特開2018-204216IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

屋根構造に係り、特に、太陽光パネル等の載置物が傾斜した屋根面に固定された屋根構造

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】容易に施工することができ、雨水の浸入を防止し、雨水を効率良く排水できるとともに、美観を向上させることができる屋根構造を提供する。
【解決手段】棟側から軒先側に向かって下方に傾斜した傾斜した屋根面1Bに太陽光パネルPが固定された屋根構造1は、軒先側の屋根面1Bに固定された取付部材10と、取付部材10の上部に固定され、太陽光パネルPを保持する横桟15と、横桟15に固定され、太陽光パネルPおよび横桟15の軒先側の部分を覆う上部カバー16と、屋根面1Bとの間に隙間Hが形成されるように、上部カバー16と屋根面1Bとの間において、取付部材10に取付けられ、取付部材10の軒先側の部分を覆う下部カバー17と、を備える。
【選択図】図2

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ここで、上述した特許文献1の如き屋根構造では、軒先カバーは、載置物、横桟、および取付部材の軒先側の部分を覆うとともに、その軒先カバーの先端と屋根面との間に、隙間を形成している。しかしながら、軒先カバーは、載置物の軒先側の部分も覆うので、載置物が載置された横桟に取り付けられている。これにより、横桟および横桟を固定する取付部材の寸法誤差、取付誤差などの誤差が起因となって、屋根面に対する軒先カバーの取付精度が低下することがある。このような結果、軒先カバーにより、載置物、横桟、および取付部材の軒先側の部分を覆うことができたとしても、屋根面と軒先カバーとの間に、形成された隙間を所望の大きさに確保することが難しいことがある。 たとえば、屋根面と軒先カバーとが、一部接触してしまう、または、これらの隙間が小さ過ぎる場合、棟側から軒先側の屋根面に沿って流下する雨水を好適に排水することができないことがある。一方、屋根面と軒先カバーとの隙間が大き過ぎる場合、この隙間から取付部材の軒先側の部分が見えてしまい、屋根の美観を損なうばかりでなく、この隙間に向かって吹き付けられた雨水が軒先カバーの内部に浸入するおそれもある。 本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、雨水の浸入を防止し、効率良く雨水を排水できるとともに、屋根の美観を向上させることができる屋根構造を提供するものである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

前記目的を達成すべく、本発明に係る屋根構造は、棟側から軒先側に向かって下方に傾斜した屋根面に載置物が固定された屋根構造であって、軒先側の前記屋根面に固定された取付部材と、前記取付部材の上部に固定され、前記載置物を保持する横桟と、前記横桟に固定され、前記載置物および前記横桟の軒先側の部分を覆う上部カバーと、前記屋根面との間に隙間が形成されるように、前記上部カバーと前記屋根面との間において、前記・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明の屋根構造は、載置物および載置物を保持する横桟の軒先側の部分を上部カバーで覆い、上部カバーと屋根面との隙間から見える取付部材を下部カバーで覆うため、屋根の美観を向上させることができる。 下部カバーは、横桟ではなく、取付部材に直接的に取付られているため、上部カバーに比べて下部カバーの取付精度を高め、下部カバーと屋根面との隙間を所望の大きさに確保することができる。この結果、この隙間から雨水の浸入を防止し、屋根面に沿って流下する雨水をこの隙間から効率良く排水することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】(a)は、本発明に係る屋根構造の一実施形態を示す平面図、(b)は、(a)の要部立面図、(c)は、(a)のA−A線に沿う断面図である。

【図2】図1(a)のB−B線に沿う断面図である。

【図3】図1(c)の要部断面図である。

【図4】図2の要部断面図である。

【図5】図2に示す部材の詳細を示し、(a)はベースを軒先方向から視た端面図、(b)はストッパの斜視図、(c)は(b)の断面図、(d)はストッパ止め具の断面図である。

【図6】図2に示す部材の詳細を示し、(a)は横桟の断面図、(b)は上部カバーの断面図、(c)は下部カバーの断面図である。

【図7】図2に示す屋根材に対して、パッキングおよび取付部材を施工する方法を説明するための模式的断面図である。

【図8】図7に示す施工状態から、下部カバー、横桟、ストッパ止め具、ストッパ止めねじを施工する方法を説明するための模式的断面図である。

【図9】図8に示す施工状態から、上部カバーを固定する方法を説明するための模式的断面図である。

【図10】図9に示す施工状態から、太陽光パネルを載置する方法を説明するための模式的断面図である。

選択図 図2出願人が指定した本件の代表的な図

1:屋根構造、1A:棟、1B:屋根面、1C:軒先、2:屋根材、3:防水シート、5:リブ付き鋼板、10:取付部材、11:ベース、12:ストッパ、12d:突出部、13:ストッパ止め具、13A:締結部材、15:横桟、15a:押さえ部、15b:立ち上げ部、15c:受け部、16:上部カバー、17:下部カバー、17a:係止爪、17b:凹部、L:オフセット量、H:隙間、P:太陽光パネル(載置物)

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