特開2017-228378IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

セラミックヒータの製造に関する。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】2回の射出成形部分の境界に生じるクラックが基体中心部に向かって進展することを抑制する。
【解決手段】セラミックヒータの製造方法は、(a)導電部中間体の生成工程と、(b)第1の部分中間体の射出形成工程と、(c)第2の部分中間体を導電部中間体の露出部分および第1の部分中間体に接して射出形成してセラミックヒータの中間体を形成する工程と、(d)セラミックヒータの中間体の焼成工程と、を備え、工程(b)では、軸線方向に直交する断面をみたときに、工程(c)で第2の部分中間体と接する第1の部分中間体の接触面が、接触面の外側端部における第1の部分中間体の外表面に沿う接線に対して第1の部分中間体の外角が鋭角又は鈍角に交わり、折り返されることなく直接、導電部中間体に接続する直線又は曲線となるように、第1の部分中間体を形成する。
【選択図】図8

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

上述のように、2回の射出成形により基体中間体を形成する方法では、1回目に形成された部分のうち、金型近傍の部分、すなわち基体の表層部は、金型により冷却されてしまうため、2回目の射出成形時に十分に溶かされず、2回目の射出成形部分としっかりと接着されない場合がある。この場合、かかる部分の曲げ強度が他の部分に比べて低くなるため、その後の組み付けの際にかかる部分、特に基体の外表面に位置する外側端部の近傍の表層部にクラックが生じ得る。表層部に生じたクラックが1回目の射出成形部分と2回目の射出成形部分との境界に沿って進展し、セラミックヒータの耐熱性や耐酸化性が大きく低下してしまうという問題がある。かかる問題は、グロープラグに用いられるセラミックヒータに限らず、着火用のヒータ装置や各種センサ装置などに用いられる任意のセラミックヒータを製造する場合にも生じ得る。このため、2回の射出成形部分の境界に生じるクラックが基体の中心部に向かって進展することを抑制可能な技術が望まれている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の一実施形態としてのセラミックヒータを適用したグロープラグの構成を示す断面図である。

【図2】図1に示すヒータを中心としたグロープラグの部分拡大断面図である。

【図3】グロープラグの製造手順を示す工程表である。

【図4】工程P120の処理内容を模式的に示す説明図である。

【図5】図4に示すA−A断面を示す断面図である。

【図6】工程P125の処理内容を模式的に示す説明図である。

【図7】図6に示すB−B断面を示す断面図である。

【図8】セラミックヒータの中間体の断面図である。

【図9】焼成後のセラミックヒータの中間体に生じるクラックの一例を示す断面図である。

【図10】第2実施形態のセラミックヒータの中間体の断面図である。

【図11】第3実施形態のセラミックヒータの中間体の断面図である。

【図12】第4実施形態のセラミックヒータの中間体の断面図である。

【図13】第1比較例のセラミックヒータの中間体の断面図である。

【図14】第2比較例のセラミックヒータの中間体の断面図である。

【図15】変形例のセラミックヒータの中間体の断面図である。

選択図 図8出願人が指定した本件の代表的な図

2…主体金具   3…中軸   4…セラミックヒータ(ヒータ)   5…絶縁部材   6…フランジ部   7…外筒   8…ピン端子   9…軸孔   10…軸孔   11…雄ねじ部   12…工具係合部   15…厚肉部   16…係合部   18…電極リング   21…基体   22…導電部   27,28…電極部   31,32…延設部   33…連結部   35…発熱部   90a…中間体   90b…中間体   100…グロープラグ   200…中間体   212,222…延設部中間体   227,228…電極対応部   233…連結部中間体   250…後端連結部   280,280a〜280d…第1の部分中間体   290,290a〜290d…第2の部分中間体   311…先端側部位   312…後端側部位(リード部)   321…先端側部位   322…後端側部位(リード部)   335…発熱対応部   400…下金型   420…キャビティ   500…上金型   510…キャビティ   590…端面   600…下金型   620…キャビティ   800…上金型   810…キャビティ   890…端面   900,900a,900b,900d,900e…ヒータの中間体   C1…軸線   CK1…クラック   G1…研磨代   L1〜L4,L61〜L64…接線   L11…面   Sf10…第1平面部   Sf11…第4平面部   Sf12…第1斜面部   Sf13…第2平面部   Sf21…第5平面部   Sf22…第2斜面部   Sf23…第3平面部   Sf4…接触面   Sf40…第1平面部   Sf42…第1斜面部   Sf43…第2平面部   Sf44…第2斜面部   Sf45…第3平面部   Sf5…接触面   Sf51…第1斜面部   Sf52…第2斜面部   Sf53…第3斜面部   Sf54…第4斜面部   Sf6…接触面   Sf61…第1曲面部   Sf62…第2曲面部   Sf7…接触面   Sf71…第2平面部   Sf72…第3平面部   Sf8…接触面   Sf9…接触面   Sf92…第2平面部   Sf93…第1斜面部   Sf94…第3平面部   Sf95…第4平面部   Sf96…第2斜面部   Sf97…第5平面部   Sr1…折り返し部   Sr11…第1屈曲部   Sr12…第2屈曲部   Sr2…折り返し部   Sr91,Sr92,Sr93,Sr94…折り返し部   p1,p11,p12,p2,p21,p22,p31,p32,p41,p42,p91,p92…外側端部   px,px2…中心点

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