特開2018-179013IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

本明細書に開示される技術は、防振装置及びその製造方法に関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】ボルトのめっきを保護する。
【解決手段】トランスミッションマウント1は、長尺状の上側板状金具と、この金具の長手方向両端部にそれぞれ対向配置されかつ長手方向内側から外側に向かうに従って上側板状金具側に傾斜するように延びる一対の傾斜部40を有する台状金具4と、台状金具4の各傾斜部40の上側板状金具とは反対側に対向配置された一対の水平部31を有する下側板状金具3と、上側板状金具の長手方向各端部と対応する台状金具4の傾斜部40との間に配設され、両者を互いに連結する一対のゴム弾性体5とを備える。台状金具4と下側板状金具3とは、互いに溶接固定される。各水平部31には、めっきをかけたボルト6が挿通されるボルト孔が形成される。各傾斜部40には、ボルト6を貫通させて下側板状金具3のボルト孔に案内可能な貫通孔からなる案内部42が形成される。
【選択図】図3

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、図9及び図10に示す防振装置100では、長手方向両端部にそれぞれ配設されかつ長手方向内側から外側に向かうに従って上側に傾斜するように延びる傾斜部110を有する第1部材101と、この第1部材101の下側に対向配置され、長手方向両端部にそれぞれ配設されかつ長手方向内側から外側に向かうに従って上側に傾斜するように延びる一対の傾斜部120を有する第2部材102と、第1部材101の傾斜部110と対応する第2部材102の傾斜部120との間に配設され、両者を互いに連結する一対のゴム弾性体103とを備えている。第2部材102の各傾斜部120の下側(各ゴム弾性体103の下側)には、U字部材104が溶接固定されている。このU字部材104の水平部140には、ボルト孔141が1つ、形成されている。このボルト孔141には、ボルト105が挿通固定されている。この挿通固定されたボルト105及び車体フレーム側の図示しないナットで、防振装置100が車体フレーム側に取り付けられる。このように、各ゴム弾性体103の下側に配設されたボルト105及びナットで、防振装置100を車体フレーム側に取り付けることで、第2部材102の共振を抑制することができる。 ここで、防振装置100全体を車体フレーム側から取り外す場合、ボルト105が錆び付いていると、取り外せない虞がある。そこで、ボルト105にめっきをかけることが考えられる。 しかしながら、防振装置100では、第2部材102の傾斜部120とU字部材104とで形成された開口がボルト長と比較して小さいので、この開口を介してボルト105をU字部材104のボルト孔141に挿通することはできない。そのため、ボルト105をU字部材104のボルト孔141に挿通固定させた後に、U字部材104を第2部材102に溶接固定する。この場合、ボルト105をU字部材104に固定させた後に溶接するので、ボルト105にめっきをかけたにも拘わらず、そのめっきが溶接スパッタで剥がれて、酸化被膜で覆われる虞がある。 本明細書に開示される技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、ボルトのめっきを保護することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本明細書に開示される技術は、長尺状の第1部材と、第1部材の長手方向両端部にそれぞれ対向配置されかつ長手方向内側から外側に向かうに従って第1部材側に傾斜するように延びる一対の傾斜部を有する第2部材と、第2部材の各傾斜部の第1部材とは反対側に対向配置された一対の水平部を有する第3部材と、第1部材の長手方向各端部と対応する第2部材の傾斜部との間に配設され、両者を互いに連結する一・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本明細書に開示される技術によれば、第2部材と第3部材とを互いに溶接固定した後に、ボルトを第2部材の案内部を貫通させて第3部材のボルト孔に案内して、ボルト孔に挿通させることができるため、ボルトのめっきを溶接スパッタから保護することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】例示的実施形態1に係るトランスミッションマウントを示す側面図である。

【図2】上側板状金具及びゴム弾性体を取り除いた状態のトランスミッションマウントを示す平面図である。

【図3】上側板状金具及びゴム弾性体を取り除いた状態のトランスミッションマウントを示す斜視図である。

【図4】例示的実施形態1の変形例の図3相当図である。

【図5】例示的実施形態1の別の変形例の図3相当図である。

【図6】例示的実施形態2に係るトランスミッションマウントを示す側面図である。

【図7】上側板状金具及びゴム弾性体を取り除いた状態のトランスミッションマウントを示す平面図である。

【図8】上側板状金具及びゴム弾性体を取り除いた状態のトランスミッションマウントを示す斜視図である。

【図9】課題を説明するための図1相当図である。

【図10】課題を説明するための図3相当図である。

選択図 図3出願人が指定した本件の代表的な図

1 トランスミッションマウント   2 上側板状金具(第1部材)   3 下側板状金具(第3部材)   31 水平部   32 ボルト孔   4 台状金具(第2部材)   40 傾斜部   41 脚部   42 案内部   5 ゴム弾性体   6 ボルト   7 下側板状金具(第2部材)   70 水平部   71 傾斜部   73 案内部   8 U字金具(第3部材)   80 水平部   81 脚部   82 ボルト孔

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