特開2018-182174IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

半導体装置及び半導体装置の製造方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】信頼性の低下を防止することができる。
【解決手段】半導体装置10では、接着剤18を介してプリント基板13をケース11の底部11c側に押圧すると、プリント基板13の裏面は底部11cに形成された突起部11e2,11e4から支持される。このため、プリント基板13と底部11cとの間隙が突起部11e2,11e4の高さ程度に保たれて、プリント基板13により押圧される接着剤18が広がり過ぎなくなる。この結果、プリント基板13の長手方向の両端部では、接着剤18の端部がプリント基板13の当該両端部と同じ位置にあるか、または、当該両端部よりも外側に多少はみ出す。プリント基板13の短手方向では、プリント基板13の短手方向の両端部からはみ出した接着剤18は、プリント基板13のおもて面、内部接続端子12d2上、並びにセラミック回路基板15のおもて面に回り込まない。
【選択図】図2

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

半導体装置100において、プリント基板13の主面が平坦または上に凸に反っている場合にプリント基板13の長手方向の両端部にプリント基板13と底部11cとの未接合箇所が発生してしまう(図14(A)及び図15(A))。このため、プリント基板13がケース11の底部11cから剥離してしまうおそれがある。また、この場合において、プリント基板13の短手方向では、接着剤18が、プリント基板13と端子台11bとの間隙及びセラミック回路基板15と開口部11dとの間隙にはみ出す。この結果、接着剤18が、プリント基板13とセラミック回路基板15とのそれぞれのおもて面、並びに内部接続端子12a2〜12g2上に回り込んでしまう(図14(B)及び図15(B))。回り込んだ接着剤18は、プリント基板13上の電子部品、セラミック回路基板15上の半導体素子16a,16b並びに内部接続端子12a2〜12g2を覆ってしまい、電子部品、半導体素子16a,16b並びに内部接続端子12a2〜12g2がそれぞれ損傷を受けてしまう。このようにして半導体装置100の信頼性が低下してしまうという問題点があった。 また、半導体装置100において、プリント基板13の主面が下に凸に反っている場合にプリント基板13のケース11の底部11cに対する押圧が弱いと、プリント基板13の長手方向の両端部にプリント基板13と底部11cとの未接合箇所が発生してしまう(図16(A))。このため、プリント基板13がケース11の底部11cから剥離してしまうおそれがある。また、プリント基板13のケース11の底部11cに対する押圧が強いと、プリント基板13の短手方向では、接着剤18が、プリント基板13と端子台11bとの間隙及びセラミック回路基板15と開口部11dとの間隙にはみ出す。この結果、接着剤18が、プリント基板13とセラミック回路基板15とのそれぞれのおもて面、並びに内部接続端子12a2〜12g2上に回り込んでしまう(図17(B))。回り込んだ接着剤18は、プリント基板13上の電子部品、セラミック回路基板15上の半導体素子16a,16b並びに内部接続端子12a2〜12g2を覆ってしまい、電子部品、半導体素子16a,16b並びに内部接続端子12a2〜12g2がそれぞれ損傷を受けてしまう。さらに、下に凸に反ったプリント基板13の裏面中央部とケース11の底部11cとの間の接着剤18の厚さが低下してしまう(図17(A),(B))。このため、プリント基板13と底部11cとの間の接着剤18の厚さが不足してしまい、プリント基板13がケース11の底部11cから剥離してしまうおそれがある。このようにして半導体装置100の信頼性が低下してしまうという問題点があった。 本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、信頼性の低下を防止することができる半導体装置及び半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の一観点によれば、平面視で矩形状のプリント基板と、前記プリント基板が接着剤からなる接合部材を介して設置される設置領域上に、前記プリント基板を裏面側から支持して前記設置領域と前記裏面との間に間隙を維持する少なくとも1つの突起部が形成されたケースと、を有する半導体装置が提供される。
【発明の効果】
開示の技術によれば、プリント基板の剥離を防止し、電子部品等に対する損傷を防止して、半導体装置の信頼性の低下を防止することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】第1の実施の形態の半導体装置の平面図である。

【図2】第1の実施の形態の半導体装置の断面図である。

【図3】第1の実施の形態のプリント基板の押圧治具の一例を示す図である。

【図4】第1の実施の形態の半導体装置の突起部を説明するための図である。

【図5】第1の実施の形態の半導体装置の突起部の配置位置を説明するための平面図である。

【図6】第2の実施の形態の半導体装置の平面図である。

【図7】第2の実施の形態の半導体装置の断面図である。

【図8】第2の実施の形態の半導体装置の突起部の配置位置を説明するための平面図である。

【図9】第3の実施の形態の半導体装置の突起部の配置位置を説明するための平面図である。

【図10】第3の実施の形態の半導体装置の断面図である。

【図11】従来の半導体装置の平面図である。

【図12】従来の半導体装置におけるプリント基板の取り付けを説明するための断面図である。

【図13】従来の半導体装置における接着剤を説明するための平面図である。

【図14】従来の半導体装置における主面が平坦なプリント基板の取り付け後を説明するための断面図である。

【図15】従来の半導体装置における主面が上に凸に反ったプリント基板の取り付け後を説明するための断面図である。

【図16】従来の半導体装置における主面が下に凸に反ったプリント基板の押圧が弱い時を説明するための断面図である。

【図17】従来の半導体装置における主面が下に凸に反ったプリント基板の押圧が強い時を説明するための断面図である。

選択図 図2出願人が指定した本件の代表的な図

10,10a,10b,10c,10d,10e,10f 半導体装置   11 ケース   11a 枠部   11b 端子台   11c 底部   11d 開口部   11e,11e1,11e2,11e3,11e4,11e5,11e6,11e7,11e8,11e9,21e,21e1,21e2,21e3,21e4,21e5,21e6,21e7,31e1,31e2,31e3,31e4,31e5,31e6,31e7,31e8 突起部   12a1,12b1,12c1,12d1,12e1,12f1,12g1 外部接続端子   12a2,12b2,12c2,12d2,12e2,12f2,12g2 内部接続端子   13,23,33 プリント基板   13a,23a 設置領域   15 セラミック回路基板   15a 絶縁板   15b1,15b2、15b3,15b4,15b5,15b6 導電パターン   16a,16b 半導体素子   17 金属ベース板   18 接着剤   50 押圧治具   51 ピン固定部   52a,52b,52c,52d 押圧用ピン   52a1,52b1,52c1,52d1 押圧部   53a,53b 取り付け部

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