特開2017-87125IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

静電噴霧装置

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】液体の供給量が多い場合でも安定した霧化が可能である静電噴霧装置及び静電噴霧方法を提供すること。
【解決手段】本発明の静電噴霧装置10は、液体を噴出するノズル22を有する液体噴霧部20と、液体噴霧部20と液体噴霧部20に対する異極となる異極部40との間に電圧を印加して、液体を帯電状態でノズル22の先端から離脱させる静電気力を発生させる電圧印加手段50と、液体に圧力をかけてノズル22に液体を供給しても液体の噴霧状態を安定した状態にする安定化電極30と、を備え、安定化電極30は、液体噴霧部20と同電位であるとともに、液体が線状に伸びることで形成されるノズル22の前方にできるジェット部の長さが、安定化電極30を設ける前よりも長くなるようにノズル22の近傍に設けられている。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、先行技術文献のように、電気ポテンシャル(静電気力)を発生させることで毛管針(ノズル)から液体を噴出させて、液体を噴霧するような装置においては、一般に、ノズルに多くの液体を供給すると液体の霧化の状態(噴霧される液体の粒子径などの状態)が不安定になり、酷い場合には液体が霧化しない状態になる。 一方、被塗物に塗料などの液体を塗布する場合、液体の噴霧量が多いほど被塗物に対して液体を塗布する時間などを短縮することができるため、液体の供給量を多くしたいという要求がある。 しかしながら、液体の供給量を増やすと、前述のような噴霧される液体の粒子径のばらつきが発生し、塗布ムラが発生することになるという問題があり、また、液体が霧化しない状態となると被塗物に液体を塗着させること自体が困難となる。 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、液体の供給量が多い場合でも安定した霧化が可能である静電噴霧装置及び静電噴霧方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、目的を達成するために、以下の構成によって把握される。 (1)本発明の静電噴霧装置は、液体を噴出するノズルを有する液体噴霧部と、前記液体噴霧部と前記液体噴霧部に対する異極となる異極部との間に電圧を印加して、前記液体を帯電状態で前記ノズルの先端から離脱させる静電気力を発生させる電圧印加手段と、前記液体に圧力をかけて前記ノズルに前記液体を供給しても前記液体の噴霧状態を安定した状態にす・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、液体の供給量が多い場合でも安定した霧化が可能である静電噴霧装置及び静電噴霧方法を提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明に係る第1実施形態の静電噴霧装置の全体構成を示す断面図である。

【図2】第1実施形態の液体噴霧部及び安定化電極を示す分解断面図である。

【図3】第1実施形態の液体噴霧部の先端側を拡大した一部拡大断面図であり、(a)は心棒の先端面が後方に位置する場合の図であり、(b)は(a)の状態よりも心棒の先端面が前方に位置する場合の図である。

【図4】第1実施形態の液体噴霧部を示す斜視図である。

【図5】第1実施形態の静電噴霧装置において安定化電極を配置しないで電圧を印加したときの等電位曲線の状態を示す図である。

【図6】第1実施形態の静電噴霧装置において安定化電極を配置しないで液体を噴霧したときの状態を示す図である。

【図7】第1実施形態の静電噴霧装置において安定化電極を配置して電圧を印加したときの等電位曲線の状態を示す図である。

【図8】第1実施形態の静電噴霧装置において変形例の安定化電極を設けた液体噴霧部の斜視図である。

【図9】本発明に係る第2実施形態の安定化電極を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は断面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10 静電噴霧装置   20 液体噴霧部   21 胴体部   21a 液体供給口   21b 液体流路   21c 孔部   21d 後端開口部   21e 雌ネジ構造   22 ノズル   22a 先端外周縁   22b 開口部   23 心棒   23a 摘み部   23b 電気配線接続部   23c 雄ネジ構造   23d 先端面   24 シール部材   30 安定化電極   30a 先端面   30b 貫通孔   30c 傾斜する部分   31 固定ネジ   31a ネジ孔   33 先端部   40 異極部(被塗物)   50 電圧印加手段   58 等電位曲線   60 テーラーコーン   60a ジェット部   80 アース手段

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります