技術分野
塵芥収集車の塵芥投入口の近傍に居る作業者などを、画像処理技術によって認識するようにした人物認識装置に係り、特にその手や足を識別する技術に係る。
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】塵芥収集車100の塵芥投入口4の近傍をカメラ7によって撮影し、その画像のデータを画像処理ユニット9(画像処理装置)に入力して、塵芥投入口4近傍の人物Hの手や足を正確に識別できるようにする。
【解決手段】画像処理ユニット9では、画像における物体像の特徴データを、人物の手(または足)の装着物の特徴データと比較して、物体像が手(または足)を表すものか否か判定する(ステップS3:人物識別部)。そして、手(または足)を表す物体像が塵芥投入口近傍の所定エリア(第1のエリア)に入っているか否か判定する(ステップS6:人物位置判定部)。手(または足)の特徴データには、例えばリストバンドLBなど装着物の色の情報を含める。
【選択図】図8
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、前記従来例のような監視システムにおいて、カメラの画像に表れる人物の顔や頭部については、特徴的な目、鼻、口の形状や位置関係などから比較的容易に識別することができるが、作業者は、その手でごみ袋を塵芥投入口に積み込むことが多く、場合によっては足で蹴り込むこともあるから、塵芥積込装置に巻き込まれることを防ぐためには顔や頭部ではなく、むしろ手(または足)を識別することが望ましい。
しかしながら、作業者の手は開いたり閉じたりする上に、その向きの変化によってカメラの画像における物体像の形状が大きく変化するものであり、さらに手袋などを装着することによって大きさも変化することから、画像処理による識別は極めて難しい。同様に作業者の足についても、向きの変化によって物体像の形状が変化するとともに、靴の形状や大きさが種々、異なることから、画像処理による識別が難しい。
本発明は、かかる問題点に着目してなされたものであり、塵芥投入口の近傍を撮影するカメラの画像に基づいて、その近傍の人物の手や足を正確に識別できるようにすることを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の人物認識装置は、塵芥収集車の塵芥投入口の近傍をカメラによって撮影し、その画像のデータを画像処理装置に入力して、塵芥投入口近傍の人物を認識するようにしたものが対象である。
【発明の効果】
本発明に係る塵芥収集車の人物認識装置によれば、塵芥投入口の近傍の人物をカメラの画像データに基づいて認識する場合に、その画像中の物体像の大きさや形状が変化しやすい手や足についても、装着物の色の情報によって正確に識別することができる。そして、この判定に基づき必要に応じて塵芥積込装置を停止させることによって、安全性の確保が図られる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】本発明の塵芥収集車を示す側面図である。
【図2】図1の塵芥収集車に装備された塵芥積込装置の作動の説明図である。
【図3】図1の塵芥収集車の塵芥積込装置の油圧回路図である。
【図4】図1の塵芥収集車の制御装置とその入出力状態を示す概略図である。
【図5】図1の塵芥収集車に装備された人物認識装置の概略構成を示す説明図である。
【図6】ごみ袋を塵芥投入口に積み込む作業者を斜め後方から示す説明図である。
【図7】カメラによって撮影された画像の一例を示す説明図である。
【図8】画像処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【図9】人物の手や頭部の判定について示すフローチャートである。
【図10】リストバンドの一例を示す説明図である。
100 塵芥収集車
1 車台
2 塵芥収容箱
3 塵芥投入箱
4 塵芥投入口
7 カメラ
9 画像処理ユニット(画像処理装置)
10 回転板(塵芥積込装置)
13 油圧モータ(塵芥積込装置)
20 押込板(塵芥積込装置)
24 押込シリンダ(塵芥積込装置)
H 人物
LB リストバンド(手への装着物)
SP 縞模様(識別表示)
CPU 画像処理ユニットの中央処理部(緊急停止装置)
DSP 画像処理ユニットの画像処理部(人物識別部、人物位置判定部)
SW4 画像処理ユニットのリレースイッチ(緊急停止装置)
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