特開2017-228752IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

本発明の一態様は、酸化物半導体膜を有する半導体装置の作製方法に関する。 なお、本発明の一態様は、の技術分野に限定されない。本明細書等で開示する発明の一態様の技術分野は、物、方法、または、製造方法に関する。または、本発明は、プロセス、マシン、マニュファクチャ、または、組成物(コンポジション・オブ・マター)に関する。特に、本発明の一態様は、半導体装置、表示装置、発光装置、蓄電装置、記憶装置、それらの駆動方法、またはそれらの製造方法に関する。 なお、本明細書等において、半導体装置とは、半導体特性を利用することで機能しうる装置全般を指す。トランジスタなどの半導体素子をはじめ、半導体回路、演算装置、記憶装置は、半導体装置の一態様である。撮像装置、表示装置、液晶表示装置、発光装置、電気光学装置、発電装置(薄膜太陽電池、有機薄膜太陽電池等を含む)、及び電子機器は、半導体装置を有している場合がある。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】酸化物半導体を有する半導体装置において、電気特性の変動を抑制すると共に、信頼性を向上させる。
【解決手段】半導体装置の作製方法であって、第1の工程は、酸化物半導体膜を形成する工程を有し、第2の工程は、酸化物半導体膜上にゲート絶縁膜を形成する工程と、ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、を有し、第3の工程は、酸化物半導体膜、及びゲート電極上に窒化物絶縁膜を形成する工程を有し、第4の工程は、窒化物絶縁膜上に酸化物絶縁膜を形成する工程を有し、第5の工程は、窒化物絶縁膜及び酸化物絶縁膜に開口部を形成する工程を有し、第6の工程は、開口部を覆うように、酸化物絶縁膜上にソース電極及びドレイン電極を形成する工程を有し、第3の工程において、窒化物絶縁膜は、少なくとも、プラズマ処理と、成膜処理との2つのステップにより形成され、2つのステップは、それぞれ150℃以上300℃未満の温度で実施される。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

