特開2018-187653IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

飲料用等の容器を密封するピルファープルーフキャップの製造装置及び製造方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】オーバーラップ部におけるバリやヒゲの発生を抑制できるピルファープルーフキャップの製造装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】キャップ材をインナーツールとともにアウターツールの始端側から終端側にかけて一回転以上転動させることにより、第1切刃部と複数の第2切刃部とをキャップ材の円筒部の径方向に順に交差させ、第1切刃部と複数の第2切刃部との間で円筒部を断続的に切断して複数のスリットを形成し、複数の第2切刃部のうちのアウターツールの始端側に配設される始端側第2切刃部の始端部と該アウターツールの終端側に配設される終端側第2切刃部の終端部とにより、スリットの一部を周方向に重ねて加工する構成とされており、終端側第2切刃部の終端部と第1切刃部との軸方向の間隔が、始端側第2切刃部の始端部と第1切刃部との軸方向の間隔よりも小さく形成されている。
【選択図】 図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、特許文献2に記載されるように、キャップ材(キャップ本体)のスカート部(円筒部)への加工は、スカート部の全周に隙間を残すことなく加工を行うために、成形始まりの成形始端部と成形終わりの成形終端部とが重なるように加工される。このため、キャップ材のスカート部の一部には、スリット等が二重に加工されたオーバーラップ部(二重加工部)が形成される。 ところが、スカート部を周方向に順に加工していくと、そのスカート部の成形に伴ってキャップハイト(スカート部の軸方向の長さ)が変化する(縮む)ことから、成形始端部と成形終端部との加工位置がずれて、オーバーラップ部に細長く切り出されたバリやヒゲが形成されるおそれがある。そして、このようなバリやヒゲが発生した場合には、キャップ付容器の開封時に開封者に違和感を覚えさせることがある。 本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、オーバーラップ部におけるバリやヒゲの発生を抑制できるピルファープルーフキャップの製造装置及びその製造方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明のピルファープルーフキャップの製造装置は、天面部と該天面部の周縁から略垂下されてなるスカート部とを有するキャップ本体の前記スカート部に、該スカート部の周方向に交互に配設される複数のスリットと複数のブリッジとが形成されたピルファープルーフキャップを製造するための装置であって、第1切刃部を有し、前記天面部及び前記スカート部となる円筒部を有するキャップ材の内部に嵌合するインナーツールと、前記・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、最初に形成されるスリットの始端部と、最後に形成されるスリットの終端部との軸方向の高さ位置を合わせることができるので、スリットのオーバーラップ部においてバリやヒゲが形成されることを抑制できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の第1実施形態のピルファープルーフキャップの製造装置を構成するインナーツール及びアウターツールを模式的に示す平面図である。

【図2】第1実施形態における成形開始前のキャップ材と、インナーツール及びアウターツールとの位置関係を説明する図1のA‐A線に沿う要部断面図である。

【図3】第1実施形態における上ビード及び下ビード形成中のキャップ材と、インナーツール及びアウターツールとの位置関係を説明する図1のB‐B線に沿う要部断面図である。

【図4】第1実施形態におけるスリット形成中のキャップ材と、インナーツール及びアウターツールとの位置関係を説明する図1のC‐C線に沿う要部断面図である。

【図5】第1実施形態におけるスリット形成開始位置(スリットの始端部)のキャップ材と、インナーツール及びアウターツールとの位置関係を説明する図1のD‐D線に沿う要部断面図である。

【図6】第1実施形態におけるスリット形成終了位置(スリットの終端部)のキャップ材と、インナーツール及びアウターツールとの位置関係を説明する図1のE‐E線に沿う要部断面図である。

【図7】図4と同様の位置におけるキャップ材とインナーツール及びアウターツールとの位置関係を説明する要部断面図であり、アウターツールが径方向内方に移動して円筒部を切断する直前の状態を示す。

【図8】図6と同様の位置におけるキャップ材とインナーツール及びアウターツールとの位置関係を説明する要部断面図であり、アウターツールが径方向内方に移動して円筒部を切断する直前の状態を示す。

【図9】図1に示すF矢視方向から見たアウターツールの第2切刃部の展開図である。

【図10】スリット及びブリッジの加工途中のスリット形成開始位置におけるキャップ材の円筒部の外周面の要部展開図である。

【図11】本発明の実施形態の製造方法により形成されるピルファープルーフキャップの半分を破断した側面図である。

【図12】キャップ材の半分を破断した側面図である。

【図13】上ビード及び下ビードが形成されたキャップ材の半分を破断した側面図である。

【図14】本発明の第2実施形態のピルファープルーフキャップの製造装置を構成するインナーツール及びアウターツールを模式的に示す平面図である。

【図15】第2実施形態におけるスリット形成中のキャップ材を、インナーツール及びアウターツールとの位置関係を説明する図14のG‐G線に沿う要部断面図である。

【図16】第2実施形態のアウターツールの第2切刃部の展開図であり、第1実施形態の図9に相当する第2切刃部の展開図である。

【図17】本発明の実施形態の製造方法に用いるアウターツールの図16に相当する第2切刃部の展開図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

3 ピルファープルーフキャップ   4 キャップ本体   4A,4B キャップ材   5 ライナ   6 インナーツール   7A,7B,7C アウターツール   11 ナール凹部   12 開口部   13 フック部   14a 上側溝部   14b 下側溝部   15 雌ねじ形成予定部   16 上ビード   17 下ビード   18 裾部   19 屈曲部   21 スリット   21a 始端部   21b 終端部   22 ブリッジ   41 天面部   42 スカート部   42A,42B 円筒部   43 筒上部   44 筒下部   48 上部   49 下部   51 摺動層   52 密封層   61 インナー下ビードプレート   62 インナー上ビードプレート   63 インナー中間プレート   71A,71B,71C アウター下ビードプレート   72A,72B,72C スリットプレート   73A,73B,73C アウター上ビードプレート   81 第1領域   82 第2領域   101,102 ピルファープルーフキャップの製造装置(製造装置)   111 装置本体   112 スペーサ   611 インナー側裾成形部   612 下ビード成形凸部   617 スリット逃げ溝部   623 第1切刃部   624 上ビード成形凸部   711 アウター側裾成形部   713 下ビード成形部   722a,722b,722c 突出片   725a 始端側第2切刃部(第2切刃部)   725b 第2切刃部   725c 終端側第2切刃部(第2切刃部)   733 上ビード成形部   741 ブリッジ収容部   742A 第1下ビード収容部   742B 第2下ビード収容部(下ビード収容部)   743A 第1上ビード収容部   743B 第2上ビード収容部(上ビード収容部)   811 屈曲部成形凸部

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