技術分野
窒化物半導体装置の製造方法に関する。
従来、砒化ガリウム(以下、GaAs)基板上に窒化ガリウム(以下、GaN)層をヘテロ結晶成長させる場合に、GaAs基板とGaN層との間にGaN低温成長バッファ層を設けることが知られている(例えば、特許文献1参照)。さらに、貫通転位を低減するべく、HVPE(Hydride Vapor Phase Epitaxy)により、島状特徴を有する低温GaN層と低温GaN層上の高温GaN層とを形成することが知られている(例えば、特許文献2参照)。また、ピットを有するGaN層である中間層を形成した後に、当該ピットを埋め込むことが知られている(例えば、特許文献3参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開平9−255496号公報
[特許文献2] 特開2013−241331号公報
[特許文献3] 特開2007−201424号公報
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】GaN基板上にGaN層をホモエピタキシャル成長させる際に、GaN基板の温度を1000℃程度とする場合がある。ただし、この場合、GaN基板の表面から窒素が抜けて、GaN基板の表面荒れが生じる。GaN層の結晶品質は下地の表面状態に依存するので、GaN層の結晶品質が低下する。 【解決手段】窒化物半導体基板と、窒化物半導体基板上に設けられた窒化物半導体層とを有する窒化物半導体装置の製造方法であって、成膜室に配置した窒化物半導体基板を加熱して、窒化物半導体基板を成長温度まで昇温させ、且つ、成長温度に達した後は成長温度に維持する加熱段階と、窒化物半導体基板の加熱を開始してから窒化物半導体基板が成長温度に達する前に、窒化物半導体層を形成する材料ガスの成膜室への導入を開始して、窒化物半導体基板が成長温度に達した後も材料ガスの成膜室への導入を継続するガス導入段階と、を備える製造方法を提供する。 【選択図】図3
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
GaN基板上にGaN層をホモエピタキシャル成長させる際に、GaN基板の温度を1000℃程度とする場合がある。ただし、この場合、GaN基板の表面から窒素原子が抜けて、GaN基板の表面荒れが生じる。GaN層の結晶品質は下地であるGaN基板の表面状態に依存するので、GaN基板の表面荒れに起因してGaN層の結晶品質が低下する。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の第1の態様においては、窒化物半導体装置の製造方法を提供する。窒化物半導体装置は、窒化物半導体基板と、窒化物半導体基板上に設けられた窒化物半導体層とを有してよい。窒化物半導体装置の製造方法は、成膜室に配置した窒化物半導体基板を加熱して、窒化物半導体基板を成長温度まで昇温させ、且つ、成長温度に達した後は成長温度に維持する加熱段階と、窒化物半導体基板の加熱を開始してから窒化物半導体基板が成・・・ 続きを
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この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 第1実施形態における縦型MOSFET100の断面概要を示す図である。
【図2】 第1実施形態における縦型MOSFET100の製造工程を示すフロー図である。
【図3】 (a)は、段階S10および段階S15におけるGaN基板10の温度の推移を示すタイミングチャートである。(b)は、各タイミングに応じた(1)導入ガス、(2)成膜室の状態、および(3)形成される層を説明する図である。
【図4A】 製造工程における段階S10を示す図である。
【図4B】 製造工程における段階S15を示す図である。
【図4C】 製造工程における段階S20を示す図である。
【図4D】 製造工程における段階S30を示す図である。
【図4E】 製造工程における段階S40を示す図である。
【図4F】 製造工程における段階S50を示す図である。
10・・GaN基板、12・・GaN層、14・・おもて面、16・・裏面、18・・キャップ層、20・・保護層、22・・n型領域、24・・p型ウェル、25・・チャネル形成領域、26・・p+型ウェル、28・・n+型ウェル、30・・ゲート端子、32・・ゲート絶縁膜、34・・ゲート電極、40・・ソース端子、44・・ソース電極、50・・ドレイン端子、54・・ドレイン電極、60・・被処理積層体、100・・縦型MOSFET、110・・アニール装置
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