特開2018-199997IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

鉛直方向に長い縦溝を有する鋼製構造柱に被固定材を固定する固定構造

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】 縦溝を有する鋼製構造柱に被固定材を固定する固定構造であって、簡単に被固定材を鋼製構造柱に見栄えよく固定することができ、造作材を簡単に設置することが可能な固定構造を提供する。
【解決手段】固定構造1は、鉛直方向に長い縦溝2を有するあらわしの鋼製構造柱3に被固定材4を固定する固定構造1であって、前記縦溝2は、溝入口の幅W1が溝内部の幅W2よりも短く形成されるとともに、前記溝内部に弾性材料8が挿入されており、前記被固定材4は平板状に形成されておりその側端縁が前記縦溝2に挿入された状態で前記弾性材料8を圧縮している。
【選択図】図4

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、上述の特許文献1の柱材は、仮設建物の外壁を構成する柱材であり求められる意匠性は高くない。また、単に板材の側縁部を柱材の縦溝に挿入しているだけなので、十分な固定ができていない。 また、鋼製構造柱を化粧材等で覆う場合には柱が太くなる問題が有り、一方、鋼製構造柱自体を細くした場合や鋼製でない構造柱とすると、構造柱としての強度を保つことが困難となる。また、鋼製構造柱に造作材を固定しようとすると、溶接やボルト止めなど大掛かりな作業が必要となり、意匠性にも優れない。 そこで本発明は、縦溝を有する鋼製構造柱に被固定材を固定する固定構造であって、簡単に被固定材を鋼製構造柱に見栄えよく固定することができ、造作材を簡単に設置することが可能な固定構造を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の固定構造は、鉛直方向に長い縦溝を有するあらわしの鋼製構造柱に被固定材を固定する固定構造であって、前記縦溝は、溝入口の幅が溝内部の幅よりも短く形成されており、前記被固定材は前記縦溝内に保持される溝固定部であり、当該縦溝の前記溝入口の幅よりも細く形成されているとともに、当該溝固定部の両側から突出及び退入可能なストッパが設けられており、前記溝固定部は前記縦溝内に挿入された状態で前記ストッパ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明の固定構造によると、縦溝は、溝入口の幅が溝内部の幅よりも短く形成されており、被固定材である溝固定部は前記溝入口の幅よりも細く形成されているので、溝固定部を縦溝に簡単に挿入することができ、しかも、ストッパが溝固定部の両側から突出しているので、溝固定部を縦溝の溝内部に確実に固定することができる。そして、溝固定部は縦溝の内部に挿入されているので、外部からはほとんど見えず、鋼製構造柱の意匠性を低下させることがない。 本発明の固定構造によると、溝固定部は溝形鋼であり、ストッパは水平と鉛直とに回転可能な棒材であるのでストッパを回転させることで簡単に溝固定部を縦溝の溝内部に固定することができる。 本発明の固定構造によると、溝固定部に造作材受具が固定されるので、例えば棚板、横格子、目隠し用スクリーンなどの造作材を簡単に鋼製構造柱に意匠性を低下させることなく固定することができる。 本発明の固定構造によると、鋼製構造柱の外周廻りに等間隔で4本の縦溝が形成されているので、鋼製構造柱の4方向にそれぞれ溝固定部を固定することができ、必要な間取りに応じて様々な造作材を設置することができる。しかも、4本の縦溝が設けられることにより、1本の鋼製構造柱が4本の細い柱材の集合のように見え意匠性に優れる。 本発明の固定構造によると、鋼製構造柱は断面視したときに外周が円弧又は楕円弧で形成されているので、安全性が高いとともに、意匠性にも優れる。 本発明の固定構造の施工方法によると、被固定材を、ストッパを退入させた状態で縦溝に挿入し、被固定材を縦溝内に配置した状態で、ストッパを被固定部の両側から突出させることで、極めて簡単に意匠性よく被固定材を鋼製構造柱に固定することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】鋼製構造柱の形状を示す水平断面図。

【図2】鋼製構造柱の構成を示す一部拡大斜視図。

【図3】2本の鋼製構造柱を上下の建物構造材の間に固定した状態を示す図。

【図4】第二実施形態の固定構造の鋼製構造柱の縦溝に被固定材を固定する状態を示す図。

【図5】被固定材の外観構成を説明する斜視図。

【図6】被固定材のストッパの動作を説明する斜視図。

【図7】第二実施形態の固定構造で鋼製構造柱の間に棚を固定した状態を示す図。

【図8】第二実施形態の固定構造の変形例として、2本の鋼製構造柱の間に横格子を固定する固定構造を示す図。

【図9】2本の鋼製構造柱の間に横格子及び棚を固定した例を示す図。

選択図 図4出願人が指定した本件の代表的な図

1 固定構造   2 縦溝   3 鋼製構造柱   4 被固定材   4b 溝固定部   8 弾性材料   11 造作材受具

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