特開2017-101028IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

発明の分野
本発明は、規定される部位において1個もしくはそれより多い生物適合性ポリマー、例えばポリエチレングリコールへのカップリングを許す因子VIII(FVIII)突然変異タンパク質に関する。さらに、治療目的のための関連する調製物、投薬物(dosages)及びその投与の方法を提供する。これらの変更されたFVIII突然変異体ならびに関連する組成物及び方法は、血友病Aに苦しむ患者のための注入頻度が低下し、且つ免疫原性反応が低下した処置の選択肢を与えるのに有用である。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】向上した薬物動態学的特性及び治療的特性を有する生物適合性ポリマー−複合機能性FVIIIポリペプチドを提供する。
【解決手段】因子VIIIプロコアグラント活性を有する単離されたポリペプチド複合体であって、重鎖および軽鎖を有する機能性因子VIIIポリペプチドを含んでなり、該機能性因子VIIIポリペプチドが重鎖のみにおいて1個もしくはそれ以上の生物適合性ポリマーに共有結合している、単離されたポリペプチド複合体。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の目的は、向上した薬物動態学的特性及び治療的特性を有する生物適合性ポリマー−複合機能性FVIIIポリペプチドを提供することである。 本発明の他の目的は、向上した薬物動態学的性質を有する生物適合性ポリマー−複合Bドメイン欠失FVIIIタンパク質を提供することである。 本発明のさらに別の目的は、低−密度リポタンパク質受容体−関連タンパク質(LRP)、低−密度リポタンパク質(LDL)受容体、ヘパラン硫酸プロテオグリカン(HSPGs)及び/又はFVIIIに対する阻害性抗体への結合が減少した生物適合性ポリマー−複合機能性FVIIIポリペプチドを提供することである。 本発明のさらに別の目的は、生体内におけるより長い作用の持続時間及び低下した免疫原性を有し、一貫したやり方で均一な生成物として生産され得る改良されたFVIII変異体を提供することである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の1つの側面において、ポリペプチド上のあらかじめ規定される1個もしくはそれより多い部位において1個もしくはそれより多い生物適合性ポリマーに共有結合した機能性因子VIIIポリペプチドを含んでなる因子VIIIプロコアグラント活性を有する複合体であって、あらかじめ規定される部位がN−末端アミンではない複合体を提供する。本発明は、機能性因子VIIIポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を突然・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1a】PEG突然変異タンパク質のためのベクターマップ及び突然変異誘発戦略。

【図1b】PEG突然変異タンパク質のためのベクターマップ及び突然変異誘発戦略。

【図2】モノクローナルFVIII抗体クロマトグラフィーカラム上で精製されたPEG2タンパク質の場合の、時間に関する280nmにおけるUV吸光度分布。

【図3】3−段階特定部位PEG化法。

【図4】PEG2の特定部位のPEG化。

【図5】PEG6の特定部位のPEG化。

【図6a】BDD、PEG2、4、5及び6の特定部位のPEG化。

【図6b】PEG2及びPEG6を標準として用いるPEG15及びPEG7のPEG化。

【図6c】PEG2及びPEG6を標準として用いるPEG2+6のPEG化。

【図6d】PEG2を標準として用いる野生型全長FVIII(KG−2)のPEG化。

【図7】PEG化されたPEG2のトロンビン切断。

【図8】PEG化された野生型全長FVIII(KG−2)のトロンビン切断。

【図9】PEG化されたPEG2のヨウ素染色。

【図10a】非PEG化PEG2のMALDI質量分析。

【図10b】22kD PEG化PEG2のMALDI質量分析。

【図11a】トロンビン切断の後の非PEG化PEG2のMALDI質量分析。

【図11b】トロンビン切断の後のPEG化PEG2のMALDI質量分析。

【図12】トロンビン切断の前後のPEG化PEG6のMALDI質量分析。

【図13】サイズ−排除カラム上で精製されたPEG化PEG2の280nmにおけるUV吸収分布。

【図14】カチオン交換カラム上で精製されたPEG化及び非PEG化PEG6の280nmにおけるUV吸収分布。

【図15】サイズ−排除カラム上で精製されたPEG化及び非PEG化PEG6の280nmにおけるUV吸収分布。

【図16】発色アッセイ及び凝固アッセイにより測定される場合のPEG化タンパク質の活性を非PEG化タンパク質の活性と比較するグラフ。

【図17】PEG2と比較されるPEG化PEG2のウサギPK研究。

【図18】BDD及びPEG2と比較されるPEG化PEG2のウサギPK研究。

【図19】BDD及びPEG6と比較されるPEG化PEG6のウサギPK研究。

【図20】非変更全長FVIIIと比較されるPEG化野生型全長(“fl”)FVIIIのウサギPK研究。

【図21】PEG6及びBDDと比較されるPEG化PEG6の血友病マウスPK研究。

【図22】BDDと比較される22及び43kD PEG化PEG2の正常マウスPK研究。

【図23】時間経過中ずっとBDDと比較される22kD PEG化PEG2の正常マウスPK研究。

【図24】血友病マウスアッセイにおけるBDD因子VIIIの2つの種の半減期の薬物動態学的(PK)評価を描く、血友病マウス(BDD)因子VIII回収率ヒストグラム。

【図25】BDDと比較される22kD PEG化PEG2の血友病マウス腎臓裂傷研究。

【図26】増加する量のFVIII抗体の存在下におけるPEG化PEG2及びBDDの発色活性。

【図27】増加する量のFVIII mAB 413抗体の存在下におけるPEG化PEGの発色活性。

【図28】FVIIIへの阻害物質を発現した患者に由来するヒト血漿の存在下におけるBDD、43kD PEG化PEG2、33kD PEG化PEG6及び33kD ジPEG化PEG2+6の発色活性。

【図29】PEG化スクリーニング法及び正当化。

【図30】PEG15〜17のPEG化スクリーニング。

【図31】還元剤濃度の関数としてPEG2+14のPEG化を示すゲル。

【図32】67〜670uMのTCEPで処理され、続いて還元剤が除去されたPEG2+14のデコンボリューションされた質量スペクトル。

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