特開2017-182925IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

アルカリ二次電池用の負極及びこの負極を含むアルカリ二次電池

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】サイクル寿命特性の向上及び低温放電特性の向上の両立を図ることができるアルカリ二次電池用の負極を含むアルカリ二次電池を提供する。
【解決手段】ニッケル水素二次電池2は、セパレータ28、正極24及び負極26からなる電極群22を備え、負極26は、負極芯体と、この負極芯体に保持されている負極合剤と、を備え、この負極合剤は、水素吸蔵合金の粒子からなる水素吸蔵合金粉末及び負極添加剤の粉末を含んでおり、この負極添加剤は、フッ化イッテルビウムである。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、したような各種機器においては用途の拡大にともない、使用条件もより過酷となっている。このため、これら機器に搭載されるニッケル水素二次電池においては、例えば、0℃〜−30℃のような低温環境下でも使用されることがある。しかしながら、従来のニッケル水素二次電池においては、したような低温環境下での放電容量が25℃程度の室温環境下での放電容量よりも大幅に低下するという不具合が生じる。この不具合の主な原因としては、低温環境下では水素吸蔵合金の表面の活性が著しく低下して負極の反応性が大幅に低下することが挙げられる。 このような低温環境下での水素吸蔵合金の表面における活性の低下は、したようなサイクル寿命特性の改善が図られた電池においても同様に起こるため、ニッケル水素二次電池においては、サイクル寿命特性の向上と低温放電特性の向上の両立は難しい。つまり、サイクル寿命特性の向上と低温放電特性の向上の両立が十分に図られた電池は未だに開発されていないのが現状である。 よって、したように用途が拡大していることから、より過酷な使用条件下でも繰り返し使用できる高性能なニッケル水素二次電池の開発が望まれている。 本発明は、の事情に基づいてなされたものであり、その目的とするところは、サイクル寿命特性の向上及び低温放電特性の向上の両立を図ることができるアルカリ二次電池用の負極及びこの負極を含むアルカリ二次電池を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、負極芯体と、前記負極芯体に保持されている負極合剤と、を備え、前記負極合剤は、水素吸蔵合金の粒子からなる水素吸蔵合金粉末及び負極添加剤の粉末を含んでおり、前記負極添加剤は、フッ化イッテルビウムである、アルカリ二次電池用の負極が提供される。
【発明の効果】
本発明のアルカリ二次電池用の負極は、負極合剤に、負極添加剤の粉末を含んでおり、この負極添加剤は、フッ化イッテルビウムである。この構成により、負極全体としてのガス吸収性能が向上するとともに、水素吸蔵合金の表面の活性度が高くなる。このため、本発明の負極を含むアルカリ二次電池は、サイクル寿命特性の向上及び低温放電特性の向上の両立を図ることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の一ニッケル水素二次電池を部分的に破断して示した斜視図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

2 ニッケル水素二次電池   22 電極群   24 正極   26 負極   28 セパレータ

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