酸化物半導体膜を有するトランジスタとしては、例えば、逆スタガ型(ボトムゲート構造ともいう)またはスタガ型(トップゲート構造ともいう)等が挙げられる。酸化物半導体膜を有するトランジスタを表示装置に適用する場合、スタガ型のトランジスタよりも逆スタガ型のトランジスタの方が、作製工程が比較的簡単であり製造コストを抑えられるため、利用される場合が多い。しかしながら、表示装置の画面の大型化、または表示装置の画質の高精細化(例えば、4K×2K(水平方向画素数=3840画素、垂直方向画素数=2160画素)または8K×4K(水平方向画素数=7680画素、垂直方向画素数=4320画素)に代表される高精細な表示装置)が進むと、逆スタガ型のトランジスタでは、ゲート電極とソース電極及びドレイン電極との間の寄生容量が生じる場合がある。該寄生容量の大きさによっては、信号遅延等が大きくなり、表示装置の画質が劣化するという問題があった。そこで、酸化物半導体膜を有するスタガ型のトランジスタについて、安定した半導体特性及び高い信頼性を有する構造の開発が望まれている。 また、酸化物半導体膜をチャネル領域に用いてトランジスタを作製する場合、酸化物半導体膜のチャネル領域中に形成される酸素欠損は、トランジスタ特性に影響を与えるため問題となる。例えば、酸化物半導体膜のチャネル領域中に酸素欠損が形成されると、該酸素欠損に起因してキャリアが生成される。酸化物半導体膜のチャネル領域中にキャリアが生成されると、酸化物半導体膜をチャネル領域に有するトランジスタの電気特性の変動、代表的にはしきい値電圧のシフトが生じる。また、トランジスタごとに電気特性がばらつくという問題がある。したがって、酸化物半導体膜のチャネル領域においては、酸素欠損が少ないほど好ましい。一方で、酸化物半導体膜をチャネル領域に用いるトランジスタにおいて、ソース電極及びドレイン電極と接する酸化物半導体膜としては、ソース電極及びドレイン電極との接触抵抗を低減するために酸素欠損が多く、抵抗が低い方が好ましい。 問題に鑑み、本発明の一態様は、酸化物半導体を有するトランジスタにおいて、電気特性の変動を抑制すると共に、信頼性を向上させることを課題の1つとする。または、本発明の一態様は、酸化物半導体を有するスタガ型のトランジスタを提供することを課題の1つとする。または、本発明の一態様は、酸化物半導体を有するオン電流が大きいトランジスタを提供することを課題の1つとする。または、本発明の一態様は、酸化物半導体を有するオフ電流が小さいトランジスタを提供することを課題の1つとする。または、本発明の一態様は、消費電力が低減された半導体装置を提供することを課題の1つとする。または、本発明の一態様は、新規な半導体装置を提供することを課題の1つとする。 なお、の課題の記載は、他の課題の存在を妨げるものではない。なお、本発明の一態様は、必ずしも、これらの課題の全てを解決する必要はない。以外の課題は、明細書等の記載から自ずと明らかになるものであり、明細書等の記載から以外の課題を抽出することが可能である。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の一態様は、第1乃至第6の工程を有する半導体装置の作製方法であって、第1の工程は、酸化物半導体膜を形成する工程を有し、第2の工程は、酸化物半導体膜上にゲート絶縁膜を形成する工程と、ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、を有し、第3の工程は、酸化物半導体膜、及びゲート電極上に窒化物絶縁膜を形成する工程を有し、第4の工程は、窒化物絶縁膜上に酸化物絶縁膜を形成する工程を有し、第5の工程・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明の一態様により、酸化物半導体を有するトランジスタにおいて、電気特性の変動を抑制すると共に、信頼性を向上させることができる。または、本発明の一態様により、酸化物半導体を有するスタガ型のトランジスタを提供することができる。または、本発明の一態様により、酸化物半導体を有するオン電流が大きいトランジスタを提供することができる。または、本発明の一態様により、酸化物半導体を有するオフ電流が小さいトランジスタを提供することができる。または、本発明の一態様により、消費電力が低減された半導体装置を提供することができる。または、本発明の一態様により、新規な半導体装置を提供することができる。 なお、これらの効果の記載は、他の効果の存在を妨げるものではない。なお、本発明の一態様は、必ずしも、これらの効果の全てを有する必要はない。なお、これら以外の効果は、明細書、図面、請求項などの記載から、自ずと明らかとなるものであり、明細書、図面、請求項などの記載から、これら以外の効果を抽出することが可能である。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】半導体装置の作製方法を説明する工程フロー図。

