特開2017-52801IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

関連出願の相互参照
本出願は、2008年2月7日に出願された米国仮特許出願第61/026,882号(その全内容は、本明細書においてその全体が参照により援用される)の優先権を主張する。 政府の権利
本発明は、NIH助成金番号DK073488およびDK056112に基づく米国政府の助成を受けて実施された。米国政府は、本発明において所定の権利を有する。 本発明は、一般的に、インスリン抵抗性を防止または処置する方法に関する。特に、本発明は、哺乳動物骨格筋組織においてインスリン抵抗性を防止または処置するのに有効な量で芳香族性−カチオン性ペプチドを投与すること

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】本発明の課題は、哺乳動物被験体においてインスリン抵抗性を防止または処置する方法を提供することである。
【解決手段】本発明の方法は、少なくとも1つの正味の正電荷;最小で4アミノ酸;最大で約20アミノ酸;正味の正電荷の最小数(pm)とアミノ酸残基の総数(r)との間において、3pmはr+1以下である最大数である関係;および芳香族基の最小数(a)と正味の正電荷の総数(pt)との間において、2aはpt+1以下である最大数であるが、但し、aが1である場合、ptもまた1であることができる関係を有する芳香族性−カチオン性ペプチドの有効量を、被験体に投与することを含む。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、一般的に、治療有効量の芳香族性−カチオン性ペプチドを、それを必要とする被験体に投与することによる骨格筋組織におけるインスリン抵抗性の処置または防止に関する。特定の実施形態では、芳香族性−カチオン性ペプチドは、骨格筋ミトコンドリア機能障害の発症および活性酸素種の過剰賛成を抑制することによって、食餌誘導性インスリン抵抗性を処置または防止する。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1A】図1は、骨格筋ミトコンドリアH2O2放出に対する過度の食餌性脂肪の影響を示す一連のグラフである。図1Aは、標準食、高脂肪食を3日間、または高脂肪食を3週間給餌したラットから調製した透過性化骨格筋線維からのミトコンドリアH2O2放出の速度を比較した代表的描線である。

【図1B】図1Bは、正常な食餌を給餌した対照ラットおよび高脂肪の食餌を給餌したラットにおける透過性化ラット骨格筋線維のミトコンドリアオキシダント放出能を示すグラフである。

【図2】対照食と比較した高脂肪を給餌したラットから調製された骨格筋線維において、アンチマイシンAの存在下でのミトコンドリアH2O2放出を示すチャートである。アンチマイシンAの存在下でのミトコンドリアH2O2放出を、両方のグループにおいて、ピルビン酸およびリンゴ酸の滴定により測定した。

【図3A】図3は、筋肉組織の酸化状態に対する本発明のSS−31ペプチドの効果を示す一連のチャートである。被験体には、通常の食餌(対照)、高脂肪の食餌(HF)、または連日のSS−31投与(HF+SS−31)を伴う高脂肪の食餌を給餌したラットが含まれる。図3Aは、インビトロおよびインビボでSS−31抗酸化活性の用量応答曲線を示すグラフである。

【図3B】図3Bは、インビトロおよびインビボでSS−31抗酸化活性の用量応答曲線を示すグラフである。

【図3C】図3Cは、標準食、高脂肪の食餌、または連日のSS−31投与を伴う高脂肪の食餌を給餌し、そしてコハク酸刺激H2O2放出についてアッセイした対照ラットにおける透過性化ラット骨格筋線維のミトコンドリアオキシダント放出能を示すグラフである。

【図3D】図3Dは、標準食、高脂肪の食餌、または連日のSS−31投与を伴う高脂肪の食餌を給餌し、そしてパルミトイル−カルニチン刺激H2O2放出についてアッセイした対照ラットにおける透過性化ラット骨格筋線維のミトコンドリアオキシダント放出能を示すグラフである。

