特開2017-111970IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

電極の製造方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】バインダの増量に伴う電池性能の低下を抑制しつつ、造粒体の展延性を向上させる。
【解決手段】電極の製造方法は、電極活物質、カルボキシメチルセルロースおよびグルテンを含有する造粒体を形成するステップ(S01)と、該造粒体により電極を製造するステップ(S02)と、を備える。電極を製造するステップは、造粒体を圧延すること、および、該造粒体を集電体の表面に配置すること、を含む。造粒体を形成するステップにおいて、電極活物質、カルボキシメチルセルロースおよびグルテンの合計に対する、該カルボキシメチルセルロースの質量比率が0.5質量%以上5.0質量%以下、該グルテンの質量比率が0.5質量%以上2.0質量%以下となるように、該電極活物質、該カルボキシメチルセルロースおよび該グルテンを混合する。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

造粒体とは、電極活物質、バインダ等を含む複合粒子(以下「造粒粒子」と記す)の集合体(粒体)である。特許文献1では、かかる造粒体をロールギャップでシート状に圧延し、さらに基材(集電体)に転写することにより、電極を製造する方法が提案されている。 しかし造粒体の組成によっては、展延性が十分でなく、圧延および転写の際に、造粒体が千切れ、製造された電極にピンホール、スジ等の表面欠点が生じる場合もある。 造粒体の展延性を向上させるために、造粒体の粘性成分であるバインダを増量することも考えられる。しかしバインダの増量は、電池抵抗の増大につながる。バインダは電極において抵抗成分となるためである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の電極の製造方法は、電極活物質、カルボキシメチルセルロースおよびグルテンを含有する造粒体を形成するステップと、該造粒体により電極を製造するステップと、を備える。 電極を製造するステップは、造粒体を圧延すること、および、該造粒体を集電体の表面に配置すること、を含む。 造粒体を形成するステップにおいて、電極活物質、カルボキシメチルセルロースおよびグルテンの合計に対する、該カルボキシ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
によれば、バインダの増量に伴う電池性能の低下を抑制しつつ、造粒体の展延性を向上させることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の実施形態にかかる電極の製造方法の概略を示すフローチャートである。

【図2】電極製造ステップの一例を示す概略図である。

【図3】CMCの質量比率およびグルテンの質量比率と、電池の内部抵抗との関係を示す第1図である。

【図4】CMCの質量比率およびグルテンの質量比率と、結着強度との関係を示す第1図である。

【図5】CMCの質量比率およびグルテンの質量比率と、結着強度との関係を示す第2図である。

【図6】CMCの質量比率およびグルテンの質量比率と、電池の内部抵抗との関係を示す第2図である。

【図7】CMCの質量比率およびグルテンの質量比率と、結着強度との関係を示す第3図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10A,10B 造粒体、11 集電体、90 電極製造装置、91 Aロール、92 Bロール、93 Cロール、R 範囲。

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