特開2016-79845IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

回転数制御装置、回転数制御方法及び回転駆動システム

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】手間のかかる調整をすることなく、制御対象のワインドアップ現象を防止すると共に、過渡応答時間を短縮することができる回転数制御装置を提供する。
【解決手段】主軸回転制御装置40は、積分器49により演算された積分補正量が上限値を超えるときは積分補正量を上限値に制限して出力し、積分補正量が下限値を下回るときは積分補正量を下限値に制限して出力し、積分補正量が下限値以上であって上限値以下であるときは積分補正量をそのまま出力するリミッタ回路52と、回転数偏差の絶対値が所定値を超え、かつ、積分補正量が飽和された場合に、リミッタ回路52の上限値及び下限値を拡大する積分リミッタ拡大演算部46と、演算された微分補正量、比例補正量及び積分補正量制限手段から出力された積分補正量を加算して、制御対象の回転数を制御するための制御信号を出力する加算器53と、を備える。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1では、制御対象に過渡的な変化が与えられた場合、上下限リミッタを持つ積分演算部の出力値が上下限値に飽和してしまい、応答速度が遅くなる問題があった。一方、応答速度を早くしようとすると、積分演算部の上下限リミッタ値を広げ、PID制御部のゲインを調整する必要があり、調整に時間と手間がかかる問題がある。このため、ワインドアップ量の減少を優先させ応答時間の短縮を断念することもあった。 本発明は、このような実情を鑑みて提案されたものであり、手間のかかる調整をすることなく、制御対象のワインドアップ現象を防止すると共に、過渡応答時間を短縮することができる回転数制御装置、回転数制御方法及び回転駆動システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係る回転数制御装置の第一実施態様は、制御対象の目標回転数と前記制御対象の実回転数との偏差である回転数偏差を演算する演算手段と、前記演算手段により演算された回転数偏差に基づいて微分補正量を演算する微分補正量演算手段と、前記演算手段により演算された回転数偏差に基づいて比例補正量を演算する比例補正量演算手段と、前記演算手段により演算された回転数偏差に基づいて積分補正量を演算する積分補正量演・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、手間のかかる調整をすることなく、制御対象のワインドアップ現象を防止すると共に、過渡応答時間を短縮することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の船舶推進システムの構成を示すブロック図である。

【図2】船舶推進システムにおいて変速指令を発令した場合の過渡応答特性と従来のアンチワイドアップPID制御の過渡応答特性とを比較する図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 船舶推進システム(回転駆動システム)、11 スクリュー(制御対象)、12 主軸(制御対象)、13 減速機(回転駆動手段)、14 主機関(回転駆動手段)、15 ガバナ(回転駆動手段)、20 センサ(検出手段)、30 スロットル操作部、40 主軸回転制御装置(回転数制御装置)、41 加算器(演算手段)、42 微分定数乗算器(微分補正量演算手段)、43 微分器(微分補正量演算手段)、44 比例定数乗算器(比例補正量演算手段)、46 積分リミッタ拡大演算部(限界値拡大手段)、49 積分器(積分補正量演算手段)、52 リミッタ回路(積分補正量制限手段)、53 加算器(加算手段)

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