【図3E】図3Eは、標準食、高脂肪の食餌または連日のSS−31投与を伴う高脂肪の食餌を給餌した対照ラットにおける呼吸速度を示すチャートである。呼吸を、基底(PM4)の呼吸状態および最大ADP刺激(PM3)呼吸状態の両方において、ピルビン酸およびリンゴ酸で測定した。

【図3F】図3Fは、標準食、高脂肪の食餌または連日のSS−31投与を伴う高脂肪の食餌を給餌した対照ラットにおける呼吸速度を示すチャートである。呼吸を、基底(PCM4)の呼吸状態および最大ADP刺激(PCM3)呼吸状態の両方において、パルミトイル−カルニチンおよびリンゴ酸で測定した。

【図3G】図3Gは、標準食、高脂肪の食餌または連日のSS−31投与を伴う高脂肪の食餌を給餌した対照ラットにおける全グルタチオンを示すチャートである。

【図3H】図3Hは、標準食、高脂肪の食餌または連日のSS−31投与を伴う高脂肪の食餌を給餌した対照ラットにおけるGSH/GSSGの比を示すチャートである。分析は、経口グルコース摂取の前(−)または1時間後(+)のいずれかに実施した。データは、平均±S.E.Mの代表値である;n=4〜6、*P<0.05対対照−標準食、†P<0.05対SS−31処置。

【図4A】図4は、筋肉組織におけるインスリン抵抗性に対する本発明のSS−31ペプチドの効果を示す一連のチャートである。図4Aは、標準食、高脂肪の食餌または連日のSS−31投与を伴う高脂肪の食餌を給餌した対照ラットにおける血漿グルコースクリアランス率を示すグラフである。

【図4B】図4Bは、同じ実験被験体における空腹時血漿インスリンレベルを示すグラフである。

【図4C】図4Cは、恒常性モデル評価(HOMA)の増加を示すチャートである。

【図4D】図4Dは、標準食、高脂肪の食餌、または連日のSS−31投与を伴う高脂肪の食餌を伴う対照ラットにおけるグルコースおよびインスリンの両方のより大きな曲線下面積(AUC)を示すチャートである。データは、平均±S.E.Mの代表値である;n=9〜10、*P<0.05対対照−標準食、†P<0.05対SS−31処置。

【図4E】図4Eは、グルコースチャレンジに応答したラット骨格筋ホモジネート中リン酸化Aktおよび全Aktのイムノブロットである。

【図4F】図4Fは、デンシトメトリーを使用して、これらのブロットの定量化を示すチャートである。データは、平均±S.E.Mの代表値である;n=4〜5、‡P<0.05対グルコースチャレンジを施行しなかった動物。

【図5A】図5は、痩身型および肥満型ヒト被験体由来の筋肉組織の酸化状態を示す一連のグラフである。図5Aは、肥満型および痩身型ヒト男性の外側広筋から得られた生検から調製した透過性化線維からのミトコンドリアH2O2放出を示すグラフである。コハク酸支持H2O2放出を測定した。

【図5B】図5Bは、肥満型および痩身型ヒト男性の外側広筋から得られた生検から調製した透過性化線維からのミトコンドリアH2O2放出を示すグラフである。パルミトイル−カルニチン支持H2O2放出を測定した。

【図5C】図5Cは、痩身型サンプルと比較した、肥満型サンプルにおけるH2O2放出/O2消費の比を示すグラフである。

【図5D】図5Dは、基底(PCM4)状態または最大(PCM3)状態のいずれかにおいてグルタミン酸/リンゴ酸(GM4)、ADP(GM3)、およびパルミトイル−カルニチン/リンゴ酸の存在下での呼吸を示すグラフである。

【図5E】図5Eは、痩身型と比較した肥満型の骨格筋における全グルタチオン(GSHt)を示すグラフである。

【図5F】図5Fは、痩身型と比較した肥満型の骨格筋におけるGSH/GSSGの比を示すグラフである。データは、平均±S.E.Mの代表値である;n=4〜5、*P<0.05対そのそれぞれの実験についての痩身型男性。

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