技術分野
スクロール式流体機械
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】スクロール式流体機械において、旋回スクロールに転覆モーメントが作用することを防止すると共に、旋回スクロールの軸孔への塵、水等の浸入を防止する。 【解決手段】旋回スクロール6は、中心部に、吐出口9に対向する側が閉塞壁65により閉塞され、偏心軸部51が回転可能に挿入される軸孔63を形成するボス部64を有する。ボス部64は、閉塞壁65と当該閉塞壁65に対向する吐出口9との間に、中心寄り密閉室7aに連通する逃がし空間71を形成するように、軸線方向の向く高さが旋回ラップ62の高さよりも低く形成される。密閉室7に導入された気体は、最終的に逃がし空間71を通って吐出口9から吐出される。 【選択図】 図3
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかし、特許文献1に記載のスクロール式流体機械は、偏心軸部が旋回スクロールの軸孔に回転可能に挿入され、軸孔が旋回スクロールを貫通して吐出口に対向する側が開口しているため、密閉ケーシングを備えない密閉式でないスクロール式流体機械では、露出している吐出口を経由して軸孔の軸受部分に塵、水等が浸入して、故障の原因を招く虞がある。
本発明は、課題に鑑み、旋回スクロールに転覆モーメントが作用することを防止すると共に、旋回スクロールの軸孔への塵、水等の浸入を防止したスクロール式流体機械を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
課題を解決するため、第1の発明は、ハウジングと、前記ハウジングに固定され、端板に固定ラップを形成した固定スクロールと、前記ハウジング内に収容され、モータに連結された主軸と一体をなす偏心軸部に枢支されると共に、端板に前記固定スクロールと噛合することにより密閉室を形成する旋回ラップを形成した旋回スクロールと、前記主軸が回転した際、前記旋回スクロールの自転運動を阻止しつつ公転運動させる自転防止・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によると、旋回スクロールの中心部に、吐出口に対向する側が閉塞壁により閉塞され、かつ偏心軸部が旋回ラップまで挿入される程度の深さを有する軸孔を形成したことにより、旋回スクロールに転覆モーメントが作用することを防止すると共に、旋回スクロールの軸孔への塵、水等の浸入を阻止して故障の原因を除去することができる。
さらに、閉塞壁と当該閉塞壁に対向する吐出口との間に、中心寄り密閉室に連通する逃がし空間を形成すると、密閉室で圧縮された気体を逃がし空間でさらに圧縮して吐出口から吐出するため、圧縮比をより高めることができる。
さらに、逃がし空間を、旋回スクロールの中心部に形成すると、吐出流路の抵抗を小さくして、高い効率が得られることができると共に、吐出口を小さくして、スクロール式流体機械の小型化を図ることができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明におけるスクロール式真空ポンプの縦断側面図である。
【図2】 図1におけるII−II線縦断面図である。
【図3】 要部の拡大縦断側面図である。
【図4】 斜め前方から見たスクロール式真空ポンプの分解斜視図である。
【図5】 斜め後方から見た要部の分解斜視図である。
1 スクロール式真空ポンプ
2 ハウジング
2A 軸受プレート
3 モータ
4 固定スクロール
5 主軸
6 旋回スクロール
7 密閉室
7a 中心寄りの密閉室
7b 吸込室
8 吸入口
9 吐出口
10 オルダムリング
11 ボルト
12 ラジアル軸受
13 バランスウェイト
14a、14b シール
15 スラスト軸受
16 スラスト軸受
17 環状シール
18 弾性体
20、21 ラジアル軸受
22 外周側空間
23 内周側空間
24 シール
31 回転軸
32 モータケーシング
41 端板
42 固定ラップ
43 冷却フィン
51 偏心軸部
61 端板
62 旋回ラップ
63 軸孔
64 ボス部
65 閉塞壁
66 案内溝
67 凹溝
68 耳部
71 逃がし空間
101 本体
102 前側爪
103 後側爪
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