技術分野
沿岸における波浪の流体力を減勢する技術
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】沿岸部において、波浪の流体力が減勢された所望の作業空間を確保し、かつ、当該作業空間に対する作業のための足場を確保する手段を提供する。
【解決手段】消波構造物2は、沿岸部の海底地盤の上方に配置されるフレーム21と、フレーム21を安定させ、かつ消波機能を有する築堤22と、フレーム21の陸側に隣接して配置され、フレーム21に連結された複数の縦方向支持部材23と、隣り合う2本の縦方向支持部材23の間に各々挿入され、作業空間Sに対する海水Wの浸入を遮断する止水壁25を備える。築堤22の陸側の側面の少なくとも一部はフレーム21が有する壁状部材214に支持されて、概ね鉛直に切り立つ。そのため、築堤22の上面の平坦な部分が作業空間Sに近接する位置まで拡がり、作業空間Sに対し作業を行う重機等の足場となる。
【選択図】図3
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
沿岸部において、例えば既設の橋脚周りの補修、補強等のために、波浪の流体力が減勢された所望の作業空間を確保するとともに、当該作業空間に対し作業を行う重機等の足場を確保したい場合がある。
上述した特許文献1に記載の発明において採用されているように、沿岸部の海底地盤上に捨石等の石材を用いてマウンドを築造すれば、マウンドの陸側に波浪の流体力が減勢された作業空間を確保することができる。
特許文献1に記載のマウンドの上面は概ね水平で平坦であるため、重機等の足場とすることができる。しかしながら、当該マウンドは、その上面から陸側へ向かい下方に傾斜する法面を有するため、橋脚等の、補修、補強の対象の水中構造物の沖側に当該マウンドを築造すると、当該マウンドの上面は対象の水中構造物より沖側に離れた位置となる。従って、当該マウンドの上面は、対象の水中構造物の周囲の作業空間に対し作業を行う重機等の足場としては適さない。
本発明は、の事情に鑑み、沿岸部において、波浪の流体力が減勢された作業空間を確保し、かつ、当該作業空間に対する作業のための足場を確保する手段を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
の目的を達成するため、本発明は、沿岸部の海底の上方に配置される、陸側から沖側に向かい延伸する横部材と、前記横部材の陸側の端部から上に向かい延伸する縦部材と、前記縦部材に取り付けられる壁状部材と、が一体化されたフレームと、海底面から前記横部材の上面以上までの高さ範囲に配置され、前記フレームを安定させ、かつ消波機能を有する築堤とを備える消波構造物を第1の態様として提案する。
【発明の効果】
本発明によれば、沿岸部において、波浪の流体力が減勢された作業空間が確保され、かつ、当該作業空間に対する作業のための足場が確保される。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】一締切構造物及び消波構造物の平面図。
【図2】一締切構造物の断面図。
【図3】一消波構造物の断面図。
【図4】一シール材の配置位置を示した図。
【図5】一シール材の配置位置を示した図。
【図6】一シール材の配置位置を示した図。
【図7】一シール材の配置位置を示した図。
【図8】一締切構造物の構築が開始される前の状態の断面図。
【図9】一締切構造物の構築途中の状態の断面図。
【図10】一締切構造物の構築途中の状態の断面図。
【図11】一締切構造物の構築が完了した状態の断面図。
【図12】一消波構造物の構築が開始される前の状態の断面図。
【図13】一消波構造物の構築途中の状態の断面図。
【図14】一消波構造物の構築途中の状態の断面図。
【図15】一消波構造物の構築途中の状態の断面図。
【図16】一消波構造物の構築途中の状態の断面図。
【図17】一消波構造物の構築途中の状態の断面図。
【図18】一消波構造物の構築が完了した状態の断面図。
1…締切構造物、2…消波構造物、11…築堤、12…フレーム、13…止水壁、14…シール材、21…フレーム、22…築堤、23…縦方向支持部材、24…連結部材、25…止水壁、26…シール材、31…止水壁、32…シール材、111…基礎マウンド、112…築堤マット、113…粒度調整砕石、121…縦部材、122…横部材、123…斜部材、211…横部材、212…縦部材、213…斜部材、214…壁状部材、215…横方向補強部材、221…基礎マウンド、222…築堤マット、223…粒度調整砕石、224…消波ブロック、241…横方向連結部材、242…チェーンブロック
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