特開2018-169439IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ここに開示する技術は、アクティブ消音装置及びアクティブ消音方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】アクティブ消音装置において、制御領域内に誤差マイクを配置することなく、制御領域内において制御対象音を効率よくかつ、十分に打ち消す。
【解決手段】第1適応フィルタ31を介してスピーカ4の発音をフィードフォワード制御するアクティブ消音装置1に係る。このアクティブ消音装置1は、制御領域R外に配置されかつ、制御音と制御対象音とが合成された合成音を検出すると共に、該検出結果に対応した領域外集音信号u3を出力する誤差マイク5を備える。コントローラ3は、制御音によって制御領域Rにおいて制御対象音が打ち消されたときの、参照マイク2から誤差マイク5に至る伝達特性Ceを同定する同定部3Aと、参照マイク2及び誤差マイク5からの出力に基づき第1適応フィルタ31を更新することにより、同定された伝達特性Ceと一致するようにスピーカ4の発音をフィードフォワード制御する制御部3Bと、を有する。
【選択図】図2

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

周知例のように、制御領域内に誤差マイクを配置すると、特に使用者の耳元を制御領域としたときに、耳元に誤差マイクを配置する必要があった。その場合、誤差マイクが使用者にとって邪魔になり、使用上の障害となる虞があった。 そこで、誤差マイクを制御領域から離れた位置に配置すると共に、前記特許文献1に開示された構成によって消音性能を確保することが考えられるが、このような構成は、計算量の抑制という観点からは好ましくない。 すなわち、前記特許文献1に開示された構成の場合、公知の構成において使用されるディジタルフィルタとは別に、少なくとも2つ(十分な消音性能を求める場合は3つ)のFIRフィルタを設ける必要があるから、FIRフィルタの数を増やした分だけ、計算量がかさんでしまうため不都合である。 またそもそも、前記特許文献1に開示された構成の場合、制御対象音を十分に打ち消すためには、2次音源から誤差マイクに至る伝達特性、及び2次音源から制御領域に至る伝達特性に加えて、さらに主音源から誤差マイクに至る伝達特性と、主音源から制御領域に至る伝達特性とを予め求める必要があるため、手間がかかり不都合である。また一般に、主音源は様々な形態を取り得る。主音源の周囲の環境もまた、多岐にわたる。そのため、主音源を特定するのが困難であったり、主音源を特定したとしても、その周囲の環境次第では、主音源に係る伝達特性を求めることが出来ない場合がある。 ここに開示する技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、アクティブ消音装置において、制御領域内に誤差マイクを配置することなく、制御領域内において制御対象音を効率よくかつ、十分に打ち消すことにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

ここに開示する技術は、主音源から発せられた制御対象音を検出すると共に、該検出結果に対応した参照信号を出力する参照マイクと、前記参照信号を信号処理することにより制御信号を出力する適応フィルタを有しかつ、該適応フィルタを逐次的に更新可能に構成されたコントローラと、前記制御信号に対応した制御音を発する2次音源と、を備え、前記コントローラは、所定の制御領域内において前記制御対象音を打ち消すように、前・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
以上説明したように、前記のアクティブ消音方法によると、制御領域内に誤差マイクを配置することなく、その制御領域内において制御対象音を効率よくかつ、十分に打ち消すことが可能になる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は、アクティブ消音装置の構成を概略的に示す図である。

【図2】図2は、アクティブ消音装置のシステム構成を示すブロック図である。

【図3】図3は、アクティブ消音装置による消音効果を例示するグラフである。

選択図 図2出願人が指定した本件の代表的な図

1 アクティブ消音装置   2 参照マイク   3 コントローラ   3A 同定部   3B 制御部   31 第1適応フィルタ(適応フィルタ)   32 第2適応フィルタ(ディジタルフィルタ,第2の適応フィルタ)   4 スピーカ(2次音源)   5 誤差マイク   6 同定用マイク   u1 領域内集音信号   u3 領域外集音信号   u4 同定信号   Δu 差分信号(制御用誤差信号,同定用誤差信号)   Ce 伝達特性   R 制御領域   Rl 制御領域   Rr 制御領域   S 主音源(騒音源)   H 伝達関数(伝達特性と等価な伝達関数)

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