特開2018-177488IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

牽引部材を電動又は手動により巻き上げて(巻き取って)及び/又は繰り降ろして(繰り出して)対象物を昇降させるための巻き上げ装置

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】装置全体の構造の簡素化及び小型・軽量化を図りつつ、対象物の不要な落下を防止する或いは最小限に抑えることができるとともに、タイムリーに連続的且つ迅速に巻き上げ及び降ろし作業を効率的に行なえる巻き上げ装置を提供する。
【解決手段】本発明の巻き上げ装置1は、駆動力源2と、巻き上げ対象物を牽引するための牽引部材が巻回される回転体4と、カム機構78,79とを備える。カム機構は、入力部材40と出力部材50とを部分的な相対回動を可能にしつつ一体回転可能に連結し、出力部材50に対する入力部材40の第1の方向aの相対回動によって軸方向に突出して回転規制部50と係合することにより部材40,50を回転規制部60に一体回転可能に結合させるとともに、部材50に対する部材40の第2の方向bの相対回動によって回転規制部60から軸方向に離間することにより部材40と部材50とを回転規制部60から切り離す。
【選択図】 図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、特許文献1に開示される巻上げ機は、モータの正逆回転により巻き上げ及び降ろし作業を可能にしつつ対象物の不要な落下を防止できるものの、駆動軸、出力軸、動力伝達歯車、及び、ブレーキ装置といった動力伝達機構がドラムの側方に並設されており、したがって、装置全体の軸方向寸法が大きくなる。そのため、例えば巻上げ機を必要とする様々な機器、装置等に対してコンパクトに組み込むことが難しい。 これに対し、前述した特許文献2に開示される電動リールは、遊星歯車機構を利用しながら動力伝達機構を軸方向でコンパクトに収める構造を実現しているが、対象物(錘や仕掛け等)を巻き上げたり降ろしたりするためにクラッチ機構が手動又は電動により動力伝達状態と動力遮断状態とに切り換えられるこの電動リールにおいて、特許文献1に開示されるように対象物の不要な落下(スプールの逆転)を防止するためには、クラッチ機構に加えて逆止機構等を更に付加して設ける必要がある。そのため、電動巻き上げ装置全体が必然的に大型化及び重量化するだけでなく、構造も複雑化し、また、スペースに制約があるハウジング内に様々な前記機構を配設しなければならないことから、組み込み性及びメンテナンス性も悪くなる。 また、この特許文献2に開示される電動リールでは、前記クラッチ機構の動力の伝達/分離操作を介して対象物の巻き上げ及び降ろし作業が行なわれるため、現場状況に適した条件で、タイムリーに、連続的且つ迅速に巻き上げ及び降ろし作業を効率的に行なうことが難しい。 本発明は、した問題に着目してなされたものであり、装置全体の構造の簡素化及び小型・軽量化を図りつつ、対象物の不要な落下を防止する或いは最小限に抑えることができるとともに、タイムリーに連続的且つ迅速に巻き上げ及び降ろし作業を効率的に行なえる巻き上げ装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するために、本発明の巻き上げ装置は、装置本体に設けられ、回転駆動力を生起するための駆動力源と、前記装置本体に回転可能に支持され、巻き上げ対象物を牽引するための牽引部材が巻回される回転体と、前記駆動力源から駆動力が入力される入力部材と、前記入力部材から駆動力を受けて該駆動力を前記回転体に出力する出力部材と、一方向の回転のみが許容されて他方向の回転が阻止される回転規制部と、前記入力・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、装置全体の構造の簡素化及び小型・軽量化を図りつつ、対象物の不要な落下を防止する或いは最小限に抑えることができるとともに、タイムリーに連続的且つ迅速に巻き上げ及び降ろし作業を効率的に行なえる巻き上げ装置が得られる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の一巻き上げ装置の分解斜視図である。

【図2】図1の巻き上げ装置を動力伝達機構側から見た側面図である。

【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。

【図4】図2のB−B線に沿う断面図である。

【図5】図1の巻き上げ装置の動力伝達機構の要部拡大斜視図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 電動巻き上げ装置   2 電動モータ(駆動力源)   4 回転体   6 ハウジング(装置本体)   12A 第1の減速機構(遊星歯車機構)   12B 第2の減速機構(遊星歯車機構)   40 入力部材   40a 内歯車   50 出力部材   60 ラチェット部材(回転規制部)   72 貫通穴(カム機構)   74 突起(カム機構)   78 カム溝(カム機構)   79 フォロワ(カム機構)   87 レベルワインド装置

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