【図2】半導体装置の作製方法を説明する工程フロー図。

【図3】半導体装置を説明する上面図及び断面図。

【図4】半導体装置を説明する上面図及び断面図。

【図5】半導体装置を説明する断面図。

【図6】半導体装置を説明する断面図。

【図7】半導体装置を説明する断面図。

【図8】半導体装置を説明する断面図。

【図9】半導体装置を説明する断面図。

【図10】半導体装置を説明する断面図。

【図11】半導体装置を説明する断面図。

【図12】半導体装置を説明する断面図。

【図13】半導体装置を説明する断面図。

【図14】バンド構造を説明する図。

【図15】半導体装置の作製方法を説明する断面図。

【図16】半導体装置の作製方法を説明する断面図。

【図17】半導体装置の作製方法を説明する断面図。

【図18】半導体装置の作製方法を説明する断面図。

【図19】半導体装置の作製方法を説明する断面図。

【図20】半導体装置の作製方法を説明する断面図。

【図21】CAAC−OSおよび単結晶酸化物半導体のXRDによる構造解析を説明する図、ならびにCAAC−OSの制限視野電子回折パターンを示す図。

【図22】CAAC−OSの断面TEM像、ならびに平面TEM像およびその画像解析像。

【図23】nc−OSの電子回折パターンを示す図、およびnc−OSの断面TEM像。

【図24】a−like OSの断面TEM像。

【図25】In−Ga−Zn酸化物の電子照射による結晶部の変化を示す図。

【図26】表示装置の一態様を示す上面図。

【図27】表示装置の一態様を示す断面図。

【図28】表示装置の一態様を示す断面図。

【図29】表示装置の一態様を示す断面図。

【図30】半導体装置の一態様を示す上面図及び断面図。

【図31】半導体装置の一態様を示す上面図及び断面図。

【図32】半導体装置の一態様を示す上面図及び断面図。

【図33】半導体装置の一態様を示す上面図及び断面図。

【図34】半導体装置の一態様を示す断面図。

【図35】半導体装置の回路構成を説明する図。

【図36】画素回路の構成を説明する図、及び画素回路の動作を説明するタイミングチャート。

【図37】表示装置を説明するブロック図及び回路図。

【図38】本発明の一態様を説明するための回路図およびタイミングチャート。

【図39】本発明の一態様を説明するためのグラフおよび回路図。

【図40】本発明の一態様を説明するための回路図およびタイミングチャート。

【図41】本発明の一態様を説明するための回路図およびタイミングチャート。

【図42】本発明の一態様を説明するためのブロック図、回路図および波形図。

【図43】本発明の一態様を説明するための回路図およびタイミングチャート。

【図44】本発明の一態様を説明するための回路図。

【図45】本発明の一態様を説明するための回路図。

【図46】本発明の一態様を説明するための回路図。

【図47】本発明の一態様を説明するための回路図。

【図48】本発明の一態様を説明するための回路図。

【図49】入出力装置の一例を示す断面図。

【図50】表示モジュールを説明する図。

【図51】電子機器を説明する図。

【図52】表示装置を説明する斜視図。

【図53】情報処理装置の構成を説明する図。

【図54】実施例における、試料の断面構造を説明する図。

【図55】実施例における、TDS測定結果を説明する図。

【図56】実施例における、TDS測定結果を説明する図。

【図57】実施例における、トランジスタのId−Vg特性を説明する図。

【図58】実施例における、トランジスタのGBT試験結果を説明する図。

【図59】実施例における、ESRのスペクトルを説明する図。

【図60】実施例における、絶縁膜のスピン密度を説明する。

【図61】実施例における、試料の断面構造を説明する図。

【図62】実施例における、トランジスタのId−Vg特性を説明する図。

【図63】実施例における、トランジスタのGBT試験結果を説明する図。

【図64】実施例における、トランジスタのId−Vg特性を説明する図。

【図65】実施例における、トランジスタのId−Vg特性を説明する図。

【図66】実施例における、トランジスタのId−Vg特性を説明する図。

【図67】実施例における、トランジスタのVthの確率統計を説明する図。

【図68】実施例における、トランジスタのGBT試験結果を説明する図。

【図69】試料のXRDスペクトルの測定結果を説明する図。

【図70】試料のTEM像、および電子線回折パターンを説明する図。

【図71】試料のEDXマッピングを説明する図。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

100 トランジスタ   100A トランジスタ   100B トランジスタ   100C トランジスタ   100D トランジスタ   100E トランジスタ   100F トランジスタ   100G トランジスタ   100H トランジスタ   100J トランジスタ   100K トランジスタ   100L トランジスタ   102 基板   104 絶縁膜   106 導電膜   107 酸化物半導体膜   108 酸化物半導体膜   108_1 酸化物半導体膜   108_2 酸化物半導体膜   108_3 酸化物半導体膜   108d ドレイン領域   108f 領域   108i チャネル領域   108s ソース領域   110 絶縁膜   110_0 絶縁膜   112 導電膜   112_0 導電膜   116 絶縁膜   118 絶縁膜   120a 導電膜   120b 導電膜   122 絶縁膜   