特開2018-166909IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

この発明は、トンネルに設置される消火栓装置及びその設置方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】トンネルの壁面にインサートアンカーを使用して筐体を設置することができつつも、その設置間隔に所定のものからのズレが生じないようにすることができる、消火栓装置及びその設置方法を提供する。
【解決手段】消火用ホース2が収納されるホース収納部3を内蔵する筐体4を有し、インサートアンカーACが壁面Wに設けられるトンネルTに設置される消火栓装置1であって、トンネルTの長さ方向に延在するようにインサートアンカーACにより壁面W上に固定されて、筺体4をトンネルTの長さ方向に移動可能に壁面W上に支持する第1の支持部材6を備えていることを特徴とする。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、最近のトンネルは、シールド工法により施工されることが多い。シールド工法では、掘削と同時に壁面が鋼製のセグメントにより構築されるため、従来のもののように壁面に箱抜き部分を形成することができない。 ここで、シールド工法により施工されるトンネルの壁面には、トンネル内に設置される照明や配管等の各種機器の固定用のものとして、インサートアンカーと呼ばれるボルト穴(以下、単に「インサートアンカー」という。)が多数、トンネルの長さ方向(車両の走行方向)および円周方向に規則的な配置で設けられている。それらインサートアンカーを使用して消火栓装置の筐体を壁面に設置することができれば、施工上、有利である。 しかしながら、消火栓装置の筐体は、トンネルの長さ方向に所定の間隔(例えば、約50m)で設置されるが、インサートアンカーは、その筐体の設置間隔を考慮して設置されている訳ではない。そのため、インサートアンカーを使用して消火栓装置の筐体を設置する場合、その設置間隔に所定のものからのズレが生じることになる。 この発明は、の事情に鑑み、トンネルの壁面にインサートアンカーを使用して筐体を設置することができつつも、その設置間隔に所定のものからのズレが生じないようにすることができる、消火栓装置及びその設置方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

この発明は、消火用ホースが収納されるホース収納部を内蔵する筐体を有し、インサートアンカーが壁面に設けられるトンネルに設置される消火栓装置であって、前記トンネルの長さ方向に延在するように前記インサートアンカーにより前記壁面上に固定されて、前記筺体を前記トンネルの長さ方向に移動可能に前記壁面上に支持する第1の支持部材を備えていることを特徴とする消火栓装置である。
【発明の効果】
この発明においては、インサートアンカーに固定される第1の支持部材により、トンネルの長さ方向に移動可能に筐体を壁面上に支持することができ、その長さ方向における筐体の設置位置を調整することができる。 したがって、この発明によれば、トンネルの壁面にインサートアンカーを使用して筐体を設置することができつつも、その設置間隔に所定のものからのズレが生じないようにすることができる、消火栓装置及びその設置方法を提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】この発明の一消火栓装置のトンネル壁面への設置例を示したものであり、(a)がその側面図、(b)がその正面図である。

【図2】同上の設置例における壁面側上部支持レール(第1の支持部材の一例)と壁面側下部支持レール(第3の支持部材の一例)がトンネル壁面のインサートアンカーに固定された状態を示したものであり、(a)がその側面図、(b)がその正面図である。

【図3】同上の壁面側上部支持レールを単体で示したものであり、(a)がその拡大側面図、(b)がその拡大正面図である。

【図4】同上の壁面側下部支持レールを単体で示したものであり、(a)がその拡大側面図、(b)がその拡大正面図である。

【図5】同上の設置例における筐体側上部支持レール(第2の支持部材の一例)を単体で示したものであり、(a)がその拡大正面図、(b)がその拡大側面図である。

【図6】(a)が、同上の筐体側上部支持レールが筐体に固定された状態を示した要部拡大図であり、(b)が、その筐体側上部支持レールを壁面側上部支持レールに掛け止めして、壁面側上部支持レールにより筐体を支持した状態を示した要部(図1(a)中に○を付して囲んだ部分)拡大図である。

【図7】同上の消火栓装置の他の設置例(壁面側上部支持レールに筐体を直接掛け止めする例)を示したものであり、(a)が図1(a)に相当する図、(b)がその要部(○を付して囲んだ部分)拡大図である。

【図8】同上の消火栓装置の他の設置例(下部支持脚(第3の支持部材の別例)により筐体の底部を支持する例)を示した要部拡大図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1:消火栓装置 2:消火用ホース 2a:消火用ノズル   3:ホース収納部 4:筐体 4a:開口 4b:前扉 4c:前面パネル   4d:背面 4e:傾斜面 4f:底部 4g:掛止部   5:操作レバー 6:壁面側上部支持レール 6a:掛止部   6b:垂直固定部 7:筐体側上部支持レール 7a:掛止部 7b:固定部   8:壁面側下部支持レール 8a:載置部 8b:傾斜固定部   8c:背面支持部 T:トンネル W:壁面 SG:セグメント   AC:インサートアンカー R1:車道 R2:監査路 床版:FS

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