特開2018-196955IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

農業シート

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】シート固定ピン孔を起点とするシートの裂けを防ぐピン刺し耐久性、収穫物の着色促進や地温の抑制等に必要な光反射性を両立する農業シートの提供。
【解決手段】ポリオレフィン系樹脂および無機充填剤を含有するポリオレフィンシート1と、補強シート2と、を有し、ポリオレフィンシート1の厚みは150μm以下であり、JISA6930における強度(つづり針保持強さ)が35N以上である、農業シート。無機充填剤が、炭酸カルシウム及び酸化チタンの少なくとも一方を含み、その含有量が、ポリオレフィン系樹脂に対して、50〜80質量%であり、ポリオレフィン系樹脂が高密度ポリエチレン又は直鎖状低密度ポリエチレンであることが好ましい、農業シート。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

農業シートを土壌や農作物に被覆する部材として用いる場合、農業シートを固定する方法としては、例えば図4に示すように、ピン20を農業シート10に刺して土壌に固定する方法が挙げられる。しかしながら、農業シートにピンを刺すと、当該ピンが貫通してできた孔を起点として、農業シートが裂けてしまう場合がある。このような農業シートの破損は、屋外で農業シートを用いた際に、農業シートが風に煽られることで顕著となる。したがって、耐久性が良好な農業シートが求められている。 ところで、農業シートは、所望の光反射性を付与することで、例えばハウス内の光線不足の解消、収穫物の着色促進、地温の抑制、雑草の対策等の用途として農業シートを用いることが可能となる。農業シートの光反射性は、例えばポリオレフィンシートに無機充填剤が含有することで付与することができる。ここで、農業シートの光反射性は、ポリオレフィンシートに含まれる無機充填剤の含有量により制御することができ、無機充填剤の含有量を増やす程、光反射性を高めることができる。しかしながら、ポリオレフィンシートに含まれる無機充填剤の含有量が増えすぎると、農業シートの耐久性が低下する傾向にある。したがって、農業シートにおいて、耐久性を維持しつつ所望の光反射性を得ることは困難であるという問題がある。 実情に鑑みてなされたものであり、農業シートの耐久性と光反射性の両立が可能な農業シートを提供することを主目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本開示においては、ポリオレフィン系樹脂および無機充填剤を含有するポリオレフィンシートと、補強シートと、を有し、ポリオレフィンシートの厚みは150μm以下であり、JIS A6930における強度(つづり針保持強さ)が35N以上である、農業シートを提供する。
【発明の効果】
本開示の農業シートは、耐久性および光反射性を両立することができるという効果を奏する。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本開示の農業シートの一例を示す概略断面図である。

【図2】本開示の農業シートの他の例を示す概略断面図である。

【図3】本開示の農業シートの製造方法の一例を示す概略工程図である。

【図4】本開示の農業シートを説明するための説明図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 …ポリオレフィンシート   2 …補強シート   3、4 …接着層   5 …アンカーコート剤層   10 …農業シート   20 …ピン

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