特開2018-202992IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ディスプレイなどの機器本体を往復移動させる車載用電子装置

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】 ディスプレイなどの機器本体を円滑に往復移動させることができる車載用電子装置を提供する。
【解決手段】 駆動源の駆動モータで駆動歯車34が回転させられると、第1駆動アーム21と第2駆動アーム26が互いに逆方向へ回動し、機器本体であるディスプレイ12を搭載した移動部材10が昇降する。第1駆動アーム21のアーム部22と第2駆動アーム26のアーム部27は金属板製で弾性部を有している。この弾性部の撓みにより、移動部材10に設けられた軸受け部11a,11bが第1ガイド部5に押し付けられ、軸受け部11cが第2ガイド部6に押し付けられる。
【選択図】図2

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかし、特許文献1に記載の車載用のスクリーン調整装置では、スクリーン部材の複数箇所の軸受け部のそれぞれに、ガイド軸を挟む一対のスラスト部材と、このスラスト部材を付勢するばね部材を設ける必要があるため、部品数と組立工数が多くなり、コスト上昇の原因になる。 また、特許文献1の図6に示す構造では、スラスト部材をガイド軸に付勢するばね部材の長さが非常に短いため、スラスト部材をガイド軸に十分な力で弾圧させるためには、ばね部材のばね定数を大きくせざるを得ない。その結果、ばね部材の設定長のわずかな変化で付勢荷重が大きく変動することになり、付勢力が弱すぎたり、逆に過大になることがあり、複数箇所に設けられたスラスト部材をガイド軸に均一に弾圧させるのが困難となる。 本発明は従来の課題を解決するものであり、移動部材とガイド部材との間に特別な付勢部材を設けることなく、移動部材とガイド軸との間に適切な負荷を与えることができる車載用電子装置を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、固定部に設けられたガイド部と、前記ガイド部に往復移動自在に支持された移動部材と、前記移動部材に搭載された機器本体と、前記移動部材を前記ガイド部材に沿って往復移動させる駆動部と、を有する車載用電子装置において、 前記駆動部には、前記固定部との間に位置する回動軸を中心として回動自在に支持されて前記移動部材に往復移動力を与える駆動アームと、前記駆動アームを回動させる駆動源とが設けられ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明の車載用電子装置は、移動部材に移動力を与える駆動アームによって、移動部材とガイド部との間に適度な摩擦力を与えることができるため、従来のように、移動部材を付勢するためのばね部材が不要であり、部品数を少なくでき、組立工数も削減でき、コストダウンを実現できる。 また、駆動アームの弾性部は自由長を長く確保できるので、ばね定数を適度に設定でき、駆動アームによって、移動部材とガイド部との間の複数の軸受け部にバランスのとれた負荷を与えることができ、移動部材を円滑に往復移動させることが可能になる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の実施形態の車載用電子装置を示す斜視図、

【図2】図1に示す実施形態の車載用電子装置において、機器本体が上昇して表示姿勢となった状態を示す正面図、

【図3】(A)(B)は、図1に示す実施形態の車載用電子装置に設けられた一対の駆動アームをそれぞれ示す斜視図、

【図4】(A)は、第1駆動アームの平面図、(B)はその正面図、

選択図 図2出願人が指定した本件の代表的な図

1 車載用電子装置   2 固定部   5 第1ガイド部   6 第2ガイド部   10 移動部材   11a,11b,11c 軸受け部   12 ディスプレイ(機器本体)   15,16 回動軸   17,18 リンク部材   20 駆動部   21 第1駆動アーム   21a 基部   21b 先部   21c 弾性部   22 アーム部   23 歯車部   24 連結部   26 第2駆動アーム   26a 基部   26b 先部   26c 弾性部   27 アーム部   28 歯車部   30 駆動源   32 駆動モータ   F1,F2 付勢力

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