特開2018-200993IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

リアクトル

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】融着層を含むコイルを備えていても、巻回部の端面を破損し難いリアクトルを提供する。
【解決手段】巻回部を有するコイルと、前記巻回部内に配置される内側コア部と、前記巻回部外に配置される外側コア部とを含む磁性コアと、前記巻回部の端面と、前記外側コア部の内端面との間に介在される外側介在部とを備え、前記巻回部は、巻線本体と、前記巻線本体の外周に設けられて、隣り合うターン同士を接合する融着層とを備え、前記巻回部の端面と前記外側介在部とが前記融着層によって固着することを防止する固着防止構造を備えるリアクトル。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

上述のように自己融着層を備えるコイルを構成要素とし、コイルの巻回部の端面とコイル側樹脂部材とを自己融着層によって接着固定したリアクトルでは、その使用時に巻回部の端面を破損し得るという問題がある。特に、巻回部の端面をなす平角線のエナメル層が後述するように破損し得る。 上述のリアクトルの使用時、コイルへの通電、非通電に伴って、温度上昇と温度降下とが繰り返される。温度降下に伴って巻回部とコイル側樹脂部材とが熱収縮すると、両者の熱膨張係数の差と温度分布の影響とによって、巻回部とコイル側樹脂部材とが離れる方向に変形する。この変形によってエナメル層といった絶縁被覆が引っ張られて破損し得る。 また、上述の温度上昇と温度降下との繰り返しによって、自己融着層が再溶融と再固化とを繰り返すことがある。温度上昇に伴って自己融着層が再溶融すると共に、巻回部及びコイル側樹脂部材が熱によって変形して互いに押し付け合う。この状態で温度降下して自己融着層の固化温度に達し、再固化すれば、巻回部とコイル側樹脂部材とが自己融着層によって再接着される。再接着された後に熱によって変形して、上述のように絶縁被覆が引っ張られる状態が再発し、絶縁被覆を破損し得る。 更に、上述の離反する方向の変形時、コイル側樹脂部材の端面板にも引っ張る力が作用する。そのため、上述のように自己融着層が再溶融と再固化とを繰り返すと共に変形時に引張力が繰り返し負荷されることで、端面板に割れが生じる可能性もある。 そこで、融着層を含むコイルを備えていても、巻回部の端面を破損し難いリアクトルを提供することを目的の一つとする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本開示のリアクトルは、 巻回部を有するコイルと、 前記巻回部内に配置される内側コア部と、前記巻回部外に配置される外側コア部とを含む磁性コアと、 前記巻回部の端面と、前記外側コア部の内端面との間に介在される外側介在部とを備え、 前記巻回部は、巻線本体と、前記巻線本体の外周に設けられて、隣り合うターン同士を接合する融着層とを備え、 前記巻回部の端面と前記外側介在部とが前記融着・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
のリアクトルは、融着層を含むコイルを備えていても、巻回部の端面を破損し難い。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】実施形態1のリアクトルを示す概略正面図である。

【図2】実施形態1のリアクトルを示す概略上面図である。

【図3】実施形態2のリアクトルを示す概略正面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1A,1B リアクトル   2 コイル   2a,2b 巻回部   2w 巻線   20 巻線本体   22 融着層   20e 露出端面   22e,24e 端面   3 磁性コア   31a,31b 内側コア部   32,34 外側コア部   32e,34e 内端面   5 介在部材   52,54 外側介在部   52h,54h 貫通孔   520,540 コイル側面   6 樹脂モールド部   7 固着防止構造   72,74 固着防止層

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります