技術分野
駆動源としてのエンジン、エアクリーナ及びキャブレターを備えたブロワ等の作業機
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】エンジンの吸気系への水滴の吸込み防止構造を備えた作業機を提供する。 【解決手段】作業機としてのエンジンブロワ100は、エンジン1、エアクリーナ2、及び、エンジン1とエアクリーナ2との間に設けられるキャブレター3を備える。エアクリーナ2はキャブレター3に供給するための空気を浄化するフィルタ部6を収容する収容室71を有するエアクリーナカバー7を含む。エアクリーナカバー7は、キャブレター3に対向して上下方向に延びる対向壁72と、対向壁72の下端部に連続してキャブレター3側に延びる底壁73であって、その対向壁72側に寄せた所定部位に収容室71に導かれる外気の吸気口73aが開口された底壁73と、対向壁72の下部において外方に張り出すように形成される第1庇部77と、対向壁72における第1庇部77の形成部位より下方の部位において外方に張り出すように形成される第2庇部78と、を含んで構成される。 【選択図】図3
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、特許文献1に記載されたエアクリーナでは、吸気口がカバーの外壁の複数の箇所に開口されているため、屋外作業時等において、雨水等の水滴が吸気口を介してカバー内に直接的に流入したり、カバーの外壁面を伝い落ちる水滴や外壁面近傍を落下している微小な水滴(霧も含む)が吸気口に向かう空気流れに乗って吸気口を介してカバー内に吸込まれたりするおそれがある。つまり、このエアクリーナでは、雨水等の水滴が外気と伴にエンジンの吸気系に吸込まれ易い構造になっているため、水滴の吸込みに起因してエンジン内部に様々な不具合を発生させ、エンジンが故障等するおそれがある。なお、このような課題は、ブロワに限らず、駆動源としてエンジンを備えたチェーンソーやヘッジトリマ等の様々な作業機において共通する課題である。
本発明は課題に着目してなされたもので、エンジンを備えた作業機において、エンジンの吸気系への水滴の吸込みを防止又は抑制することができる水滴吸込み防止構造を備えた作業機を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の一側面によると、駆動源としてのエンジンとエアクリーナとの間にキャブレターが設けられ、前記エアクリーナは前記キャブレターに供給するための空気を浄化するフィルタ部を収容する収容室を有するエアクリーナカバーを含む作業機が提供される。前記作業機の前記エアクリーナカバーは、対向壁と、底壁と、第1庇部と、第2庇部とを含んで構成される。前記対向壁は、前記キャブレターに対向して上下方向に延びる。前記・・・ 続きを
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【発明の効果】
前記一側面による作業機によれば、外気の吸気口がエアクリーナカバーにおける上下方向に延びる対向壁の下端部に連続してキャブレター側に延びる底壁に開口されているため、自重により落下する雨水等の水滴が直接的に吸気口を通過してエンジンの吸気系に流入することを防止することができる。そして、吸気口は底壁における対向壁側に寄せた所定部位に開口され、第1庇部が対向壁の下部に形成されると共に第2庇部が対向壁における第1庇部の形成部位より下方の部位に形成されている。このように、上下方向に延びている対向壁の下部において上下に離間するいわば二重庇を設けているため、対向壁を伝って落ちる雨水等の水滴の少なくとも一部を、第1庇部の張出方向先端や第2庇部の張出方向先端から上下方向下方に落下させることができる。つまり、対向壁の外面を伝った水滴の少なくとも一部を対向壁の外面から確実に遠ざけた位置から落下させているので、水滴の少なくとも一部は吸気口から遠ざけた位置から落下することになる。その結果、水滴の一部が、吸気口近傍において生じている吸気口に向かう空気流れに乗って吸気口に吸い込まれることを防止又は抑制することができる。このように、前記一側面による作業機は、エアクリーナの吸気口がエアクリーナカバーの底壁に設けられる共に、二重庇が吸気口に対応してエアクリーナカバーの対向壁の下部に設けられて構成された水滴吸込み防止構造を備えている。
このようにして、エンジンを備えた作業機において、エンジンの吸気系への雨水等の水滴の吸込みを防止又は抑制することができる水滴吸込み防止構造を備えた作業機を提供することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の一実施形態による作業機としてのエンジンブロワの斜視図である。
【図2】 エンジンブロワの一使用時における別の角度から視た斜視図である。
【図3】 エンジンブロワのエアクリーナを含む要部拡大図である。
【図4】 図3に示す部位を別の角度から視た要部拡大斜視図である。
【図5】 エアクリーナのエアクリーナカバーの正面図である。
【図6】 エアクリーナカバーの斜視図である。
【図7】 エアクリーナカバーの別の角度から視た斜視図である。
【図8】 エアクリーナカバーの底面図である。
1…エンジン
2…エアクリーナ
3…キャブレター
6…フィルタ部
7…エアクリーナカバー
10…吸気ポート
71…収容室
72…対向壁
72a…区画壁
73…底壁
73a…吸気口
77…第1庇部
77a…傾斜面
77b…庇幅方向両端部
77c…庇幅方向中間部位
78…第2庇部
78b…庇幅方向両端部
79…水切り部
80…延長部
100…エンジンブロワ(作業機)
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