技術分野
複数の窒化ホウ素粒子を含む熱硬化性シートに関する。また、本発明は、熱硬化性シートを熱硬化させる硬化シートの製造方法
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】熱伝導性及び耐電圧性の双方を高めることができる熱硬化性シートを提供する。 【解決手段】本発明に係る熱硬化性シートは、熱硬化性化合物と、熱硬化剤と、複数の窒化ホウ素粒子とを含み、110℃で30分間硬化を進行させて得られる第1の硬化シートにおける窒化ホウ素粒子の配向度S1と、前記第1の硬化シートを195℃及び圧力12MPaで60分間硬化を進行させて得られる第2の硬化シートにおける窒化ホウ素粒子の配向度S2とが、式:1.05×S1≦S2≦3.0×S1の関係を満足する。 【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
特許文献1〜3に記載のような従来の窒化ホウ素粒子を含む組成物では、熱伝導性をある程度高めることができる。
しかし、特許文献1〜3に記載のような従来の窒化ホウ素粒子を含む組成物では、熱伝導性をある程度高めることができたとしても、耐電圧性が十分に高くならないことがある。
従来の窒化ホウ素粒子を含む組成物では、高い熱伝導性と高い耐電圧性とを両立することは困難である。
本発明の目的は、熱伝導性及び耐電圧性の双方を高めることができる熱硬化性シートを提供することである。また、本発明の目的は、熱伝導性及び耐電圧性の双方を高めることができる硬化シートの製造方法を提供することである。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者らは、課題を解決するために鋭意検討した結果、高い熱伝導性と高い耐電圧性とを両立するためには、第1の硬化シートにおける窒化ホウ素粒子の配向度S1と、第2の硬化シートにおける窒化ホウ素粒子の配向度S2との比が重要であることを見出し、本発明の完成に至った。第1の硬化シートは、110℃で30分間硬化を進行させて得られる。第2の硬化シートは、第1の硬化シートを195℃及び圧力1・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明に係る熱硬化性シートは、熱硬化性化合物と、熱硬化剤と、複数の窒化ホウ素粒子とを含む。本発明では、110℃で30分間硬化を進行させて得られる第1の硬化シートにおける窒化ホウ素粒子の配向度S1と、第1の硬化シートを195℃及び圧力12MPaで60分間硬化を進行させて得られる第2の硬化シートにおける窒化ホウ素粒子の配向度S2とが、式:1.05×S1≦S2≦3.0×S1の関係を満足する。本発明に係る熱硬化性シートでは、の構成が備えられているので、熱伝導性及び耐電圧性の双方を高めることができる。
本発明に係る硬化シートの製造方法は、熱硬化性化合物と、熱硬化剤と、複数の窒化ホウ素粒子とを含む熱硬化性シートを前硬化させて、第1の硬化シートを得る工程を備える。本発明に係る硬化シートの製造方法は、第1の硬化シートを後硬化させて、硬化シートを得る工程を備える。本発明に係る硬化シートの製造方法では、第1の硬化シートにおける窒化ホウ素粒子の配向度S1と、得られる硬化シートにおける窒化ホウ素粒子の配向度S2とが、式:1.05×S1≦S2≦3.0×S1の関係を満足するように前硬化及び後硬化を行う。本発明に係る硬化シートの製造方法では、の構成が備えられているので、熱伝導性及び耐電圧性の双方を高めることができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 図1は、本発明の一熱硬化性シートの硬化物を模式的に示す断面図である。
1…硬化物
11…硬化物部(熱硬化性成分の硬化した部分)
12…窒化ホウ素粒子の凝集体
13…絶縁性フィラー
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