態1のミラーディスプレイの第2変形例を示す構成図である。

【図7】実施形態1のミラーディスプレイの可動機構を示す断面模式図である。

【図8】実施形態1のミラーディスプレイの可動機構の変形例を示す断面模式図である。

【図9】実施形態2のハーフミラープレートを示す平面模式図である。

【図10】実施形態2のハーフミラープレートを示す断面模式図である。

【図11】実施形態2のハーフミラープレートにおける第一の反射型偏光板を示す平面模式図である。

【図12】実施形態2のハーフミラープレートにおける第二の反射型偏光板を示す平面模式図である。

【図13】実施形態3のハーフミラープレートを示す平面模式図である。

【図14】実施形態3のハーフミラープレートを示す断面模式図である。

【図15】実施形態3のハーフミラープレートにおける第一の反射型偏光板を示す平面模式図である。

【図16】実施形態3のハーフミラープレートにおける第二の反射型偏光板を示す平面模式図である。

【図17】実施形態4のハーフミラープレートを示す平面模式図である。

【図18】実施形態4のハーフミラープレートを示す断面模式図である。

【図19】実施形態4のハーフミラープレートにおける第一の反射型偏光板を示す平面模式図である。

【図20】実施形態4のハーフミラープレートにおける第二の反射型偏光板を示す平面模式図である。

【図21】従来の一般的な表示パネルの電源オン時の表示状態及び電源オフ時の表示状態を示す説明図である。

選択図 図4出願人が指定した本件の代表的な図

1:ディスプレイモードのミラーディスプレイ   2:ミラーモードのミラーディスプレイ   10:第一のハーフミラー層   11、111、211、311、411、511、612H、711:第一の反射型偏光板   20:第二のハーフミラー層   21、121、221、321、521、621、721:第二の反射型偏光板   23、123、223、323、423:ステッピングモーター   30、130、230、330、530、630、730:液晶表示パネル   41、141、241:反射率設定手段   43、143、243:CPU   45、145:コンテンツ   101:電源オン状態の表示パネル   102:電源オフ状態の表示パネル   147:照度センサー   245:コンテンツ(角度情報)   317、417:筐体部分   327、427:部材   325、425、725:ギア   421A:第二の反射型偏光板を貼りつけた液晶表示パネル   527:ラック   612:表示領域が第一の反射型偏光板であり、表示領域以外が高反射率ミラーである部材   612M:高反射率ミラー

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