特開2017-225723IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

鍋状容器内に給水する給水部を備えた炊飯器

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】炊飯開始時における米量、米質、水量にばらつきがある場合であっても、米量及び米質に応じた適切な水量で炊飯が行われ、美味しい米飯を提供することができる。
【解決手段】炊飯器100は、被加熱物を収容する鍋状容器1と、鍋状容器1を加熱する第1の加熱部12と、鍋状容器1の温度を検知する第1の温度センサ13と、時間を計測する時間計測部17と、鍋状容器1内に給水する給水部30と、炊飯工程において第1の加熱部12及び給水部30を制御する制御部18とを備える。制御部18は、前記炊飯工程中に、複数回に分けて、前記給水部30に前記鍋状容器1内への給水を行わせる。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかし、計量カップで計量される米量には、5〜10%程度の計量誤差が発生することがある。そのため、従来の炊飯器では、3カップの米を炊飯釜に収容し、設定ボタンで米量を「3カップ」に設定したとしても、炊飯釜に供給される水の量(水量)が、米量に対して適切ではない場合がある。 また、適切な水量は、米の性質(米質)によっても異なる。例えば、炊飯される米が新米である場合には、米自体に多くの水分が含まれているため、適切な水量は少なめになる。逆に、炊飯される米が古米又は乾燥した室内に保管された米である場合には、米は過度に乾燥しているため、適切な水量は多めになる。 つまり、従来の炊飯器は、米量の計量誤差及び米質のばらつきによって、炊き上がった米飯の質(出来具合)にばらつきが生じるという問題があった。 本発明は、従来技術の課題を解決するためになされたものであり、炊飯開始時における米量、米質、及び水量にばらつきがある場合であっても、米量及び米質に応じた適切な水量で米を炊くことができる炊飯器を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の一態様に係る炊飯器は、被加熱物を収容する鍋状容器と、前記鍋状容器を加熱する第1の加熱部と、前記鍋状容器内に給水する給水部と、炊飯工程において前記第1の加熱部及び前記給水部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記炊飯工程中に、複数回に分けて、前記給水部に前記鍋状容器内への給水を行わせるものである。
【発明の効果】
本発明によれば、炊飯工程中に、複数回に分けて、鍋状容器内へ給水を行うことによって、炊飯開始時における米量、米質、及び水量にばらつきがある場合であっても、米量及び米質に応じた適切な水量で炊飯が行われるので、美味しい米飯を提供することができる。 また、本発明によれば、炊飯開始前における水位合わせなどの面倒な作業が不要となり、炊飯器の使い勝手を良くすることができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の実施の形態1に係る炊飯器の構成(断面構造及び制御系の構成を含む)の一例を概略的に示す図である。

【図2】実施の形態1に係る炊飯器における理想的な炊飯工程(給水が不要である場合)における鍋状容器及び被加熱物の温度変化を示す図である。

【図3】実施の形態1に係る炊飯器の炊飯工程を示すフローチャートである。

【図4】(a)及び(b)は、実施の形態1に係る炊飯器における炊飯工程における鍋状容器及び被加熱物の温度変化を示す図であり、(a)は炊飯開始時の水量が少ない場合、(b)は炊飯開始時の水量がやや少ない場合を示す。

【図5】本発明の実施の形態2に係る炊飯器の構成(断面構造及び制御系の構成を含む)の一例を概略的に示す図である。

【図6】(a)及び(b)は、実施の形態2に係る炊飯器の給水部材の構成部材の一例を示す平面図であり、(a)は穴あき蓋を示し、(b)はスライド部材を示す。

【図7】(a)から(c)は、実施の形態2に係る炊飯器の給水部材の給水口のパターンを示す図であり、(a)は給水部材の給水口が給水部材の中心付近の1箇所である場合、(b)は給水部材の給水口が給水部材の外周付近の1箇所である場合、(c)は給水部材の給水口が給水部材の全面に配置された16箇所である場合を示す。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 鍋状容器、 1a フランジ部、 10 本体、 11 容器カバー、 11a 孔部、 12 加熱コイル(第1の加熱部)、 13 鍋底温度センサ(第1の温度センサ)、 14 ヒンジ部、 15 水タンク加熱コイル(第2の加熱部)、 16 水タンク温度センサ(第3の温度センサ)、 17 時間計測部、 18 制御部、 20 蓋体、 20a 外蓋、 20b 内蓋、 20bA 蓋パッキン、 20bB 蓋蒸気口、 20bC 蓋孔部、 20bD 蓋給水口、 20c 給水部材、 20cA 穴あき蓋、 20c1 給紙口(第1の給水口)、 20c2 給水口(第2の給水口)、 20c3 給水口(第3の給水口)、 20cB スライド部材、 21 係止材、 22 カートリッジ、 22a 蒸気取入口、 22b 蒸気排出口、 30 給水部、 31 水タンク、 32 タンク蓋、 32a タンク給水口、 32b 連通管、 32c タンク通気孔、 41 給水経路、 41a 蓋側経路口、 41b タンク側経路口、 41c 経路部、 42 操作/表示部(操作部)、 43 内部温度センサ(第2の温度センサ)、 44 マグネットポンプ、 44a マグネットポンプモータ、 44b 羽根車ケーシング、 44bA 羽根車、 100,100A 炊飯器(加熱調理器)。

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