特開2016-65076IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

メチレンテトラゾール基を含むN−アリール−およびN−ヘタリール−置換されたピラゾールの変換によって、下記式(I):
【化1】
のテトラゾール−置換されたアントラニルアミド誘導体を製造する方法に関するものである。本発明はさらに、この方法による相当するアントラニルアミド誘導体の新規な結晶多形体の提供、ならびにその新規な結晶多形体、ならびに農芸化学製剤におけるそれらの使用に関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】取り扱いが容易であり、安定な製剤の製造を可能とする、より高純度でより品質の高いアントラニルアミド誘導体の新規結晶多形体の提供。
【解決手段】Cu Kα照射を用いるX線粉末回折で特定の反射を有する式(I−1)で表される化合物の結晶多形体Bと称される新規な結晶多形体。

【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

有効成分が異なる結晶多形体(多形)で得られることは、製造方法の開発および製剤の開発の両方で非常に重要であることも知られている。例えば、化合物の異なる結晶多形体は、見かけ(晶癖)および硬度に加えて、多くの別の物理化学特性においても異なる。安定性、濾過性、溶解性、吸湿性、融点、固体密度および流動性に関する相違は、作物処理組成物の品質および抗力に大きな影響を与え得る。現時点では、物理化学特性を含めて結晶多形体の発生および数を予測することは可能になっていない。特に、生体に投与した後の熱力学的安定性および異なる挙動を予め決定することはできない。 従って本発明の目的は、より高純度でより品質の高い式(I)のテトラゾール−置換されたアントラニルアミド誘導体の新規で経済的に実行可能な方法を提供することにあり、その意図するところは特に、テトラゾール環の1位に結合を有する異性体の割合を低減することにある。本発明の別の目的は、物理化学特性の故に取り扱いが容易であり、安定な製剤の製造を可能とする、相当するアントラニルアミド誘導体の新規な結晶多形体を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

その目的は、本発明に従い、下記一般式(I)のアントラニルアミド誘導体:

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】多形体BのX線粉末回折像である。

【図2】多形体A(上図)およびB(下図)の比較を示す図である。

【図3】多形体Aのラマンスペクトラムである。

【図4】多形体Bのラマンスペクトラムである。

【図5】多形体AのIRスペクトラムである。

【図6】多形体AのIRスペクトラムである。

【図7】室温で3日間保存後の実施例1(左側:A型;右側:B型)を示す図である。

【図8】室温で3日間および40℃で7日間保存した後の実施例1(左側:A型;右側:B型)を示す図である。

【図9】室温で3日間および54℃で7日間保存した後の実施例1(左側:A型;右側:B型)を示す図である。

【図10】実施例1についての54℃で保存後のA型および54℃で保存後のB型の顕微鏡画像である。

【図11】室温で3日間および40℃で7日間保存した後の実施例2(左側:A型;右側:B型)を示す図である。

【図12】室温で3日間および54℃で7日間保存した後の実施例2(左側:A型;右側:B型)を示す図である。

【図13】実施例2についての54℃で保存後のA型および54℃で保存後のB型の顕微鏡画像である。

【図14】室温で3日間および40℃で14日間保存した後の実施例3(左側:A型;右側:B型)を示す図である。

【図15】室温で3日間および54℃で14日間保存した後の実施例3(左側:A型;右側:B型)を示す図である。

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