特開2018-202700IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

この発明は、画像形成装置、その状態制御方法および画像形成システムに関し、より詳細には自機に格納した印刷データを外部の画像形成装置へ送信して印刷させる機能を有する画像形成装置の電力状態の制御

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】記憶デバイスに格納された印刷データを外部の画像形成装置から確実かつ迅速にアクセスできるように制御する画像形成装置、その状態制御方法および画像形成システムを提供する。
【解決手段】外部の情報機器から印刷データを受信する通信デバイスと、受信した印刷データを格納する記憶デバイスと、記憶デバイスに格納された印刷データを印刷する画像形成部と、通信可能で印刷データへアクセス可能な即応可能状態、通信可能だが印刷データへアクセス不能で電力消費が即応可能状態より小さい応答可能状態、通信不能かつ印刷データへアクセス不能で電力消費が最も小さい応答不能状態の三種類の電力状態のうち何れをとるかを制御する制御部とを備え、制御部は、外部の画像形成装置からの要求に応答して印刷データを画像形成装置へ送信し、かつ、即応可能状態において、電源をオフすべき要求があった場合に外部の所定の画像形成装置が通信可能な状態か否か判断し、通信不能な場合に応答可能状態へ遷移させる画像形成装置。
【選択図】図3

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

上述のように専用のプリントサーバが不要な印刷システムを、この明細書で組込プリントサーバとも呼ぶ。組込プリントサーバを実現する構成は、上述の特許文献に限らず種々の態様が考えられる。例えば、複数の画像形成装置に対して予め親機、子機の設定を行っておく。ユーザは、印刷すべきデータを情報機器で作成する。その情報機器は、作成された印刷データを親機に送るように予め設定しておく。親機は、情報機器から送られた印刷データを受信して保存する。親機として設定した画像形成装置に印刷データが保存されると、親機だけでなくどの子機からでも印刷が可能になる。 印刷データを出力する場合、ユーザは親機でなくとも、自分の側にある任意の子機から親機に保存された印刷データにアクセスできる。即ち、子機に対するユーザの操作に応答して、その子機は親機に保存された印刷データにアクセスしてその印刷データを取得し、取得された印刷データを子機で印刷する。
このようなシステムでは、一旦親機、子機の設定がなされた後は、印刷の都度、親機、子機の設定状態を各ユーザが意識することがない。ユーザは煩雑な操作をせずとも親機に限らず任意の子機から印刷出力を得ることが可能になる。
その反面、親機であることを意識せず子機と同様に、ユーザは親機の電源オフ操作を行う。また、親機、子機を問わず、画像形成装置は設定された条件が満たされると自律的に省電力状態へ遷移するといった省電力設定を有している。 子機が親機の印刷データにアクセスする際に、アクセス先の親機が省電力状態に入っている場合がある。そうすると、親機が省電力状態から復帰して印刷データにアクセスできるようになるまで子機の印刷処理が待たされ、印刷に時間を要したり、待たされている間に通信タイムアウトになって親機の印刷データを印刷できずに終了したりする事態が生じてしまう。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、記憶デバイスに格納された印刷データを外部の画像形成装置から確実かつ迅速にアクセスできるように制御する画像形成装置、その状態制御方法および画像形成システムを提供する。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

この発明は、外部の情報機器から印刷データを受信する通信デバイスと、受信した印刷データを格納する記憶デバイスと、前記記憶デバイスに格納された印刷データを印刷する画像形成部と、通信可能で前記印刷データへアクセス可能な即応可能状態および通信可能だが前記印刷データへアクセス不能で電力消費が前記即応可能状態より小さい応答可能状態を少なくとも有する複数の電力状態のうち何れをとるかを制御する制御部とを備え・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
この発明による画像形成装置において、制御部は、前記即応可能状態において、電源をオフすべき要求があった場合に外部の所定の画像形成装置が通信可能な状態か否か判断し、通信不能な場合に応答可能状態へ遷移させるので、記憶デバイスに格納された印刷データを外部の画像形成装置から確実かつ迅速にアクセスできる。よって、前記所定の画像形成装置を用いた前記印刷データの印刷を確実かつ迅速に行うことができる。
この発明による画像形成装置の状態制御方法および画像形成システムの親機についても同様の作用効果を奏する。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】この実施形態における画像形成システムの構成例を示すブロック図である。

【図2】図1に示す親機の構成を示すブロック図である。

【図3】この実施形態において、印刷されるべきデータの移動を示す説明図である。

【図4】この実施形態において、組込プリントサーバの機能を用いた印刷の操作を示す第1の説明図である。

【図5】この実施形態において、組込プリントサーバの機能を用いた印刷の操作を示す第2の説明図である。

【図6】この実施形態において、組込プリントサーバの機能を用いた印刷の操作を示す第3の説明図である。

【図7A】この実施形態において、親機に格納された印刷データを子機で印刷する場合の、親機および子機の処理を示す第1のフローチャートである。

【図7B】この実施形態において、親機に格納された印刷データを子機で印刷する場合の、親機および子機の処理を示す第2のフローチャートである。

【図8】この実施形態において、親機をシャットダウン状態に遷移させるべき事象が発生した場合の処理を示すフローチャートである。

【図9】図8に示す処理S39、41、43の遷移に対応する電力状態の状態遷移図である。

【図10】この実施形態において、親機をシャットダウン状態に遷移させるべき事象が発生した場合の処理について図8と異なる態様を示すフローチャートである。

【図11】図10に示す処理S39、51、53に対応する電力状態の状態遷移図である。

選択図 図3出願人が指定した本件の代表的な図

100:親機、 101:通信デバイス、 102:記憶デバイス、 103:画像形成部、 104:制御部、 105:操作部、 200,201,202:子機、 210:ノート型コンピュータ、 211、212:デスクトップ型コンピュータ

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