124 絶縁膜   126 絶縁膜   128 導電膜   130 絶縁膜   132 導電膜   134 導電膜   140 マスク   141a 開口部   141b 開口部   143 開口部   144 開口部   201 トランジスタ   203 トランジスタ   207a 液晶素子   207b 液晶素子   211 基板   212 絶縁膜   213 絶縁膜   215 絶縁膜   217 絶縁膜   219 絶縁膜   223 酸化物半導体膜   241 着色膜   243 遮光膜   245 絶縁膜   247 スペーサ   249 液晶   251 導電膜   252 導電膜   253 絶縁膜   255 導電膜   261 基板   300A トランジスタ   300B トランジスタ   300C トランジスタ   300D トランジスタ   300E トランジスタ   300F トランジスタ   302 基板   304 導電膜   306 絶縁膜   307 絶縁膜   308 酸化物半導体膜   308_1 酸化物半導体膜   308_2 酸化物半導体膜   308_3 酸化物半導体膜   312a 導電膜   312b 導電膜   314 絶縁膜   316 絶縁膜   318 絶縁膜   320a 導電膜   320b 導電膜   341a 開口部   341b 開口部   342a 開口部   342b 開口部   342c 開口部   501 画素回路   502 画素部   504 駆動回路部   504a ゲートドライバ   504b ソースドライバ   506 保護回路   507 端子部   550 トランジスタ   552 トランジスタ   554 トランジスタ   560 容量素子   562 容量素子   570 液晶素子   572 発光素子   600 情報処理装置   610 演算装置   611 演算部   612 記憶部   614 伝送路   615 入出力インターフェース   620 入出力装置   630 表示部   640 入力部   650 検知部   681 領域   682 ポインタ   690 通信部   700 表示装置   701 基板   702 画素部   704 ソースドライバ回路部   705 基板   706 ゲートドライバ回路部   708 FPC端子部   710 信号線   711 配線部   712 シール材   716 FPC   730 絶縁膜   732 封止膜   734 絶縁膜   736 着色膜   738 遮光膜   750 トランジスタ   752 トランジスタ   760 接続電極   770 平坦化絶縁膜   772 導電膜   773 絶縁膜   774 導電膜   775 液晶素子   776 液晶層   778 構造体   780 異方性導電膜   782 発光素子   784 導電膜   786 EL層   788 導電膜   790 容量素子   800 インバータ   810 OSトランジスタ   820 OSトランジスタ   831 信号波形   832 信号波形   840 破線   841 実線   850 OSトランジスタ   860 CMOSインバータ   900 半導体装置   901 電源回路   902 回路   903 電圧生成回路   903A 電圧生成回路   903B 電圧生成回路   903C 電圧生成回路   903D 電圧生成回路   903E 電圧生成回路   904 回路   905 電圧生成回路   905A 電圧生成回路   905E 電圧生成回路   906 回路   911 トランジスタ   912 トランジスタ   912A トランジスタ   912B トランジスタ   921 制御回路   922 トランジスタ   1102 基板   1108 酸化物半導体膜   1110 絶縁膜   1112 酸化物半導体膜   1116 絶縁膜   1280a p型トランジスタ   1280b n型トランジスタ   1280c n型トランジスタ   1281 容量素子   1282 トランジスタ   1311 配線   1312 配線   1313 配線   1314 配線   1315 配線   1316 配線   1317 配線   1351 トランジスタ   1352 トランジスタ   1353 トランジスタ   1354 トランジスタ   1360 光電変換素子   1401 信号   1402 信号   1403 信号   1404 信号   1405 信号   8000 表示モジュール   8001 上部カバー   8002 下部カバー   8003 FPC   8004 タッチパネル   8005 FPC   8006 表示パネル   8007 バックライト   8008 光源   8009 フレーム   8010 プリント基板   8011 バッテリ   9000 筐体   9001 表示部   9003 スピーカ   9005 操作キー   9006 接続端子   9007 センサ   9008 マイクロフォン   9050 操作ボタン   9051 情報   9052 情報   9053 情報   9054 情報   9055 ヒンジ   9100 テレビジョン装置   9101 携帯情報端末   9102 携帯情報端末   9200 携帯情報端末   9201 携帯情報端末   9500 表示装置   9501 表示パネル   9502 表示領域   9503 領域   9511 軸部   9512 軸受部

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